山本一力 峠越え

今日は昨日よりもっと雲の多い天気で、気温も下がり過ごし易い。
朝方一時強いにわか雨が降ってから、晴れ間がのぞくようになった。季節の変わり目は天気も変わりやすい。
 
山本一力の「峠越え」を読了した。
女衒の新三郎が女を仕込みに向かう途中、藤沢で暴漢に襲われていた壷振りのおりゅうを助けて知り合い、江ノ島弁財天の出開帳を回向院で開いて成功させ、借金を清算して女衒から抜け出し夫婦になる第1部と、テキヤの元締め四天王と女衒の元締めを先達して久能山参詣の旅をしながら苦労や経験を重ねる第2部からできている。
遊行寺の坂、江ノ島神社や弁財天、龍口寺と私が子供時代に過ごした地元の話が出てくるので懐かしくなった。
峠は人生の目標のようなもので、高い峠を越えれば新しい人生が開けると言っている。
新三郎とおりゅうの人物描写も良く描けていて、女を心底から信じていない新三郎が、おりゅうの信頼を受けて心底信じるように変わってゆくのがほほえましくも羨ましい。
山本一力の世界は、何時読んでも清清しい読後感を味わえる。
風呂上りの生ビールの味がする。
 

真夏の日差しに強いコウリス

今日は一日曇りであったが、途中で日が射したり、雨がパラついたりした。
短かった夏が正に去ろうとしている感じが実感される。雨が続けば本格的な秋は直ぐそこだ。
 
今年の夏向けに購入した花では、ランタナ、インパチェンスが今でも花を楽しませてくれているが、フェアリーベルとペチュニアは静養中で、ナスタチュウムは枯れる寸前だ。
玄関前の日当たりが良すぎて、12時間近く真夏の直射日光が当たるため、ほとんどの花が熱中症になって弱ってしまうが、コウリスだけは別格で、日が当たるほど元気に成育し、水を遣りさえすれば虫にも全く食われず手間のかからない優等生だ。
昨年から冬越しさせた2種類の鉢と、今年購入した2種類に指し芽をした鉢が並んでいるが、どちらも元気そのものである。
秋が深まって寒くなってきたら、先端を切り取って発根させ、小さな鉢に植えて冬越しさせれば、来年も鮮やかに色付いた葉を楽しませてくれるだろう。
夏の花樹ではなんといってもムクゲが我が家のエースである。
大柄の花なのに一日花で、毎日毎日次から次へと絶えることなく咲き続けてくれる頼もしい花樹だ。
この街では街路樹としてもよく植えられており、同じように花期が長いサルスベリと双璧をなす樹木である。

渓流釣り(世附川セギノ沢)

浅瀬に3:26に着くと、すぐ後に漁協の軽トラが通過していった。
先行は1台。若い釣師だ。久しぶりに美しい星空なので、5分ほど星を眺めてから堪能してから支度を開始する。
局地的な豪雨があるようで、山北のトンネルに大雨洪水注意報の警告が出ていて、路面も濡れていたが雨は降っていなかった。
川筋一つで豪雨が来たり来なかったりで、日本もついに熱帯モンスーン地帯に組み込まれてしまった感じがする。夕立の降り方が子供の頃から経験している降り方ではなくなってきている。スコールという言葉がピッタリする土砂降りで、傘や雨合羽が全く役に立たない激しさなのだ。
3:50頃にコンテナに顔を出し、先行釣師は樅の木沢ということなので、どうしようかなと思ったが予定通り、4年振りのセギノ沢にした。
4時の出発は2人で、直ぐに別れて一人で大又沢の林道を歩く。
浅瀬では星が美しかったのに、林道からは星がほとんど見えない。
一人で歩くと脚が遅くなりがちで、4:46に法行橋でライトオフする。日が短くなったのを実感する。
5:32に地蔵平では青空が広がり、夏雲が浮いて真夏の朝の空模様になっている。今日も晴天だ。
セギノ沢を2回渡渉し、5:43に第1堰堤の上から入渓する。
朝食と着替え休憩と考えていたら、アブやその他の虫が激しい攻撃を仕掛けてきて首筋や手首を刺されてしまった。まず防虫スプレーを回りに噴霧して虫を追い払ってから、顔や首、手などのスプレーを噴霧してようやく予定していた朝食と着替えに取り掛かることができた。
6:10から釣りを開始する。心配した水量はかなり減水している。
セギノ沢は鹿がとても多く、走り回る姿も見えるし、警戒する金属的な高い鳴き声が何度も谷にこだましている。
7:25の大滝沢橋先の第2堰堤までの間は、落込みが連続して一見すると渓相が良いのだが、淵はほとんど砂で埋まり、水量が少なくなっているので、魚の生存環境には厳しくなっているらしく、他の場所では活発に餌に食いつく小魚の魚影がほとんど見られない。
結局15cmのヤマメを2匹リリースし、もう少し大きい良型ヤマメを3回見かけただけで、釣果に結びつくものはなかった。
第2堰堤は左から簡単に越せると思えたが、木の根に掴まりながら高度を稼いだ後、上流側には岩盤が幅2mほどあるので滑ったら大変と、下流側を大きく高巻こうと登っていったらどこまで登っても岩盤があり、途中で諦めて岩盤の上を熊笹の根をしっかり握ってトラバースし、7:43にようやく堰堤の上にでる。
堰堤の高巻きに18分も掛かってしまったが、帰路は慎重にやっても3分で済んだので、相当無駄な努力をしたことになる。
一息入れてから釣りを再開する。水量はさらに細くなり、この先どこまで釣りができるか心配になる。
7:58に小さい砂に埋まった落込みで18cmのヤマメ、8:16に倒木の小さな淵の石裏でも18cmのヤマメをリリースする。
大倒木の下の浅い小淵に良型がいそうな雰囲気がするので、8:20~8:27まで粘ってみたが、小魚の軽い当たりで餌だけ取られてお終いであった。
大倒木を越えると沢は二筋になり、右側の方が水量が多い。
8:30に左から枝沢が入ると、沢は右に180度Uターンする。この先は平面的な堰堤上流のザラ瀬から連続落込みの好渓相に変わる。
渓相は良くなっても、落込みの下の淵が砂で埋まり水深が無いので、魚の姿があまり見えず、魚信も無い。
8:45から左側が広い河原になり、ガレの枝沢が入り、右が岩盤の連続落込み帯になる。
8:50に小淵に良型の魚影が見えるが喰わない。8:55にその上の小淵で20cmのヤマメを釣り上げる。
9:00から倒木帯になる。先のほうに大滝の水しぶきが見える。
第1の大淵は4年前にビールビンのヤマメを見た淵だが、砂ですっかり埋まって中央部分が砂地になり、流れは両側に分かれて淵尻で合流している。
流れは細く浅いが、石裏が深そうなので大物が潜んでいる気配が濃い。9:15まで缶チューハイを飲みながら休憩をして流れを探査するが魚影は見えない。休憩しながら、時々仕掛けを流したが魚がニョロリと出てくることは無かった。残念。
9:25から唯一の滝である大滝。ザックを下ろしてデジカメで色々な角度と位置から撮影する。
大滝の淵は浅くなっていて、魚影も魚信も無かった。
右側のガレとの境目を簡単に越して、9:46に堰堤の下流の小さいが水深がある淵に仕掛けを入れると、大物が餌を追って出てきたが逃げた後に、泡立ちの中で21cmのヤマメを釣り上げる。
あの魚影を絶対仕留めようと、ザックを置いて休憩し、まず第3堰堤の滝壺に仕掛けを流す。9:55~9:58まで仕掛けを流したが、水深がほとんど無いので、小魚の魚影しか見えない。
続いて、下流の小淵で9:59~10:05まで粘ったがついに大物は姿を見せなかった。
竿をザックに仕舞い、左側のガレを登って堰堤を高巻く。比較的簡単に越せて10:10に堰堤の上に出る。
この先はガレ沢が3個連続して右側から入り、沢は左に180度Uターンする。
10:16に小さな砂地の浅い落込みで23cmのヤマメを釣り上げる。良く引いて気持ちの良いファイトであった。
10:25に川幅一杯ある大石と倒木の砂で埋まった淵でも23cmのヤマメを釣り上げる。倒木の裏側に逃げ込まれ、水量があればバレていたが、浅い砂地でからまる障害物が無かったので釣り上げることができた。
10:36に右から水量のある枝沢が入り、沢は右に大きく曲がる。左の植林帯には切り倒された間伐材が一杯見える。
10:51に砂で埋まった小さな落込みで今日最大の24cmのヤマメを釣り上げる。4年前は大淵であった場所で、右に大倒木があるのが目印である。
11:03に岩盤の小さな落込みで22cmのヤマメを釣る。太陽の日差しが沢に差し込んできてまぶしい。
11:08に大倒木帯の前の砂で埋まった大石の淵では魚影は見えるがかなり小さい。
11:19に分岐前の最後の倒木帯手前の広場で納竿として、昼食休憩を取り魚を捌く。
4年前の沢なのに歩いてみるとほとんど覚えているのに自分でもビックリする。
渓相は変わっていないが、砂が良淵を埋め尽くしているので、魚が住む場所が無くなって可哀想である。
12:02に下山を開始する。
12:18に第3堰堤を大きく高巻こうと、右の山にある踏跡をよじ登るが、これがけもの道でどんどん上に登っていってしまうので途中から深い熊笹を掻き分けて無理な下降をして12:34にようやく堰堤の下の高巻き道にでる。
この高巻き道は大滝を高巻いてガレ沢に出るので、12:42に滝の下まで無事戻ることができた。
13:06に大滝沢橋の廃林道まで戻り、着替えと休憩をして、再度防虫スプレーを噴霧してから13:25に廃林道を下山する。
13:40に地蔵平、秋の気配が感じられるススキが一杯咲き出している。
林道を歩きながら自然観察をしてみると、緑一色だった樹木の葉の先端が黄色や赤に変わり始めており、秋が始まっているのを実感する。
紫色のつる性の花を見つけ、赤い実を一杯付けた樹木がかなり増えて、林道に彩りを添えているのを楽しんで、15:16に浅瀬に着いた。
15:27に浅瀬を出発して、17:34に自宅着。途中山北で激しいスコールにあったが、極めて短時間であった。
 

ミョーガの支柱と飛び石移動

今日も朝から良く晴れて、4日間連続の快晴で、夏を存分に楽しむことができた。
甲子園の高校野球の再試合は、結局しっかりはじめから終わりまでTV観戦してしまった。
あれほどの好ゲームを2日間もして、勝者と敗者に分けてしまうのは、あまりにも残酷で可哀想ではないかという気持ちになってしまう。
初優勝した早実も、3連覇成らず最後に負けてしまった駒大苫小牧も最後まで素晴らしいプレーで感動を与えてくれてありがとうと言いたい。
 
今日は、ミョーガの枝が裏の狭い通路にはみ出してきて、通行が困難になってきているので、支柱を立ててはみ出しを規制し、通路の飛び石を40cmほど壁のほうに移動して楽に通行できるようにした。
支柱のほうは、ありあわせのポールを使用し、寸足らずのポールを2本合わせて使うなどの工夫をして、購入額をゼロに抑えて節約した。
飛び石を移動するために持ち上げてみると、写真のようにドクダミの根がビッシリと生えていて、生命力の余りの強さに衝撃を受けた。これでは、いくら地上の葉を取り除いても絶滅することは困難である。
支柱の規制と飛び石の移動により通行が非常に楽になった。

ハナダイコンの若葉が

今朝はにわか雨がパラパラと5分ほど降ったが、一日中晴れ間が出て、3日間連続して真夏の日差しが暑かった。
甲子園の高校野球の決勝戦は引き分け再試合ということだが、明日また同じ試合をするというのは、選手や観客を全く馬鹿にした話であると思う。私は興味が無いのでTV観戦するつもりはないが、もう一度同じ試合を始めからというのは筋が通らないひどい話ではないかと思うが、誰もクレームをつけないのはおかしな伝統に縛られているためだろう。
一言文句を付けたら出場停止になるのだから、可愛そうな業界だと同情はする。
 
夏が終わったわけではないが、春の花であるハナダイコンが100株ほど一斉に芽生えてきている。
普通に寒い冬が来れば枯れてしまうのだが、暖冬に備えて第1陣を芽生えさせているのかもしれない。生き残りをかけた自然界のすさまじい生命力を感じる。
タカサゴユリという雑草が10株ほど我が家に居座り、毎年種を散らして(球根?)生えてきている。今年も花が咲き始めているが、そこそこ美しいユリの花で、雑草として除去しないので、次第に数を増やしてきている。
今一番元気に花を咲かせているのはムクゲで、花は一日花なのに、次から次へと本当に良く咲くと感心するくらいに咲き続けている。
庭の地面に水遣りを始めたら、玉スダレがあちこちで咲き出した。小さな球根が庭一面に散らばっているので、時期がきたと思えれば、いつでも花が咲き出すのだろう。
秋明キクが蕾がふくらんで今にも咲き出しそうな雰囲気になってきている。8月中には次々と花が咲き出すのだろうが、この花が咲き出すと、何時も名前の通りに、秋が来たと思えてしまう。
ラズベリーとヒイラギの間に移植したキンカンが元気を回復してきている。最近キンカンの根元が何時も乾いて乾燥していることに気づき、毎朝の水遣りを続けていたら、若葉が一杯生えてみずみずしくなってきた。花の季節は終わってしまっているので、キンカンの実がなることはないと思うが、来年花を一杯咲かせるために元気を回復するのは良いことだと思う。
ローズマリーはこれまでヒイラギとライラックに上空を覆われていじけていたが、ライラックとヒイラギを大幅に間引き剪定したので、日が差し込み急に元気を取り戻したように見える。植物には太陽が絶対に必要なのだと思う。
玄関のノボタンが毎日美しい花を咲かせている。この花も一日花なので、次々と咲き続ける割には派手さがないが、とても良い色をしており、気が休まる花である。
インパチェンスの花に巨大な虫が付いているのを水遣りの時に発見した。アゲハ蝶の幼虫に較べて2倍以上も大きいのでどんな虫になるのか興味があるが、全部の葉を一日で食べられそうな大きなので即駆除した。
ゴーヤの赤い種の実を洗い落とし、乾燥した種を作った。来年になったら3月の初旬には苗床に種を播いて育ててみようと思う。
フウセンカズラの種も一杯採取できたので、冷蔵庫にぶどう虫の箱に入れて保管することにする。
 

ゴーヤの双葉が

昨日に続いて今日も、本格的な暑い夏の日差しが一日中照りつけて、汗にまみれた一日であった。
庭の植物たちも耐えるが大変なので、朝と夕にたっぷりと水遣りを行って、あと僅かの酷暑をしのいでもらっている。
今のところ、暑さで枯れてしまった植物は無いようだが、ナスタチウムはかなり衰弱してしまっている。
 
3週間前に完熟させた状態で収穫したゴーヤの赤いタネを4個、2週間前に鉢に播いて水を遣ってみたら、元気な双葉が2個出てきた。
これから地植えにしても、冬になってしまうので収穫は無理で、室内で育てられる大きさでもないので、枯れてしまうのを座視するしかないが、来年は苗を買わずにあまったタネを冷蔵庫に保存しておいて、4月になったら鉢に種を播いて苗を作ってみようという気になった。
赤い実をこすり落とし、乾燥させて冷蔵庫に保管したので、来春に忘れなければタネからゴーヤを育てられるかもしれない。
ミニトマトの1.8mの支柱の上部を越えた部分が、鈴なりの実の重さに耐えられず、折れてしまうので、支柱の上部でカットしていたが、切断箇所から再び脇枝が伸びて、花が咲き小さな実を付け出している。
あまり背丈が高い支柱を作って伸ばしても、収穫に困るが、とりあえず今の枝が折れないように、約80cmほど支柱を継ぎ足して伸ばしてみた。
手前側は、梅の枝を利用して支柱を支えているので強度は十分にあると思われる。
これ以上の高さにすると、簡単に収穫ができなくなるので、この作業で延伸は打ち止めにする。

玄関前サツキの間引き剪定

今日は未明に雨が降る音が聞こえ、午前5時に起きたときには庭が濡れていたが、日中は8日振りの快晴で、久しぶりに真夏の太陽を一杯に浴びることができた。
酒匂川の昨日の増水では、25人が救助され、2人が死亡という大きな事故になってしまった。下流では上流での集中豪雨を察知することが困難で、逃げ足の遅い70歳と66歳の老釣師が逃げ遅れて流されたらしい。
源流では、いままで細流であった渓流が、激しい雨が降り出して30分もしないのに、対岸に渡渉できないほどの激流に変わる経験を何度かして、増水の恐ろしさを十分に理解し、心構えができているが、下流では川幅が広いので、逃げるのに時間がかかり、体力が無い老人から犠牲になってしまったらしい。
 
今日は、玄関前のサツキとツゲの剪定を行った。
玄関前のサツキは、上方をツゲに覆われているため、これまで一度も花を咲かせたことがない。除去して日陰に強い花を植えるべきだという妻の意見があったが、最後のチャンスを与えるために、間引き剪定を行った。
サツキの裏側の半分は枯れてしまっており、枯れ枝をカットし、繁茂しているツルリンドウを根こそぎ除去して風通しを良くした。
隙間ができてスッキリしたと思っている。
午後からは、ツゲの刈り込みを行った。ツゲは我が家の玄関のシンボルツリーなので、サツキのようなスキスキの間引きを行うことは避けて、内側の枯れ枝を大幅に整理することにした。
中央から枝を伸ばして、外周面まで届いた枝には葉が茂っているのだが、タッチの差で負けた枝は太陽が届かずに枯れてしまい、風通しを悪くする悪さしかしていない。
こうした枯れ枝を除去すると、内側がスッキリして風通しがとても良くなった感じがする。
枯れ枝と間違えて、外周面に葉を出している枝までカットしてしまい、穴を数箇所開けてしまったが、スッキリしたツゲの内側になった。
ツゲの外周面の出っ張りをカットして整えて、なかなか見事な玄関のシンボルツリーの整理ができたと思う。
こうした間引き剪定により、とても大きな空間が新しく出現したような感じがする。
 
 

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