バルサミノーの自作(ルアーの自作30)

今日は久しぶりに日差しが戻り早春らしい陽気であった。明日の渓流解禁日も雨は降らないらしいので、かなりの釣り人で混雑することだろう。

今年は、暖かくなるまでは平日に近場で1回/週の釣行をルアーで行いながら、不摂生で衰えた足腰の鍛錬をして体力の回復をはかり、ドライでも釣れるようになったら、2回/週のペースにアップして源流に出かけようと考えている。

昨日から小型ミノーの自作を始めている。長さ3.5cm、厚さ6mm、高さ7.5mmの1.3gと1.7gのミノーを初めてバルサの貼り合わせで自作しているのである。

バルサはあまりにも軽く弱い素材なので、今回の工程では問題が多く発生してうまく作れなかったので、次回は工程を変えようと思っている。

素材の加工は檜やホウと較べると簡単に手早くできるので、コツさえ掴んでしまえば、量産が容易に出来そうである。

①方眼紙にポンチ絵を描き、ロッドケースの破片をかぶせてケガキ、テンプレートを作る。(写真1)

②バルサ(板厚3mm)にテンプレートを使ってボールペンで表裏を交互にケガく。(写真2)

③カッターナイフで分割する。(写真3)

④カッターナイフでケガキ線に沿って、外形を切り出し、アイ用のステンレスワイヤが通る溝を掘る。(写真4)

⑤ステンレスワイヤー#22、直径0.7mmを曲げてラインアイとフックアイ用のアイを作り、スレッドで巻いて、暴れを押さえ込む。(写真5)

⑥板オモリを中央に巻き、板オモリを収納する溝を掘る。板オモリは今回、0.2×10×18mm(0.38g)と0.2×20×18mm(0.77g)の2種類作ってみた。写真は0.2×10×18mmの板オモリの場合である。(写真6)

⑦板オモリ、0.2×20×18mmはバルサの下辺との隙間が薄く、そのまま厚く巻けないので写真7のように横に伸ばしてステンレスワイヤーに巻きつけた。

⑧表裏のバルサの内側面に接着剤を塗り、10分ほど強く押さえて接着する。(写真8)

⑨精密金ヤスリ、紙ヤスリを使って外形を仕上げる。(写真9)

⑩クリヤラッカーに上下を逆にして3回ディッピングする。(写真10)この工程は間違いであった。柔らかいバルサの表面がラッカーの皮膜により硬くなってしまうと、後にリップ用の溝を掘るときに、カッターに力を入れないと刃が食い込まず、ラインアイに近い部分のバルサを壊してしまい、リップをしっかり固定できなくなってしまった。

表面を硬くする前の柔らかいバルサの時にリップ用の溝を掘りこんでおくべきであった。

⑪アルミホイルをヤスリに押し付けて溝の模様を転写してから、バルサ用のテンプレートで外形をボールペンでケガく。(写真11)

これまではキッチンテープを使ってきたのだが、厚みが厚すぎてうまく曲面になじまなかったので、今回からアルミホイルに変えてみた。

⑫切り離したアルミホイルをバルサの表面に指で押し付けて形状をなじませてから、一旦外し、ラッカー薄め液をハケで塗ってから再びアルミホイルを戻して接着する。(写真12)

アルミホイルは薄いので、バルサの表面に指で押し付けると3次元の曲面になじんだ形になる。これを外し、ラッカー薄め液をハケでクリヤーラッカーの表面に塗ると、クリヤーラッカーが溶け出してベトベトになり、アルミホイルを押し付けると、しっかり美しく接着できる。

アルミホイルは美しく接着されたのだが、事前に苦労して転写したヤスリの模様は跡形も無くなくなっていた。模様が消えてしまうのであれば、わざわざアルミホイルの輝きを消してしまうようなヤスリへの転写は行わないほうが良さそうである。次回は省略してみよう。

⑬アルミホイルを接着してから、クリヤーラッカーに上下を逆にして3回ディッピングをしてから、リップの位置を油性ペンで描き、カッターナイフで溝を削りこみ、リップをはめ込み、接着剤で固定する。(写真13)

アルミホイルとクリヤーラッカー6回のディッピングで硬くなった表面に刃を立てようとすると力を入れないと食い込まず、食い込んだときにはラインアイ側のバルサ本体が壊れて飛んでしまっていた。

今回新しく入手した自作本のマニュアル通りに行ってみたのだが、この手順は明らかな間違いである。バルサの表面を硬化させる前であれば、簡単にリップの溝をナイフで掘ることができるので、次回からは手順を変更しよう。

⑭アクリル塗装をして色を付け、目玉を書き込む。(写真14)

今回は背を、オレンジ、緑、紫、チョコレートの4色に塗り分け、腹を白に塗っただけで、アルミホイルの上からの薄い上塗りはしなかった。簡略化したこの塗装で魚の反応を調べてみようと思っている。

目玉はホログラムシートをポンチで打ち抜いて貼り付けたほうが、目玉らしく見えるのだが、本体が小さくなってきているので、目玉がアルミホイルにしっかり接着せずに浮き上がってしまうので困ってしまった。結局黒目だけを爪楊枝で黒ラッカーをポンと押して書き込み、白目は無しに簡略化したのである。

アクリル絵の具の白で黒目の周りを縁取るくらいは次回試して見ても良い。

この後は、ウレタンのディッピングを5回繰り返し完成なのだが、23℃で4時間かかる1回の乾燥時間を実現していたミニ乾燥室が、パセリの種に使われてしまっているので、ウレタンへのディッピングは行わず、取り合えずここまでで完了とする。

01最初にポンチ絵を描く09-2-28 02テンプレートで表裏交互にバルサにケガく09-2-28 03ナイフで分割する09-2-28 04外形をナイフで削り溝を掘る09-2-27 05アイをステンレス線で作りスレッドで巻く09-2-27 06板オモリを付け溝を掘り直す09-2-27 07重さが2倍の板オモリも09-2-28 08接着剤を付けて張り合わせ09-2-28 09外形をヤスリで仕上げ09-2-28 10クヤラッカーに3回ディッピング09-2-28 11アルミホイルにヤスリ跡を付けケガク09-2-28 12アルミホイルを貼り付ける09-2-28 13リップ溝を掘り接着09-2-28 14塗装と目玉書き入れ09-2-28

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パセリの種蒔き

今日は朝から曇り空で肌寒い冬の日であった。明日はもっと冷え込み雪が降るらしい。三寒四温というが寒さがぶり返しながらも次第に春が本番を迎える陽気へと移り変わって行くのだろう。
 
今日は不足している野菜として妻から栽培を要請されていたパセリの種を45粒ピートバスに種蒔きした。(写真1)
 
パセリの種は5年ほど以前に購入した種が8割くらい残っているのだが、ここ2回ほど連続して全く発芽しないので、今日新しい種を購入してきたのである。
新しく購入してきた種袋にも、有効期限が今年の10月までと記載されており、生鮮食品のような僅か半年の有効期限の設定には強い不満を感じるのである。
植物の種の寿命が1年にも満たないのであれば、翌年が異常気象であればその種は即時に絶滅してしまい存続することができないのである。
 
植物の種は、琥珀に閉じ込められた数千万年前に絶滅した種が現代でも発芽して蘇るように、本来は数百年のオーダーで普通の確率で発芽するものなのに、1年以内という極短い有効期限を設定し、期限を過ぎると発芽し難くなるような種を販売しているメ-カーの商業主義に強い反発を感じるのである。
 
栽培家がメーカーの種を購入せず、自分で育てた植物の種を採取し、その種を撒くようにしなければこうした商業主義は無くならないと感じているのである。
我家ではバジル、青シソ、ゴーヤ、フウセンカズラはこの自己循環のサイクルに完全に入っているので、今年はできるだけ、その他の野菜の種を採取するように努力してみようと思っている。
 
パセリの発芽温度は20℃で、私の居室は寒すぎて発芽しないので、夜間は電気ひざ掛けで覆ったミニミニ温室で23℃に保温し、昼間は窓辺に出して何とか発芽を促そうと思っている。(写真2)
 
かなり長期間使用せずに眠っていた電気ひざ掛けであるが、温度が23℃までしか上がらず、ほど良い暖かさが長時間保たれるので、ルアーの乾燥室としても活躍を始めており、今は大活躍しているのである。
 
 

渓流釣り08(世附川本谷CR区間)

6:25に自宅を出発するとすぐに雨が降りだす。道路脇には菜の花が咲いていて春が来ていることを告げている。

松田町で雨が激しさを増し、道の駅山北周辺では満開に咲き誇る河津桜を楽しんで、8:06に浅瀬に到着する。先行車は2台だ。

8:20に漁協の事務所に入った頃から雨足が強まってきたので、しばらくコーヒーを飲みながら自作ルアーを見てもらい雨宿りする。I監視員が昔使っていたというルアーを見せてくれたが、真ん中を切り起こしてリップにしたスプーン、2ピースの細い曲がった板が絡み合ったルアー、長さが2cmなのに肉厚が1.5mmもあるスプーン等面白い製品がたくさんあった。実釣を重ねると、ある特殊な環境に適合した特異な形状のルアーを作りたくなるものらしい。

今日の釣り人は大又沢にプロのフライマンが2人だけで、カメラマンと3人で入渓しているらしい。

9:00頃から土砂降りの雨になり、天気図をネットで調べてもらうともうすぐ分厚い雲が抜けて行きそうだというのでしばらく待っていると,小降りになってきたので、9:27に事務所を出発する。便利な世の中になってきたものだ。

林道を少し歩いて、9:38に#6の入渓路から入渓する。気温9℃、水温8℃で小雨が降り続いている。増水は少ないが濁りはかなり厳しくなってきていて、ウエーダーのブーツの深さで底石が見えないので、慎重に渓流の中を進む。

濁りが入ったときには、魚の視界が悪くなるので、音でも魚の興味を引きつけるスピナーが良いとI監視員からアドバイスを受けて、φ24mm2枚ブレードプロペラスピナーゴールド玉オモリ1.9gを最初のルアーに結んである。 

増水で水流の白泡立ちが増し、流れの流速が速くなっているので、右岸から樹木が張り出し、落込みが連続する#6の瀬は源流釣りの練習にとても良い場所だ。スピナーが狙った落ち込みのソデに落ち、水流の脇をうまく引いている積りだが、魚が待機している筋と違っているらしく、魚信が来ない。濁りのために魚影が全く見えないので、今日釣れなければ魚の居場所が分かっていないということになる。

10:07に#7入渓路の最初の巨岩の大淵。スピナーを5回キャストして淵の全面に走らせたが何も当たりらしきものが来ないので、10:10にプリスプーンゴールドホロ貼りオレンジマニュキュア左右塗装3.2gにルアーを替える。濁りが厳しい水面なのに、スプーンがキラキラ輝いて見えるので、かなり浅いところを走っているようだ。リーリングが速すぎるのかもしれないが、水流よりも速く走らせないとスプーンは踊ってくれない。

10:14にダイビングミノー4.0cm、2.8gイワシカラーに替えて底を走らせる。全くミノーが見えないので、トゥイッチングをしても空しい。魚影が見えず、ルアーも見えない渓流で、キャストを繰り返しても魚信もこない。

増水していたので第2の巨岩の大淵をパスし、河原を歩いて、林道側にある曲がった大淵へ向かう。大淵の右岸の河原への渡渉は普段は水深30cmの浅いところを進むのだが、今日は濁りが厳しく全く水深が分からない。底石が見えないので足の感覚だけが頼りになる。こういう場合は深くても底が砂の場所を横断した方が転ぶ危険が減って安全なのだ。股下に近い深さの砂場を通って右岸に10:22に着く。

魚影は見えないが、いつも林道側の岩壁の下に行列しているので、左岸に向かってミノーをキャストし、斜めに手前までリーリングしてくる。同じ隊列ならミノーが魚と出合う確率はかなり低いが仕方が無い。

10:30にハスルアー3.3cm、2.5gゴールドホロ貼りに替えたが反応は無い。流れ込みの曲がった淵、広いトロ場にキャストをしてルアーをリトリーブするが、魚の待機位置から30cm離れたら見えなくなってしまうので、見付かる確率はかなり低い。

10:40に#8入渓路前のトロ場への渡り戻し。普段は足首までしか水深が無い底石が積み重なった場所を渡るのだが、ここも股下まで水深がある砂底の場所を選んで慎重に渡渉する。

10:50に連続する瀬へ進む石積みの場所の通過が危険なので、左岸の岩壁際を腰まで浸かりながら越す。普段水溜まりになっている場所なので、思わぬ水深の深さにびっくりする。

10:55から#8の大トロ場。広大な泥水の海になってしまっており、どこが水流の筋なのかも分からない。φ24mm2枚ブレードプロペラスピナー2.8g植毛バスシンカーにルアーを替えてキャストを繰り返したが全く反応は無かった。

11:00に#8の曲がった大淵への渡渉。ここは普段でも底石を選んで横断している場所なので、底石が見えないと渡渉は苦しい。(写真1)手前の浮き石に手を置き足で底石を探りながらそろそろ進む。体重を移動しようとしたときに底石が少し動いてバランスが崩れヒヤッとするがなんとか右岸に渡る。

#8の曲がった大淵でも反応が無い。11:16に#9の大淵でも反応無し。

11:20に#9の瀬を渡渉する。(写真2)泥水で底石が全く見えなくなると、この場所での渡渉はとても危険であった。増水はそれほど多くないので水深が浅い場所を探せれば良いのだが、簡単にはルートが見付けられない。転倒しないように浮き石が多い、水流が少し激しい場所を選び、手もしっかり使って渡ったが、泥水のような状態では、渓流を渡渉すべきでは無いと反省したのである。

11:30に堰堤のプールにキャストして、11:35に納竿して、11:55に休憩所に戻って昼食休憩する。雨はほとんど止んでおり、空が明るくなってきている。

12:35に午後の部を事務所前のプールで開始する。濁りは少し薄くなり気温が上がって暖かくなってきた感じがする。温度計で測ると気温13℃、水温8℃であった。雨は上がっている。ウィローリーフスプーン4.0cm、3.0g赤/ゴールドホロ貼りを結んでキャストする。

魚信が無いまま、遡行を続けていると、ラインがスプールの途中から飛び出すトラブルがあり、かなり絡み合ってしまったので、PEラインを思い切って切ってしまったら、スプールに少ししか巻き付けていなかったので、ラインが短くなってしまった。4LBのナイロンラインを40mほど追加して、久しぶりにナイロンラインでのキャスティングを味わうことになったが、大分雰囲気が異なっているような感じがした。

13:30~13:40まで#1のプールでも魚信が無いので、林道を歩いて進み、14:03に#4の入渓路から再入渓する。

キャストを続けていると漁場パトロールをしていたI監視員が下りてきて、色々アドバイスをしてくれる。ここは浮き石の裏ごとにイワナが隠れている場所なので、今日釣れるならここだろうと期待していた場所なのである。途中でルアーをブレットンスピナー3.0gに替えて14:20まで粘ってみたのだが、最後まで当たりは来なかった。

ルアーが落ちている場所も、リトリーブしてくるコースも悪くは無いと思うのだが、濁りが厳しい場合はより正確に魚に近い所を通過しないと喰い付いてくれないということなのだろう。平水の時は、魚が遠くを走るルアーを見付け、追いかけて飛び付いてくれるのだが、濁水では遠くを走るルアーを見付けられないのだ。

14:30に#7の入渓路から巨岩の淵に入渓する。僅かな時間しか経っていないのに、泥水のような濁りがかなり薄れてきているが、魚の反応は無かった。

14:45から2番目の巨岩の淵でスピナーを岩に掛けて無くし、プリスプーン3.3cm、2.4g緑カラーに替えるが反応が無い。増水がたいしたことが無くても、濁りが厳しい場合は、淵の中に入ってルアーを回収に行けないし、上流側へ廻るのも難しいのでルアーを諦めざるを得ない。

14:50に#7の曲がった大淵への右岸への渡渉。濁りが少し薄れてきて、底石が見えるようになってきているので、何の問題も無く簡単に通過する。水量よりも、濁りの方が渡渉には影響が大きいのだ。

#7の曲がった大淵。気温17℃、水温9℃。水蒸気が立ち上って行く。緑では反応が無いので、プリスプーン3.3cm、3.2gゴールドホロ貼り、両側オレンジマニュキュア塗りにルアーを替えるが、魚信は無かった。

15:12に#8の入渓路前の大トロ場への渡渉も濁りが薄れて簡単に出来るようになっている。

15:18に右岸から樹木が張り出す連続落込み帯で、プリスプーンを落ち込みの中に巻き込まれて失くす。フローティングミノー2.8cm、1.7g緑/銀カラーにルアーを替えるが、白泡立ちの流れが速い瀬でミノーをしっかりリトリーブするのが難しいので、すぐにハスルアー大4.0cm、4.5gゴールドホロ貼りに替える。

15:30から#8の大トロ場。泥水だった午前中に比べ、濁りがきついという感じにまで薄くなってきている。φ24mm2枚ブレードプロペラスピナー1.9gゴールド玉オモリにルアーを替えると、初めて魚が追いかけてくる姿が見えたが、1回だけであった。

15:38に#8の曲がった大淵への渡渉も、底石がはっきり見えてきていたので簡単であった。15:45に落ち込みにスピナーを落としてリトリーブすると手元まで追いかけてきたニジマスが、初めてガツンと喰い付いたが、すぐにバレる。15:50にダイビングミノー4.0cm、2.4gヤマメカラーに替えて淵底を引いてみたが、追加の当たりは来なかった。

15:56に#9の左岸岩壁の大淵。落ち込みの付近からミノーを淵底近くを引いてくると、ヤマメが追いかけてくるのが見えたが、途中で引き返してしまった。当たりが無くても魚が追いかけるのが見えるだけでも楽しい気分になるのだ。

16:10に#9の入渓路前の瀬では魚影が見えず、魚信も無く、濁りが薄くなってきたので底石が良く見えて林道側への渡渉が楽に出来る。16:17から堰堤下流のプールを探ってみたが、魚信が無いので、16:24に最後にφ24mm2枚ブレードプロペラスピナー1.9gゴールド玉オモリにルアーを替えて、右岸の大石廻りの深みの底を探ってみたが、反応が無いので、16:28に納竿にした。

林道を歩きながら様子を見ると、濁りがさらに薄くなり、後2時間で絶好の笹濁りになりそうな感じであった。16:52に事務所に戻り、I監視員と少し話をする。濁りの厳しい渓流でのルアー釣りには全く歯が立たなかったが、釣りの奥義は深いのである。17:20に浅瀬を出発して、19:12に自宅に着いた。

昨年は9月22日に雨で濁りの入った樅の木沢でルアーで魚が釣れなかったので、その後は禁漁まで餌釣りに復帰してしまったのだが、今年の渓流釣りスタイルをどうしようかと考えている。3月の中旬までは水温が低く、沢床に魚が沈んでいるのでルアーで釣行し、暖かくなってきたら、ドライでフライ釣行するのを基本に、雨が降って濁りが入ったら何時でもミミズの餌釣りができるように準備しておくのが良いのかもしれない。

今度の日曜日が解禁日で、いよいよ来週から今年の渓流釣りが始まる。元気なうちは西丹沢を渓流探訪し、色々なスタイルの釣りと自然を楽しもうと思っている。 

01茶色に濁った#8の大淵09-2-25 02茶色に濁った#9入渓路前の瀬09-2-25

プリスプーンの自作(ルアーの自作29)

今日も午後から雨。今週は菜種梅雨のような天候で連日雨が降るらしい。菜の花が咲き出しているのでまさに菜種梅雨なのかもしれない。

朝からプリスプーンの自作を行った。プリスプーンというのはスカジットデザインズの平面的に曲げただけのハスルアーの仲間のようなスプーンで、製作が極めて容易なのである。

私は現物を見たことは無いのだが、本の写真と重さから概略の寸法を割り出して設計図を引いて自作したのである。

近くのホームセンターが倒産してしまい、銅板が入手できなかったので替わりに今回は真鍮板を使ったが大きな違いは感じられなかった。

幅10mm×長さ32mmで材料取りをすると、端に幅14mmの幅の広い部分が余ってしまうので、試しに幅14mmの少しメタボなスプーンも作ってみた。

最初にケガいてノコギリで切り出し、ヤスリで外形を仕上げてから、今回は最初にナイロンラインをアイに通してバランスを確かめてみた。(写真1)

今回自作した4ケのルアーとも少し傾いてしまったが、外形のアンバランスではなく、穴の位置が微妙にセンターから外れていることが原因であることが分かった。

丸い精密ヤスリでアイの穴を少し削り込み、センターラインを整えると全てのブランクが正しくナイロンラインから平行に垂れ下がったのである。

こうして出来上がったのが写真2のブランクである。ラインアイにスナップスイベルを付けたときに正しくバランスが保たれることを確認しているので自信がもてるブランクなのである。

次にこれらのブランクを風呂桶の水の中で引いて動作確認してみた。凹面に油性のマジックインキで線を引き、どちらが上を向いているのか明確に分かるようにしてしっかり確認したのである。

スローに引くと重心通りに凹面を上にして、左右に大きくウォブリングしながら大きくローリングしてヒラを打っているのが見えるのだが、引くスピードを上げるとローリングが大きくなり過ぎてくるくると回転してしまうのである。

この回転運動はリーリング速度が速くなると顕著になり、大きな円錐のような感じで安定して回転しているのがしっかり見て取れたのである。

回転運動が主体になるスプーンであることが明確に分かったので、表裏を定義しても意味が無いので、彩色は表裏を同じにしてみることにした。

ラッカーのドブ漬けで、緑、赤、青の3色塗装を塗り分け、幅の広いスプーンには表裏ともゴ-ルドホログラムシートを貼り付けて、両側をオレンジのマニュキュアで彩色した。(写真3)

室温13℃の室内に約1時間放置して乾燥させてから、23℃の乾燥箱を電気ひざ掛けで作り、ウレタンにドブ漬けして4時間の乾燥時間を2回まわして、何とか新しいスプーンが4ケ自作できたのである。

ウレタンが完全に乾燥硬化していないのでスプリットリングとリングとフックを付けていないが、精密はかりに載せて重さを量ると、2.4gと3.2gであった。2.5gくらいの重さのルアーに一番慣れてしまい、飛距離のコントロールもなんとか少しづつ向上してきているのである。

天気予報では明日は朝から雨だというが、解禁に備え自作ルアーの確認をしないままでは済まないので、雨の降り方が激しくなければ、CR区間で最後の確認をしてこようと思っている。 

01プリスプーンのバランス調整09-2-24 02調整済みのプリスプーンブランク09-2-24 03塗装したプリスプーン09-2-24

スプーンの動作確認

今日は朝から雨、風もかなり強く吹く荒天であったが、一雨ごとに春が近付いてくる感じしているので、私には望ましい雨なのだ。

ルアーの自作を始めて7ケ月になるが、これまでは作品を渓流に持ち込み、そこで初めて動作確認をしてきた。その結果、スプーンが裏返しに泳いでいるという重大なミスに気が付かずに使い続け、先週初めて気が付いて動転しているのである。

今日は基本から取り組もうと、我家の風呂場にスプーンを持ち込みしっかり動作確認を行ったのである。初めて近くで見るスプーンの泳ぎはとても魅力的で、魚が飛び付き喰い付く理由がようやく分かったのである。

写真1は風呂場で動作確認した4つのスプーンである。左から自作のシュホーン、シマノのスリムスイマー、スミスのピュアー、自作のエッグシェルである。

写真2は方眼紙に平面形状を写し取ったものである。順番はスプーンと同じに書いてある。シマノとスミスはスプーンを方眼紙に載せて外形をなぞり、自作のスプーンは設計図から書き込んだものである。

写真3は方眼紙に側面形状を写し取ったものである。順番はスプーンと同じに書いてある。スプーンを立ててシャープで写し取ったものなのであまり正確には描けていないが、雰囲気は出してある。

シマノとスミスは判別し易いように、凹面に青い油性マジックペンで太い線を書き込んだ。スプーンのスプリットリングとフックを外し、ライン用のホールにスナップスイベルを付けて引っ張ってみた。このスナップはロックが無いもので、バネだけではルアーが外れないか心配して使い出したが今のところは紛失も起きていない優れものなのである。(写真4)

スミスのピュアーを最初に試してみてその動きの大きさに驚いてしまった。確かに裏面に引いた青色の線が良く見えているので、裏の凹面を上に向けて泳いではいるが、ラインアイを中心にして左右45°にウォブリングして尾を振り、左右では90°ローリングして完全に立っているのである。渓流でキラキラ輝いて見えるのは、ウォブリングとローリングが激しくヒラを打っているからなのだ分かった。

これだけ激しくヒラを打てば、あまり表も裏も関係無く、川底の魚からは両面が見えていることに気が付いた。ただ、上から見ていて、銀色の凹面に引いた青色の線が鮮やかに目に残っているのだから、川底の魚の眼には凸面の塗装がより鮮やかに見えているのは確かだろう。

次にシマノのスリムスイマーを試してみたが、裏面に引いた青色の線は同じように良く見え、裏の凹面を上に向けて泳いでいるのは間違いないと確信できた。ラインアイを中に左右45°のウォブリング、90°のローリングも同じであったが、動きがより速いせいか、ゴールド色のせいかは分からないがキラキラの輝きがさらに増し、私の眼には小魚が泳いでいるように見えてきたのである。キラキラ輝いているのは魚の興味を引き付けているのはなく、小魚に似せて餌として誘惑しているのだと思った。

次は凸面が青で凹面を白に塗装した自作のシュホーンスプーンである。恐る恐る引いてみたのであるが、市販品と変わらない見事なヒラを打っているので驚いてしまった。上から見ていてもほとんど白い色しか見えないが左右では青い色がかなり見えるので、凹面を上にして尾を目一杯振り、ローリングがオーバーで凸面まで見えてしまっているらしい。時々青色にひっくり返ることがあるが、主体は白色であった。

このスプーンを渓流で引いたときには、くるくると回転しているように私の眼には見えたが、動きの大きさがしっかり制御されていないので、青い色と白い色が両方とも見え、回転していると感じたのだろう。

最後に凸面が緑で凹面を白に塗装した自作のエッグシェルスプーンを引いてみた。上から見ていると、確かに緑色が良く見えているが、左右に大きくウォブリングし、ローリングも大きく立っているのが見えので、動きは悪くないと感じた。見事なヒラをしっかり打っているのである。ローリングが大きいので、表面も魚にしっかり見せているように思えたが、魚からは逆に白い色が多く見えているのは間違いないので、凸面に魅力溢れる色彩を施しても、魚の眼に留まる頻度は下がってしまうのだろう。

動作確認で、自作の2つのスプーンがかなりよく泳いで健闘していることが分かったので少しほっとして改めで方眼紙に書き写した平面図、側面図を眺め直してみたのである。

写真2の平面形状の比較で、自作スプーンはフック側が太く下膨れになっているのが特長で、これは自作スプーンを設計したときに、私には市販品のようにお椀型凸面のたたき出しを深く出来ないので、その分幅を少し広げて水を多く受ければ良く踊るのではないかと意図して広げたものである。ルアーの本には幅が広がれば大きくゆっくり、狭くなれば小さく速く動くと書いてあったので問題は無いだろう。

写真3の側面形状の比較で、スミスのピュア-のベンドが一番緩やかで、シマノのスリムスイマーのベンドが一番きつくなっているが、ルアーの本にはベンドが緩やかなほど自然に動き、ベンドをきつくすると大きく尾を振ると書いてあったので、無難なところで、真ん中を選択したものである。

フックアイとラインアイの穴にナイロンラインを通してどちらが垂れ下がるか重心を調べて見ると、自作スプーンとスミスは凹面を上にしてラインから垂れ下がったが、シマノは立ってしまったのである。シマノが何度ラインを軸に回転させても同じ側を下にして立ってしまうのは左右のバランスが偏っているので製造ミスの不良品としか思えない。写真5は凸面を上にして泳ぐエッグシェルスプーンがナイロンラインから凹面を上にして垂れ下がっているところを示している。

止水であれば、重心通りの安定した垂れ下がりの形で凹面を上にして泳ぐのが自然なのだが、水流を受けると表面の形状により渦が生まれて左右偏荷重のシマノまで凹面を上にしてしっかり泳いだのである。

 色々調べてみたのだが、今日の確認ではどうして重心に逆らってまで凸面を上にしてひっくり返ってしまうのかは分からなかったが、一日中スプーンを見詰めていたら、凹面を上にして泳ぐのが一番自然であるのをはっきり感じ取ることが出来た。

01動作確認したスプーン09-2-23 02スプーンの平面形状09-2-23 03スプーンの側面形状09-2-23 04スナップスイベル09-2-23

野菜の収穫

久しぶりにコンテナ栽培している野菜の収穫を行った。

ホウレンソウは前回収穫しなかった2つのコンテナの葉がコンテナからあふれ出すほどの元気さを見せていた。(写真1)

小松菜は花が咲き始めてしまっており、この先は葉の収穫は望めなくなってしまったが、今回は花や蕾は収穫しなかった。(写真2)

レタス、春菊は2Fのベランダのコンテナで栽培しているのだが、暖かい日が続いているのに、何故か今年は虫が付かないので助かっているのである。(写真3)

写真4はホウレンソウの収穫、写真5は小松菜の収穫、写真6はレタスの収穫、写真7は春菊の収穫である。

全く虫が付いていないので、洗わなくてもそのまま食べられそうであるが、水道水でい良く消毒したほうが良いのだろう。

01収穫前のホウレンソウ09-2-22 02花が咲き出した小松菜09-2-22 03収穫前のレタスと春菊09-2-22 04ホウレンソウの収穫09-2-22 05小松菜の収穫09-2-22 06レタスの収穫09-2-22 07春菊の収穫09-2-22

世附川釣行資料の作成

2日間家の中にこもり、最近の全ての釣行手帳のメモを洗い直し、世附川の入脱渓と堰堤・滝の高巻きの資料を整備した。

世附川の渓流釣りに訪れる釣り人に、事故や怪我をせず、素晴らしい丹沢の渓流を存分に楽しんでもらう情報を提供できればと思って編纂したものなので、できるだけ多くの釣り人の目に触れてもらいたいと思っている。

このブログにはファイルを添付することができないので、参考に資料が欲しい人はメールをいただければ、速やかに送付します。 請求先:sfwatana@hotmail.com

これまで管理釣り場に通い詰めてきたベテランの釣り人から源流域に釣行出来ない理由を聞いてきたが、ゲートで仕切られ歩行時間が長いというよりも、安全に帰ってくるための情報が少ないというのが最大の理由であった。

私自身は9年前に世附川に初めて渓流釣りにきて、それまで通ってきた長野の奈良井川、、岐阜の高原川、群馬の馬洗井戸川、山梨の富士川、早川と較べて、魚影の濃さと渓相の素晴らしさに圧倒され、すぐに熱烈なファンになってしまったのである。

すぐに周辺の2万5千分の1の地図を購入し、貼り合せて渓流地図を作成し、毎週釣行を重ねながら地図に書き込みをして、次第に源流域まで足を伸ばしていったのであるが、朝の4:00の沢割りを知らずに、頭ハネして源流域への割り込みを続けたので、ベテラン釣り師から厳重なクレームを受け、4:00組の一員になっていったのである。

入渓や脱渓にかかる所要時間や、渓流の堰堤、滝の状況が分かれば、より多くの釣り人が丹沢の源流域まで足を伸ばして素晴らしい丹沢の渓流を味わってもらえるものと期待しているのである。

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