山本一力 道三堀のさくら

今日は分厚い雲に覆われた曇り空である。午後から晴れるかもしれないが、昨日よりははるかに渓流釣りに適した天気である。
明日からは北の高気圧に覆われて涼しくなり夏が終わるらしい。
 
山本一力の「道三堀のさくら」を読了した。
水売りの龍太郎という青年が主人公で、おあきという蕎麦屋の娘と協力して、困難を克服して行くが、おあきは龍太郎から遠州屋の一人息子団四郎に気持ちを乗り換え、蕎麦屋の夫婦も遠州屋になびいてゆくところで終わっている。
唐傘に空いた一つの小さな穴から、張り替えたばかりの傘なのに雨がにじんできて濡れてしまう。
龍太郎は最後に気持ちを切り替えて、本業の水売りを深川の住民に喜んでもらえるように、団四郎が進めているろ過した水の販売をお願いし、男同士は気持ちがつながる。
ハッピーエンドでは終わらないが、龍太郎の心理描写がとてもよくできていて感心した。

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