藤沢周平 用心棒日月抄

今日は朝から快晴であったが、明け方の冷え込みは厳しく0℃の気温で、昼間の最高気温も5℃と久しぶりに締まった冬の天候となった。
気温だけが下がっても、太陽の輝きは春の力強さを示しており、今が既に春なのだということは誰の眼にも明らかなのである。
今年の暖冬は、数十年後から観ても多分極めつけの暖冬なのだと思う。
暖房の石油ファンヒーター用の灯油の購入が、今冬は今までに2缶しかないのである。例年の1割にも満たない分量で、例年はガソリンスタンドに毎週通っているのに、今冬は今まで1度しか行ったことがない。
 
藤沢周平の「用心棒日月抄」を読了した。
藩主の毒殺を聞いてしまった男が、謀略に加担した許婚の父親を斬り、脱藩して江戸に出て浪人となり、用心棒を家業として、口入屋の周旋を受けて行くうちに、赤穂浪士の仇討ちに深くかかわって行く話である。
 
情景描写だけではなく、人物の心情の描写も比較的に細やかに出来ていると思うが、北原亜以子に較べると女の心情描写には薄いと感じてしまう。
 
私個人としては、武士では無いので、斬り合い活劇には全く興味が無く、専ら心情の描写のほうに興味が行くのだが、女の気持ちの描写には北原より劣ると断ぜざるを得ない。
作者の周平は男で、本当の女の気持ちが分かっていないのである。(私も男なので本当には分かっていないのだが)

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