渓流釣り14(世附川樅の木沢)

3:38に自宅を出発して4:57に浅瀬に着くと、先行車は4台で1台の2人が支度をしている最中だった。5:10に漁協の事務所に顔を出すと、顔見知りのベテランフライマンA氏が監視員のI氏と話をしていた。マークはA氏の金山沢下流だけで誰も出発していないらしい。外の2台は近場に入るため時間調整をしているらしい。

A氏と同行しようと樅の木沢をマークしてから、ベアリングを追加したスピナーをI氏にチェックしてもらう。水の木沢へ入るという2人組が先発して通過して行く。事務所に小型の無線アンテナを立てて10Wの基地局を開設したので、A氏が2Wの無線機を持って、通信テストをしながら林道を歩くという。I氏は本格的なカカシを3個作ってきて、CR区間の川鵜被害の深刻な場所に立てるのだという。忙しいことだ。

5:20にすっかり夜が明けて明るくなった林道を出発する。5:42に芦沢橋で着替え休憩をしていた2人組みを抜き、5:51に山百合橋、6:11土沢入口まで無線交信は順調だったが、その後は基地局の電波は受信できるが、無線機の電波が届き難くなる。6:40に水の木橋を過ぎると、受信だけの一方通行になってしまった。6:55に菰釣橋でA氏と別れ、7:11に樅の木橋から入渓する。

朝食を摂りながら支度をする。気温5℃、水温6℃、平水、クリアー。雲が分厚く、かなり寒い。7:45からキャスティングを開始する。最初のルアーはフローティングミノー4.9cm、2.1g赤カラー。前回根掛かりで赤/黄カラーをロストしたので、背中の色が緑のミノーに赤を上塗りし直した改造品だ。

広大な砂で埋まって浅くなったトロ場の、水深が深い左岩壁際の真中にミノーを落として、ゆっくりリトリーブしてくると、チビメがミノーを追いかけてくるのが見える。巻くスピードを落としてみたが喰いつかず足元まで来て引き返す。その後はミノーに反応しないので、右側の砂地を進んで7:54に小さな段差のナメの白泡の中にミノーを落とすと、良型ヤマメが3匹慌てて飛び出してきて下流の石裏に逃げ込んだ。

トロ場を観察すると、水深が一番深い中間の淵底にヤマメが定位しているのが見えたので、逆引きでゆっくりヤマメの目の前までミノーを引いてきて、トゥイッチさせて誘ってみたが、反応しない。気付かないと思いトゥイッチを続けていたら、うるさい!と怒って白泡の中に逃げていった。

8:00にナメ滝の滝壺。ミノーが泳いでいるかは分からないが、泡立ちの周辺に落として引いてみたが反応は無かった。水量が平水なのでナメ滝の右端の岩盤を登って越す。

8:03に右岩壁の小淵。淵尻にヤマメが待機していたので、ミノーを落込みから引いてくるとミノーを避けて逃げてしまった。8:05にミノーを小さな3.5cm、1.3gオレンジ/黄カラーに替える。

8:08に大岩が積み重なった右岩壁の砂で浅くなった良淵。双流の落ち込みの泡立ちの中からミノーを引いてきたがヤマメの反応は無かった。

8:12に水深がある小淵。(写真1)ここには良型ヤマメが何時もいるので、そっと近付いて調べてみると、今日も淵底に沈んでいるのが見える。ルアーをフローティングミノーから一枚赤ブレードベアリング付きスピナー3.3gゴールド丸玉オモリに替える。アンダースローでスピナーを落とし、沈めてから斜め上方向にゆっくり引っ張ると、ヤマメが反応して追いかけてきたが、流れ出しまで喰わ無かった。

ブレードがうまく回転していないように見えたので、この小淵でスピナーの動作確認を行う。水流がかなり速く強いので、リールを速く巻かないとブレードが回転しない。逆引きになるとすごい勢いでブレードが回る。ヤマメが喰い付かなかったのはブレードが回転しなかったためで、小さく深く流れが速い淵では、上流側からスピナーを逆引きして攻めなければならないのだ。

8:27から水深が浅く広い落込みが連続する。(写真2)ヤマメの魚影が砂地の淵底に3匹見える。ここはフローティングミノーだろうと3.5cm、1.3gオレンジ/黄カラーにルアーを替えたが、ラインが絡まっていて解くのに時間を取られる。寒さで指先が痺れているのでうまく解けない。4LBのナイロンラインの先を40cmほど切ってスナップスイベルを結び直す。

8:32にミノーをキャストして、ゆるい流れと同じ速さで引いてくるが、ヤマメは全く反応しない。水深は40cm位しかないので見えないはずはない。2回目はトゥイッチを少し入れ、3回目は激しく躍らせたがダメであった。逃げるのは仕方がないが、無視するのは許せない。遠回りして8:35に上流に回りプリスプーン2.4g、赤/黄ストライプを逆引きでゆっくりリトリーブする。ひらひらとスプーンが舞いキラキラ輝いて見えるが、ヤマメは反応しなかった。完敗である。先週の樅の木橋下に続いて2回目の完全無視で、ヤマメのイジメである。

右に直角に曲がり、8:43に浅い瀬にヤマメが待機しているのが見える。かなり上流にプリスプーンを落として引いてくるとすぐにヤマメは逃げてしまった。

8:50に双流の水深が深い落ち込み。淵尻に待機するヤマメが見えるがプリスプーンを2回キャストしても反応しない。8:55に二枚ブレードスピナー2.7g、赤シモリ半分カットオモリを沈めるとすぐに逃げてしまった。右岸から入る枝沢の河原にミツマタの花が美しい。

9:18に右大石の水深がある良淵、9:21に左岸から枝沢が出合う両巨岩の大淵では魚影が見えず、魚信も無かった。

9:25にその上の浅い水深の淵。左側の石の前にヤマメの魚影が見えているが、落込みから主流を回転しながら流れるスピナーには興味を示さない。9:28にフローティングミノー3.5cm、1.4g赤カラーにルアーを替える。ミノーが泳ぐとヤマメは直ぐに追いかけてきたが最後まで飛び付かなかった。明らかにスピナーとは反応が異なり、ミノーには関心を示す。

9:41に石垣堰堤下流の右岩壁の砂で埋まった大淵。(写真3)淵尻は水深があまりにも浅くなってしまっているので、魚影は開きの水深がある場所に固まって群れている。落ち込み近くにミノーを落としてゆっくりリトリーブしたが、ミノーが水面に落ちた途端に大騒ぎが始まり、行ったり来たりしながら全員隠れてしまった。

9:45に石垣堰堤の滝壺。下流側は砂で埋まって水深が浅くなっているので、フローティングミノーを2回キャストし、泡立ちの落ち込みは一枚赤ブレードスピナーベアリング付き3.3gを沈めて引いたが反応は無かった。

9:50に左岸のザレを登って堰堤を高巻き、9:53~10:05まで堰堤の上でコーヒーとケーキで休憩する。小雨が降りだしてきたので、ザックカバーを掛ける。気温6℃、水温6℃。寒い。ここから上流は水深が浅くなるので、ルアーをフローティングミノー3.5cm、1.4gオレンジカラーに替える。ミノーを見て逃げ出すヤマメが増えているが、スピナー、スプーンより少しは魚の反応が良い。

10:11に両大石の良淵。淵尻に2匹ヤマメが待機しているが、ミノーが泡立ちから近付くと白泡立ち目指してサッと逃げて行く。

10:17に二段の倒木の良淵。下段の淵での第1キャストでヤマメが飛び付いたが外れ。今日初めての魚信である。10:20に上段では反応が無かった。

10:25に左岩壁の良淵。右側の石の前に待機するヤマメは目の前を流れるミノーに全く反応を示さない。ルアーを替えても逃げるだけなのでこのままにして進む。

10:30に大倒木の下の浅い瀬。ミノーが近付くとヤマメが逃げ出す。10:33に色合いを変えれば反応が変わるかもとフローティングミノー3.5cm、1.0g緑/黄カラーにルアーを替える。

10:37に右岩壁前の浅い瀬、10:40に倒木の二段の良淵では魚影、魚信が無く、10:42に右大岩の前の砂で埋まった浅い瀬。開きにヤマメの魚影が見えるが、ミノーに反応しない。10:49にフローティングミノー4.9cm、1.9g黒カラーにルアーを替える。このミノーは良く沈んで動く。

10:48に左岸からチョックストンの枝沢が出合う大石の良淵、10:51に小さな落ち込み、11:03に倒木の左へ曲がる砂で埋まった淵では反応が無く、右側の河原を通って倒木の堰を越し、11:05~11:09まで砂で埋まった元大淵。(写真4)水深は浅くなってしまったが、魚影はたくさん見えている。

第1キャストでヤマメが追ってくるのが見えたが、遅いスピードでミノーを引いているのに喰い付かず、同じ間合いで追跡し、淵尻でミノーが停止すると戻って行った。この後は魚の反応が無かったが、最後のキャストでかなりの大型サイズのヤマメが姿を現し追い始めたので、ミノーをゆっくり引いたが淵尻でミノーが停止するまで飛び付いて来なかった。

11:13に右大岩の浅い落ち込みでは反応が無く、11:15に浅い小さな落込みではヤマメがミノーを淵尻まで追いかけたが喰わなかった。

11:18~11:35まで左岩壁、右大岩の砂で埋まった大淵。(写真5)写真の立ち位置からミノーを中間まで飛ばしてゆっくり引くと、ヤマメが追ってきたが流れ出しまで喰い付かずに引き返して行く。右の大岩の裏まで進んで落込みにミノーを落としてゆっくり引くと、大物が追ってきたが飛び付かなかった。巨岩の右側を登って越し、上流側に回って待っていると、約5分ほどして大物が姿を現したので、下流までキャストしてゆっくり逆引きしたが、ミノーを見付けた途端に隠れてしまった。

11:40にはいつの間にか雨が止んでいて薄日が差し込んできて明るくなる。11:49から白い一枚巨岩の下流の連続落ち込み帯。小さな落込みが続いているので、ミノーをうまく泳がせられないため、魚の反応が見られない。私にはスプーンでなければ無理だろう。11:54に一枚巨岩の淵でもミノーを泳がせられず、反応がない。

巨岩の右側の倒木を登って越し、11:58から倒木と大岩の砂で埋まった大淵。(写真6)双流の落ち込みの右の白泡立ちからミノーを引いてくるとヤマメが追いかけてきたが、途中ですぐに引き返してしまう。3回目のキャストで違うヤマメが飛び付いてミノーを押さえ込んだがすぐにバレてしまった。喰い付くときは長く追ったりせず素早い。

12:02~12:20まで二番目の巨木の倒木で昼食休憩。雨は止んだが空は分厚い雲に覆われている。気温9℃、水温6℃。あまり寒さは感じられなくなった。

12:23に右岩壁の小淵。ヤマメがミノーを懸命に追いかけたが追い付けなかった。

12:25左岸から岩壁の滝の枝沢が出合う大石の大淵。淵尻に待機しているヤマメがミノーが水面に落ちた瞬間に隠れてしまった。12:30にミノーを再び小型のフローティングミノー3.5cm、1.3g赤/黄カラーに替える。

12:32に倒木の二段淵では倒木が邪魔でミノーをうまく流せず、12:41には砂で埋まった水深が浅い良淵に待機している2匹のヤマメがミノーを平然と見送る。

12:43に大岩で囲まれた水深がある大淵。魚影が濃い淵だが、今日はミノーを色々な筋に泳がせても反応が無かった。12:46から勾配が急な連続落ち込み帯になる。12:50に少し広い落込みではヤマメがミノーに反応を示さない。

12:52に段差がある幅の広い落ち込み。(写真7)右の石の前にヤマメの魚影が見える。ミノーをゆっくり泳がせると、ヤマメが近くまで調べに来てゆっくり元の場所に戻った。12:54にフローティングミノー4.9cm、1.9g黒/黄カラーにルアーを替えて同じ筋を泳がせたが、全く関心を示さなかった。

12:56に丸い大石の水深が浅い曲がった淵では、魚の反応が無く、12:58に左岸岩壁のゴルジュのナメ滝の砂で埋まった浅い淵。淵尻は水深が余りにも浅いので、開きに魚の群れが待機しているのが見える。ミノーを遠投して白泡立ちに落とし、少しリールを巻いた途端に魚影がパッと散っていなくなってしまった。

今日はミノーに関心を示さないのでここから引き返そうかと思ったが、廊下の三段の滝の見物だけでもしておこうと思い直し先に進む。13:03に小さな落ち込みのヤマメはミノーに反応を示さず、13:05に左岩盤の滝の枝沢が出合う良落ち込みでは、ヤマメがミノーを追いかけてきたが飛び付かなかった。

13:10に左岩盤の砂で埋まって水深が浅い大淵。開きに待機するヤマメはミノーが目の前の筋を泳いで行くと、僅かに後退して見送る。13:15に大岩に囲まれた水深が深い良淵では、フローティングミノーに淵底の魚が反応せず。

13:19に倒木の右大岩の浅い淵。(写真8)ヤマメがミノーを追いかけて淵尻まできたが喰い付かなかった。

13:21に右からナメ滝の枝沢が出合う丸い大岩の水深がある大淵。(写真9)淵底までは水深が深いので魚影は分からないが、これだけの大淵に魚がいないことは無いだろう。数回キャストをしてミノーを泳がせたが、魚が走る反応は分からなかった。

13:25から廊下の三段の滝の砂で埋まった浅い淵。(写真10)ここも必ず魚影があるはずなのだが、白泡立ちから3回ミノーを引いてみたが魚の反応が見られずに、13:28に納竿にする。連続のボウズである。

デジカメの電池が切れ、ザックの底に入れたケースを探すのに時間が掛かる。ロッドとタモを収納して、13:35に沢通しに下山を始める。沢通し下山のルートがかなり把握できてきたので、ゆっくり歩いているのに、14:13に堰堤の上に着き、14:18に西沢脱渓場所に着いた。

コーヒーとケーキで栄養を補給して、着替えをし、14:32に廃林道を下山する。15:08~15:16まで菰釣橋周辺のゴミ拾いをしてから、春の風景を楽しみながら林道を歩く。大又沢の林道の方が植生が豊かであるが、本谷の林道にも春の気配が色濃く漂ってきている。

16:38に芦沢橋を過ぎると、右岸のかなり高いところに満開のミツバツツジの赤紫色が突然見えた。何故1本だけ満開なのか分からないが、春が始まっているのだ。夕滝前のプールと浅瀬橋前のプールには大きな青いカカシが立てられているのが見えた。効果は分からない。

17:05に漁協の事務所に戻ると、朝金山沢に入ったフライマンA氏が待っていた。菰釣橋から釣り上り、樅の木沢に入って石垣堰堤まで釣り上ったところ爆釣であったという。金山沢も樅の木沢も、#16のパラシュートに面白いようにヤマメが飛び出したらしい。確かに魚影は濃かったが、先行者がボウズで後から入った釣り人が入れ喰いというのは聞いたことが無い話だと私も笑ってしまった。

フライマンの優秀さとルアーマンのレベルが明確になったのだが、もう少しで飛び付きそうなシーンもかなりあったので、くじけずに地道な努力を積み重ねて行くしかないと思っている。ルアーそのものも魚から見て少し違和感がある出来栄えなのだろうと思っている。

17:30に浅瀬を出発して、19:23に自宅に着いた。 

01大石が積み重なる水深が深い小淵09-3-31 02水深が浅い二段のプール09-3-31 03石垣堰堤下流の砂で埋まった淵09-3-31 04砂で埋まった元大淵09-3-31 05右大岩の砂で埋まった大淵09-3-31 06倒木と大岩の砂で埋まった大淵09-3-31 07段差が大きい幅の広い落ち込み09-3-31 08倒木の前の大岩の淵09-3-31 09右ナメ滝が出合う大岩の大淵09-3-31 10三段廊下の滝09-3-31

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一枚ブレードスピナーの改造(ルアーの自作39)

一枚ブレードを直接スピナーの回転軸に取り付けると、よれた水流ではブレードが回転しなくなってしまう欠点があることが分かったので、ベアリングを作って取り付ける改造を行った。

一枚ブレードを回転軸にベアリング支持させてしまうと、釣り具店で一般的に販売されている市販品と同じ特長の無い製品になってしまうが、ともかくこれでよれた水流に対してどう変わるのかを見てみたいのである。

市販品のベアリングは丸棒を叩きつぶして平らにし穴を明けたものが多いが、素人加工では出来ないので、0.5mm厚の銅板を2mm幅に金切りハサミで切り取ってケガキ線と穴位置をマークする。(写真1)

ベアリングは小さなものなので、最後まで分割しないで繋がった状態にして加工することがポイントである。(今回は4ケ分をまとめてある。)

直径1mmの穴を明け、ブレードが触れる部分のエッジを丸く仕上げる。(写真2)

この後長さ11mmで金切りハサミで分割し、プライヤーで折り曲げてコの字型のベアリングにする。(写真3)曲げの精度がかなり悪くても、ステンレスの0.7mmの線材で穴径1mmであれば驚くほどスムースに回転する。

最後にビーズ、オモリと一緒に組み立てるが、ブレードがフックとぶつかってしまうので、ゴールドビーズを1ケ追加し、本体Bodyを長くしてある。改造前に30mmであった全長が40mmと約10mmも長くなっている。(写真4)

確かに回転はスムースになってきた感じはするが、実際の渓流の水流に対してどんな動きをするのかは、動作確認するまでは分からない。

 

01ベアリング用板にケガク09-3-30 02穴を明けて面トリする09-3-30 03カットし曲げベアリングを形成する09-3-30 04スピナーに組立てる09-3-30

ミニニンジンの収穫

陽気が良かったので、ミニニンジンの大鉢1ケ分だけ収穫を行った。

写真1は西側に近い大鉢に植え付けられた収穫前のミニニンジンである。葉がかなり元気に茂っており、根の生育も期待できる雰囲気がしていた。

写真2は堀り上げたミニニンジンである。何故かは分からないが捻じ曲がって1回転している根が多く、出来栄えは家庭菜園を始めてから最悪であった。土の中に石ころがあるわけでもないのに、ほとんど全部の根がこれほど激しく捻じ曲がってしまったのが気温によるものだけとは思えないのである。

夏野菜の生育が晩秋まで続いたので、種蒔きが1ケ月以上も遅くなってしまい、本来発芽してすくすく育つ時期が厳冬期で全く生育しなかったのである。少しでも暖かい土の深い方に向けてUターンしたのだと考えられなくもない。

写真3は小松菜の花で、今日全てカットして整理してしまった。

早速、今日の昼食と夕食に妻が料理をしてくれた。

ミニニンジンはトウがたってしまい硬くて喰えないはずとベテランに言われていたが、生サラダで食べてみたら意外に柔らかく、かなり甘くて美味しかったのである。良く見れば中には緑色の輪が描かれていてトウが立っていたのだが、私には美味しかったのである。

葉はゴマ和え、小松菜の花はからし和えで食べたが、春の香りがしてとても美味しかったのである。

01収穫前のミニニンジン09-3-30 02ミニニンジンの収穫09-3-30 03小松菜の花の収穫09-3-30

雑草の整理

今日は久しぶりの庭仕事で雑草の整理を行った。

今年は雑草のヒメオドリコソウが異常な増殖を見せており、花壇を占拠してしまっていた。写真1は南側の花壇の雑草の繁茂を示すが、東側、北側、西側も似たような状況でこれほど濃密に繁茂したことはこれまでは無かった。

写真2は雑草を整理した後の南側の花壇の状態である。かなりスッキリしたが、タマスダレ、スイセン、クロッカスの葉も引き抜いて相当痛めつけてしまった。もっとマメに雑草の整理をしなければいけないと反省している。

写真3はハナニラで満開の状態が長く続いている。次から次へと花茎が伸びてきて咲き続けているのだ。雑草の生命力は力強い。

写真4はカイドウの蕾である。花が開いてしまうと淡いピンクの色になってしまうので、蕾の今が一番美しい魅力的な色合いだと思っている。中国では美人の形容詞になっているらしいが、今の状態の色合いを表現していると思っている。

写真5はシャクヤクの新芽である。昨秋にかなり遅くなって初めて株分けしたのだが、新芽は元気に伸びてきている。このところ花が小さくなり数も減ってしまっていたので、今年は盛り返しを期待している。

写真6はモッコウバラの蕾である。写真ではあまり良く分からないが、蕾の数は例年並で凄い量なのである。根元にはキイチゴとクレマチスが元気に生育してきている。毎年1月に寒肥しか施肥していないが、もう少しまめに肥料をやらないといけないだろう。

写真7,8はスイセンである。高さや色合いが異なるものが、時間をずらして次々と咲き続けるので長い間楽しめる。

01雑草が繁茂した南側花壇09-3-29 02雑草を引き抜いた南側花壇09-3-29 03満開のハナニラ09-3-29 04カイドウの蕾09-3-29 05シャクヤクの新芽09-3-29 06モッコウバラの蕾09-3-29 07スイセン09-3-29 08スイセン09-3-29

ニンジンの生育

ニンジンとミニニンジンを放り出したままにしてある。もちろん肥料を施肥したり水遣りもしているのだが、収穫できないまま躊躇しているのである。

種蒔きが遅れ、生育期が真冬になってしまったので成長せず、ダメだと思っていたのだが、真冬は1月だけで、2月からは春のような陽気にかわりグングン成長を始めたのである。

ベテランに聞いたところ、春になったらトウが立つという中に硬い芯ができてしまって喰えないからすぐに引き抜いて捨てなさいと言われたのだが、捨てるのはもったいないので葉だけでも食べられるようにそのまま生育を続けさせているのである。

写真1はニンジン、写真2、3はミニニンジンだが、写真3のミニニンジンは十分に葉が成長して葉を食べるのなら十分な状態になってきている。

根本には赤いニンジンの根が見えており、大きさだけなら十分であるが、食べられないほどトウが立っているのは信じたくないのである。

4月の声を聞くまで待ってから、一気に全部引き抜くことにして、しばらくこのままにしておきたい。

01ニンジンの生育09-3-28 02ミニニンジンの生育09-3-28 03ミニニンジンの生育09-3-28

渓流釣り13(世附川イデン沢下流)

3:30に自宅を出発して途中で給油し、4:54に浅瀬に着いたら先行車は8台であった。

5:05に漁協の事務所に行き、ブレードの幅を広げて半分赤く塗り目立つようになったスピナーを監視員のI氏に見てもらう。今日は大又沢方面に行きたかったので、マークのあるバケモノ沢と今年初釣行した本水沢ではない沢ということで、イデン沢にマークをして、5:10に出発する。少し薄暗いが歩くのに支障がないので、最初からヘッドライトは使わない。

5:38に笹子沢橋を通過するときに水温計を見ると、0℃を示している。雲が厚く放射冷却が無いのに冷え込んでいる。5:54に法行橋で今年初めてのウグイスの鳴き声が聞こえてきた。6:11に千鳥橋の上は氷が張っている。いつの間にか雲一つ無い青空が広がっており、水温計は0℃を下回って目盛りの無い位置まで下がっている。耳たぶがキリキリと痛い。

6:34に地蔵平は霜が下りて降雪があったように一面が真っ白になっている。6:40にイデン沢出合いに入渓し、朝食を食べながら支度をする。気温は-1℃?、水温は5℃、平水、クリヤー。上着のポケットにホカロンを2つ入れ、時々両手を入れて暖める。余りにも寒いので釣りを始めようという気持ちにならなず、少し下流側に見える大きなミツマタの写真を撮りに行く。(写真1)

7:15より出合いでルアーキャストを開始する。水量が少なく水深が浅いので、ルアーはフローティングミノー4.9cm、2.0g赤/黄カラーを結ぶ。魚影も、魚信も無く、左岸の山道を歩いて、7:25から分岐の上の落ち込みで探るが反応が無い。早くも日が渓流に差し込んできて指先がしびれる寒さが無くなる。お日様の威力はすごい。

左岸の高い所から、小さな落ち込みにミノーを少しだけ泳がせる練習をしながら進んで行く。芦が枯れているので何とかミノーをキャストすることが出来る。

7:36に第1堰堤。砂で埋まってしまって、落ち込みの壁際の白泡立ち部分だけに水深がある。ミノーを壁にぶつけて落としリールを一巻きするキャストを端から順番に続けたが反応が無い。7:45に左の壁際に立ち込み、真横にミノーをキャストして白泡立ちの中を引いてくると、ヤマメが追いかけてきたが最後まで飛び付かずに戻っていった。

7:46にロッドを縮め、少し下流の右岸にある枝沢の左岸沿いの山道を登る。枝沢の中堰堤を越すと山道はジグザグに高度を上げて、本流の第1堰堤のかなり高いところを通過する。この山道をそのまま進んでしまうと第2堰堤を過ぎてしまうので、間伐材が放置されたザレの斜面の踏跡を下って渓流に戻る。昨年は間伐材に悪戦苦闘したが、今日はシカ道を通りスムースに下りられた。釣りは上達しないが、次第に野生動物には近付いてきている。

7:54に第1堰堤の上に出て、少し水深がある瀬にキャストすると、チビメが逃げて走り回る。8:05から第2堰堤の落ち込みは順引きでは反応が無かったので、同じように白泡立ちの中を横引きして粘ってみたが、反応が無かった。

8:13にロッドを伸ばしたままで、右岸側の堰堤の壁際に積もったガレを登って越す。崩落が進みガレ石が積み重なったので簡単に越せるようになったが、数年前までは最後の壁が越せず、かなりの高巻きを強いられたのだ。

8:16に第2堰堤の上に出ると、渓流の河原にミツマタが5本あり、花を咲かせている。8:20に右岩壁の浅い瀬でミノーをチビメが追いかけてくるが喰い付かない。

8:25から小さな段差の浅い落込みが続く。(写真2)昨年はドライフライでチビメがパシャパシャと連続して飛び付いて楽しませてくれたので、フローティングミノーを遠くから引っ張れば、チビメが追いかけるのではないかと期待していたのだ。静まり返って反応が無かったが、魚影が薄い訳ではない。ミノーを根掛かりさせ解除するために渓流の中にザブザブ入るとチビメが逃げ回るのだから。

8:38に右岸からの枝沢出合いを過ぎると、小さく浅い落込みが増えてくる。落ち込みにミノーを落として、リールを半巻きのキャストを続けるが魚影は走らない。砂に埋もれた2mを越す浅い淵も所々に見えるが、魚の反応は見られない。

8:56に左岸から出合う水量があるシキリ沢を過ぎる。水温が低い日はヤマメの動きが悪いので順引きではミノーのスピードが速すぎて追えないのではないかと考え、上流から流れに乗せて送り込み、逆引きしてゆっくりミノーを定位させる動きを増やすが、ヤマメの反応は見えない。

ミツマタが5本咲いている河原をすぎ、9:12から第3堰堤。最初から横引きをしたらミノーが根掛かりしてしまった。落ち込みの白泡立ちの中で水流が流れ落ちる下なので手では解除できず、場所を移動してロッドをあおってみたが外れず、涙を呑んでラインを切る。

9:19から狭開き角二枚ブレードプロペラスピナー、幅1.2cm、2.7g赤シモリ半分カットにルアーを替える。赤く塗った幅広のブレードは回転が良く目立ち、動きは問題がなくOKである。

9:24にロッドを伸ばしたまま左岸のザレを登って高巻き、9:27に堰堤の上に出る。いつの間にか空は分厚い雲におおわれて寒い。9:37から勾配が急な連続落ち込みになる。(写真3)

スピナーを落ち込みの白泡立ちに落とし、主流の筋を引いてから、石の裏やソデに垂直に落とし込んで見るが反応が無い。フリーフォールでもブレードは良く回っている。ブレードの半分は赤ラッカーで塗装し、半分はラッピングペーパーで磨いて銅地金を光らせてから、全体をウレタンにディッピングして酸化しないように保護してあるのでよく目立つのだが魚の反応がない。

9:50から崩落帯。(写真4)左岸の崖の崩落が進んでおり、落石と倒木で荒れた渓相になってしまっている。水深がある良淵が続いていた面影はなくなり、ルアーを根掛かりで失くすのが確実なので、パスをして河原の上を歩いて越す。

9:55から再び勾配が急な連続落込みが始まる。(写真5)10:01~10:15まで、熱いコーヒーとケーキで休憩する。休憩しながら前後の落ち込みをじっくり観察してみたが、何処にも魚影は見えなかった。

10:16から釣りを再開する。淵尻の水深が浅いところに魚影が見えないので、白泡立ちの落ち込みの中や石裏の際にへばり付いているのだろうと、ラインを止めてアンダースローで落とし込み、穴釣りのようにロッドを上下させて誘いを掛けてみたが、反応は無かった。

10:23に右へ直角に曲がる水深がある良淵。スピナーを落込みから引いてくるとヤマメが追いかけてくるのが見えたが、淵尻に到達する前に引き返してしまった。

10:34~10:57まで砂で埋まった大淵。(写真6)大きな砂地の水深が浅いところに魚影は見えないが、落ち込みの大石の石裏にヤマメが住み着いているのだ。ルアーをフローティングミノー3.5cm、1.3gオレンジ/黄カラーに替える。

10:35に第1キャスト。ミノーが軽いので左の石と落ち込みの中間までしか飛ばず、リトリーブしてくるとヤマメが石裏から追いかけて飛び掛かり押さえ込んだのだが、手応え無くミノーはそのまま引かれてきて空振り。餌取りに失敗したヤマメは落ち込みに戻っていった。ヤマメは失敗すると恥ずかしいのか二度と喰い付いてこない。

10:40に落ち込みの大石の後ろに隠れ、ミノーを逆引きで引いてきて開きと白泡立ちの中間に定位させる。前後に1mくらい揺らしながら誘うと、2回違うヤマメが近付いて調べに来たが、喰わずに逃げ戻ってしまった。10:50にルアーをフローティングミノー4.9cm、1.9g黒・黄カラーに替える。このミノーは良く潜るので淵底を泳がせてみたが、スレてしまったヤマメは顔を見せてくれなかった。

11:02~11:06まで第1滝。(写真7)写真の立ち位置から真っ直ぐ引いてもミノーが泳ぐ距離が短いので、左側の流れの下流側から滝壺を横切るようにミノーを潜らせて泳がせたが魚の反応は無かった。

第1滝は左側を登って越し、11:10~11:16まで第2滝。ルアーを狭開き角二枚ブレードプロペラスピナー、幅1.2cm、2.7gゴールドシモリ半分カットに替える。右岩壁の下の水深が深いところにスピナーを落とし、流れに乗せて巻いてくるとヤマメが追いかけているのが見えたが、飛び付かずに戻ってゆく。

右のザレを登って第2滝を越し、11:22から第3滝下流の水深がある落ち込み。上流からスピナーをキャストして逆引きするとチビメが追いかけたがすぐに逃げてしまった。11:24~11:27まで第3滝の砂に埋まった滝壺。(写真8)滝が流れ落ちる岩壁の下が少し深くなっているので、この溝にスピナーを通すとヤマメが追いかけてきたが途中で戻って行ってしまった。

ロッドは伸ばしたままでスピナーをキーパーリングに掛けて、左側の岩壁から上部のザレを登って越し、11:30に滝の上に出る。直ぐ前の水量がある良淵の石裏をスピナーを躍らせて誘ってみたが反応が無かった。

11:35から浅く広い落込みが連続する。(写真9)ルアーをフローティングミノー4.9cm、2.1g緑/黄カラーに替える。11:40に写真の立ち位置からミノーを泡立ちの落ち込みに落としゆっくりリトリーブすると、ヤマメが白泡のなかから追いかけてきて飛び付いたが、すぐにバレてしまった。手応えがある魚信は結局この1回だけだったので残念であった。

11:55に砂で埋まった大淵でもヤマメがミノーを追いかけてきたが途中で逃げてしまった。11:57にルアーをフローティングミノー3.5cm、1.4gオレンジカラーに替える。

12:07~12:28まで昼食休憩する。空は雲に覆われて日が差し込まないので寒い。気温6℃、水温7℃。胸に差してあった水温計が体温の影響で12℃を示していたので、もっと寒いはずと近くの立ち木にぶら下げたらグングン下がっていったのである。

12:30からキャスティングを再開する。落込みが砂で埋まっているため、水深があまりにも浅く、ミノーをキャストする気が起きない。12:41に右岸から水量がある枝沢が出合う。

12:45に苔むした大倒木の良淵。水深が浅く、魚影も、魚信も無かった。12:52に少し水深がある曲がった淵。ヤマメがミノーを追いかけてきたが、ミノーに追い付けない。それならと逆引きでミノーを止めてみたが、反応は無かった。失敗した魚は二度と喰わないのだ。

12:56からルアーを狭開き角三枚ブレードプロペラスピナー2.5gに替える。オモリを無くして、ダイヤカット玉をオモリの代わりにしたものだ。回転は素晴らしいのだが、フックやラインと絡み易く、普通にキャストして正常な機能を発揮する確率が半分しかないのでは使い難い。二枚ブレードなら弾き飛ばされるが、三枚ブレードだと隙間に入って全てトラブルになってしまう。

13:16に忍橋に着いて納竿する。コーヒーはさすがに少し冷めてしまったが、ケーキを食べながら着替えて下山の支度をする。気温が7℃と寒い。

13:38に林道に出て下山を始める。大型のキブシの花がとても多いのが眼を引く。14:36には地蔵平でシカの一家が遊んでいるのを楽しむ。距離があるとシカも慌てて逃げない。14:45に玄橋を過ぎるとフサザクラとヤマザクラが目立ち始める。ヤマザクラの開花は例年よりかなり早い。15:27に法行橋を過ぎると、山側にはスミレの花の群生が目立つようになる。(写真10)スミレの大繁殖だ。

16:00にタヌキがノソノソと山側の崖を登って行く。スピードは遅いが登山技術は一流だ。16:27に漁協の事務所に戻り、I監視員と少し話をしてから、16:56に浅瀬を出発して、19:10に自宅に着いた。

今日は気温が下がり、魚の活性が低く今年初めての完全ボウズになってしまったが、H沢へ入渓したnobuさんは15匹近く釣り上げているので気温だけが原因とは言えず、釣りの技術が未熟なのだと自覚している。

西丹沢の春がどんどん近付いてきており、私は渓流の中や林道歩きで自然を移り変わり堪能できれば十分に楽しいのである。

01ミツマタ09-3-27 02小さな段差の連続落ち込み09-3-27 03落ち込みの勾配が急になる09-3-27 04崩落で渓相が変わる09-3-27  05再び勾配が急な落ち込み09-3-27 06砂で埋まった大淵09-3-27 07第1、2滝09-3-27 08第3滝09-3-27  09倒木の良淵が続く09-3-27 10スミレの群生09-3-27

狭開き角スピナー改良品の製作(ルアーの自作38)

狭開き角二枚ブレードプロペラスピナーは、見た感じが良かったのでヤマメにも魅力的ではないかと自信を持って実釣に臨んだが、結果は出なかった。

魚の喰いも良くなかったが、釣り人の眼から見て、ブレードが全く見えなかったのである。

そこで今回は改良版として、ブレードの幅を広げ、素材の肉厚を厚くした狭開き角スピナーを自作してみた。

写真1はスピナーの設計メモである。前回のスピナーブレードが良く回転はしているもののキラキラ輝いたり、白泡を立てたりすることが無く、存在感が薄かったので、長さ35mmは変えずに、ブレードの幅を広げ、片羽根を赤色に着色し、肉厚を厚くしてみたのである。

ブレードの素材は、バネ性がある0.2mmのリン青銅板を前回使用したが、手持ち材料にリン青銅板の0.5mmが無いので、銅板の0.5mmを使った。石や岩にぶつけると曲がってしまうが、ステンレス線と同じように、その都度修正するしかない。

ブレードの幅は、前回8mmだったので、今回は15mm、と12mmの2種類の幅広のブレードにした。

オモリは0.5号のシモリオモリを半分に切って、赤色とゴールドラメに着色した。

写真2が幅15mmのプロペラスピナー3.0g、写真3が幅12mmのプロペラスピナー2.7gである。

出来上がったプロペラスピナーは、板厚が0.5mmと厚くなったので、しっかり白泡を立ててくれそうな逞しい雰囲気がしている。

タックルBOXの中に眠っていた、三枚ブレードのプロペラスピナーのブレード角度を90°から40°の狭開き角にし、Bodyのオモリを除去して、ダイヤカット玉をオモリの代わりにし、ビーズを付けた改造も行ってみた。重さは2.5gである。(写真4)

回転するブレードの先端が回転軸から近いところを回り、ブレードの中に本体Bodyが収まるようなコンパクトさが今回のプロペラスピナーの狙いなので、この5種類のスピナーに対する魚の反応を確かめてみたい。

01二枚ブレードスピナー幅広タイプメモ09-3-26 02二枚ブレードスピナー幅15mm09-3-26 03二枚ブレードスピナー幅12mm09-3-26 04三枚ブレードスピナー改造09-3-26

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