小型スティックルアーの製作(ルアーの自作45)

標準サイズの長さ32mmのスティックルアーがヤマメに有効であったので、源流用に大きさが小さい小型のスティックルアーを製作した。

写真1は小型スティックルアーの設計メモである。長さが32mmの標準サイズと曲げの高さを同じにして長さを25mmに短くしたので、かなり強い曲げになっている。

厚さ1.5mmの銅板から、幅4mmの銅板を金ノコで削り出し、幅100mmの素材を4分割したので、長さは少し短くなっている。

写真2は上面図、写真3は側面図である。設計メモの寸法で曲げたものは一番下のルアーである。

最初にメモ通りに1ケ曲げてみたら、余りにも曲げが強すぎるように感じたので、取りあえず風呂桶の中でスイムテストを行ってみたのである。良くウォブリングして泳ぐが、時々全く動かなくなってしまうときがある。

そこで曲げの角度を緩やかにし、下から2番目のルアーはラインアイの3mmの寸法を2mmに、一番高い5mmの寸法を4mmにしてみたのである。

このルアーは曲げの感じがスムースになったので、私としては自信を持って風呂桶でスイムテストを行ってみたが、良くウォブリングするときもあるが、全く棒に引かれるときも有り、有意差が感じられなかったのである。

そこで下から3番目のルアーはラインアイの寸法を2mm、一番高い寸法を3mmにしてみたのである。最後の一番上のルアーは一番高い寸法を2mmにしたかったのだが、取りあえず真っ直ぐなもので確認した方が良いだろうと、途中から気が変わって曲げたものを伸ばしたものである。

スイムテストで4個を比較して見ると、何も曲げが入っていない一番上のものが、引く速度をかなり遅くしても、棒にはならずに必ず小さく尾を振るウォブリングをする一番優れたルアーになったのである。尾の振り幅やピッチも一番良い感じに見えたのである。

この実験結果は予想外で、私には信じられない結果であった。たまたまラインアイやフックアイの穴の開け位置のバランスの狂いが作用して良い動きになってしまっているだけだろうと考えて、全部のルアーを万力で掴んで曲げ戻したのが写真4である。

穴を明けた位置にはバラツキがあるし、戻した平面にもバラツキがあり凸凹しているのだが、この4ケのルアーのスイムテストは素晴らしいものであった。かなりのスロー引きでも尾をしっかり振ったウォブリングを4ケとも見事に見せてくれたのである。

私は流体力学の研究者ではないので、何故平面の方が良く泳ぐのかは分からないし、理論的な裏付けを必要ともしていない。

今回はこの銅板に色付けをして源流で使ってみるが、さらに長さが20mmのものを作りたいと考えているので、そのときにも曲げ角度の確認を行いたいと考えている。

スプーンはお椀のように叩き出すのが大変なので、最近は平面的に曲げただけで容易に作れるプリスプーンやハスルアーを作っているが、四角い平板がプリプリ、ヒラヒラ泳ぐかもしれないと想像するだけでも、次の自作の楽しみが増している。

自作は何が起きるか分からないのも楽しみである。

01小型スティックルアーの設計メモ09-5-31 02曲げ強さを変える09-5-31 03曲げ角度の変化09-5-31 04伸ばしたルアー09-5-31

メドウセージが咲き出した

メドウセージの花が咲き出している。(写真1)数株の時は真夏に清涼感が楽しめてよかったのだが、庭一面に繁茂してしまったので困ってしまっている。強い草花なのでどんどん勢力を広げて行きそうである。

写真2はキンシバイである。今年は昨日の風で株が倒れてしまい不格好で全体はお見せできないが、花の蕾が多く花もきれいで楽しめるのである。

写真3はお隣の園芸家から頂いたバラである。花びらの一枚一枚に艶があり素晴らしい出来栄えのバラである。

写真4はガザニヤで今年は真冬は花を咲かせなかったが丈夫な花株なのである。花の手入れを真面目にやっていないので、丈夫な花だけが生き残り、繁茂を続けるているのが我家の庭なのである。

01メドウセージ09-5-30 02キンシバイ09-5-30 03バラ09-5-30 04ガザニヤ09-5-30

渓流釣り27(世附川本谷上流)

昨日から雨が降り続いている。国交省のリアルタイム雨量で水の木の累計が27mmなので増水は僅かだろうが、天気予報で強風が吹きそうなのでルアーの支度だけをして3:30に自宅を出発する。途中松田町を通過するときに、民家の屋根が真っ白なのに気が付く。雷が凄かったらしいので雹が降ったらしい。

4:48に浅瀬に着くと、先行車が2台で小雨が降っていた。支度をして傘をさして歩き始めたときに、ベテラン餌釣り師のT氏が到着した。5:00に漁協の事務所に入り待っているとT氏がやってきた。世附歴40年のベテランでキープをするが私費で毎年2,000匹の稚魚を放流している人だ。

5:20に二人で出発する。雨は小降りで傘をさして歩くのがこの時期では一番快適なのだ。芦沢橋から入渓するT氏と別れて進むと、悪沢の方向に虹が二重になって掛かっているのが見えた。雨は降っているが明るくなってきている。6:12に広河原橋で雨が上がったと思ったが、6:40にパイプ堰堤で視界が開けると、かなりの雨が降り続いていることが分かった。樹木が張り出していると小雨ではよく分からないのである。

6:44に切通しの先を少し下って、6:45に堰堤の上流に入渓する。朝食を食べながら支度をする。雨が降り続いているので雨合羽を着るが、雲が薄くなり薄日が差して明るくなってきている。気温14℃、水温13℃、増水、濁りは厳しい。風の強さは感じられない。

監視員I氏の強い勧めで、替えスプールに2LBのナイロンラインを巻いてきてあるので、最初は2LBのラインにプリスプーン2.4g赤ストライプ(長さ32mm×幅10mm×厚さ1mmの真鍮製)を結ぶ。7:20から渓流でキャストをして確認してみる。スプーンがすっ飛んで行く感じで飛距離が大幅に伸びている。1g以下のルアーの場合は効果が大きそうだが、余りにも細いのが心配だ。

最初はキャストしながら堰堤の上まで下る。狙う距離を変えて感触を確かめるが、ルアーが飛びすぎて岩壁や張り出した樹木によく絡まる。普通はロッドを煽って外すが、心配なので激流の中に入って外しに行く。濁りが厳しいので魚影が見えないが、魚の活性は高く、3回魚信があったがバレる。ライン切れが心配で自信を持って合わせをしていない。

7:45に堰堤の上に到着し、ここから遡行を開始するがラインが心配では釣りを満喫できないので、使い慣れた4LBのナイロンラインにスプールを交換する。7:55からキャストを再開する。

8:00に広く濁りが厳しい瀬。(写真1)瀬頭の落込みまで左岸の河原を歩いて進み、落込みから瀬尻までスプーンをロングキャストし、ゆっくり逆引きする。すぐに当たりがあり、しっかり合わせて8:03にヒレピンの18cmの1匹目のヤマメが釣れた。(写真2)

8:11に小さな瀬でチビメが針掛かりした。12cmくらいの大きさだが、しっかりフックを咥えている。8:14に入渓ポイントに戻り、左岸側を歩きながら上流へ向かう。

8:28~10:40まで水の木橋下の大淵。(写真3)濁りが厳しいが魚影がはっきり見えるのでザックを降ろして粘ることにする。下流からスプーンをキャストして順引きすると、すぐに魚影が反応して追いかけてくるが、最後まで喰い付かない。8:34にフローティングミノー2.2g赤/黄カラー(長さ49mm)にルアーを替えてキャストしたが、ミノーを泳がせるためにはかなり高速のリトリーブが必要で魚影が反応しても全く追いかけられない。手元まできてほとんど停止したミノーにヤマメが集まってきて口先で突付いて遊んでいる。8:38に二枚ブレードプロペラスピナー2.8g狭開きタイプにルアーを替えてみたが反応が無かった。

増水した激流では、順引きでは魚が追いかけられないので、上流側に回って逆引きでキャストすることにし、購入品のダイビングミノー2.8gイワシカラー(長さ40mm、サスペンド)にルアーを替えて、大淵の真中にある大岩の裏に回り、8:45に下流にキャストしてゆっくり引いてくると、すぐに強い魚信があり、尾が丸い成魚放流の24cmの2匹目のヤマメが釣れた。しっかり写真を撮ってから、再び8:54に下流にキャストすると、すぐに尾が丸い23cmの3匹目のヤマメが釣れたが、この後はミノーを警戒して追いかけてきても喰い付かなくなった。

管理釣り場のモードなので、ルアーをスティックルアー2.0g赤/金カラー(長さ32mm×幅4mm×厚さ1.5mmの銅板製)に替え、9:02にキャストして逆引きするとすぐに針掛かりしたのだが、取り込みでバレてしまった。大岩の裏は水面から1mほど高いので抜き上げなければならず、針掛かりが甘いと空中でバレてしまうのである。バレたヤマメは小さな水溜りで休んでいる。9:06には尾が丸い24cmの4匹目のヤマメが釣れ、9:11には同じサイズのヤマメをバラシ、9:16には尾が丸い23cmの5匹目のヤマメが釣れた。

15分でヤマメの警戒心が高まるので、9:13にはルアーを小型スプーン1.7g赤/金カラー(長さ24mm×幅8mm×厚さ1mmの銅板製)に替えたが、流れの水流が激しいので逆引きすると水面上に飛び出してきてしまい失敗であった。9:28にウィローリーフスプーン3gゴールド/赤ホログラムシート貼り(長さ40mm×幅10mm×厚さ1mmの銅板製)に替えてキャストすると、すぐに尾が丸い25cmの6匹目のヤマメが釣れた。(写真4)

流れの水流が激しいときは、逆引きにしないと魚がルアーを追えない、ルアーは重くしないと浮き上がってしまうことを学んだ。この大淵の落込みの白泡立ちの開きにも魚影が見えているので、すこし進んで落込みの上流側の大岩の裏にザックを降ろして、9:42から下流側にキャストして逆引きを始める。

9:45に24cmの7匹目のヤマメ、9:50に23cmの8匹目のヤマメ、9:54に24cmの9匹目のヤマメ、9:57に24cmの10匹目のヤマメが釣れたが、全て成魚放流で尾が丸かった。15分経過したので、10:01にハスルアー5gゴールドホログラムシート貼り(長さ40mm×幅8mm×厚さ1.5mmの銅板製)にルアーを交換する。ハスルアーは動きが激しすぎるのか、キャストごとにガガンという魚信があったが、3連続でバラした後、10:04に底石に根掛かりして失くしてしまった。

10:08にスティックルアー2.0g赤/金カラー(長さ32mm×幅4mm×厚さ1.5mmの銅板製)にルアーを替える。このルアーでも2回連続バラしが起きる。スティックルアーの場合は、フッキングして3mの高さまで抜き上げている最中に空中で暴れると針が外れてしまうのである。フックサイズを#10にしてあるのが小さ過ぎて、硬いヤマメの口周りの骨を貫通できないらしい。フックサイズを#8に大きくし、パワークラスも5にする。10:13に24cmの11匹目のヤマメが釣れたが、針外れは無かった。

一つの淵に20匹近いヤマメが群れていたのは、橋の上から成魚を放流したせいだろうが、痛い思いを経験したヤマメが次第に広い流域に散って行けば、簡単には釣られなくなるのだろう。手強いヤマメを釣り人が育てているのだ。

10:14~10:25まで熱いコーヒーを飲みながらケーキを食べて休憩する。ルアーを替えればまだまだヤマメは喰い付きそうだが、完全な管理釣り場の釣りに終わってしまうのではもったいないので、休憩後新しいロッドに交換し、ルアーをハスルアー2.7gゴールドホログラムシート貼り(長さ32mm×幅10mm×厚さ1mmの銅板製)に交換して上流へ向かう。

10:43に右岩壁の良淵。激流の中を逆引きするとハスルアーも水面から飛び出してしまう。10:44から小さな段差の連続落込みになる。ハスルアーを幅広くキャストして探るが魚の反応が見えない。濁りが入っているのでぼんやりしているが、ヤマメはしっかり泳いで待機しており、ルアーを追っていないだけなのである。

11:03に織戸沢出合い。(写真5)小さな段差の落込みが連続して続き、両岸から張り出した樹木の新緑が雨に洗われて美しい。11:12に水深が浅い瀬で15cmの12匹目のヒレピンヤマメが釣れる。

11:15に左岩壁の砂で埋まった長い瀬。大淵が完全に砂で埋まってしまい水が溜まらない瀬になっている。魚影が見えていて、ルアーを追ってきたが、喰い付かないので、11:19にスティックルアー2.0g赤/金カラーにルアーを替えてみたら、無視されてしまった。上流側に歩いて行き、逆引きしてみたら消えてしまった。

11:30に倒木と大石の良淵。スティックルアーに魚影が反応しないので、11:33にフローティングミノー2.2g赤/黄カラーにルアーを替えたら逃げてしまった。魚影が見えていてルアーに反応しない場合は、ルアーが見えていないのではなく、気が付いていて警戒していることが多いのだ。

11:40に明るかった空が暗くなり、土砂降りの雨が音を立てて降りだす。雲の動きが早いので強雨は長続きはしないだろうが、常に増水には注意を払わないといけないだ。数年前にこの沢の同じところで林道側に戻れなくなりえらい苦労をした苦い経験があるのだ。約5分で土砂降りは収まり小雨に戻る。

11:45に購入品のダイビングミノー2.4gヤマメカラー(長さ40mm、フローティング)にルアーを替える。11:53に左岩壁の樹木が張り出した砂で埋まった元の大淵。ミノーを流れに乗せて上流から樹木の下の流し込み、淵尻から泳がせて探ってみたが、魚の反応が無かった。

12:10にゴルジュの倒木の大淵。(写真6)ダイビングミノーに魚の反応が無いので、右の山道を登って上流側に出て、12:16~12:30まで雨が降る中で昼食休憩を取る。晴れていれば楽しいお昼ご飯も雨の中で食べるとなんだか侘しい。

昼食後ルアーをウィローリーフスプーン3gゴールド/赤ホログラムシート貼りに替えて、12:35に上流からキャストし逆引きにリトリーブする。倒木の下までルアーが引かれてきたときに当たりがあったがすぐにバレてしまった。高いところから眺めた時にも魚影が見えなかったので今日は魚影が薄いのかもしれない。

12:40にその上の良落込みでは魚の反応が無い。12:44に右岩壁の砂で埋まった元大淵ではヤマメがルアーを避けて逃げて行くのが見えた。12:48にルアーを購入品のAR-Sスピナー2.0gに替える。気温は20℃、水温は13℃で雨が小降りになってきている。

12:55から小堰堤が遠望できる水深がある好瀬が連続する。(写真7)スピナーは相変わらずキラキラと輝いて魅力的に渓流の中を泳ぎまわっているのだが、魚影はスピナーを追いかけないで逃げている。13:03に右岸側から小堰堤を越すと、堰堤上の肩に溜まっていた魚影が一斉に落込みに向かって逃げ出す。

少し濁りが薄くなってきているようで、魚の警戒心が普通の状態に戻ってきているようだ。13:11に左岩壁の良落込み。スピナーを避けてヤマメが逃げている。13:15にルアーをスティックルアー2.0g赤/金カラーに替える。13:18に右岩壁の砂で埋まった大淵。淵尻に待機しているヤマメにルアーを無視される。それではと購入品のシンキングミノー2.4gヤマメカラー(48mm)にルアーを替えると、ヤマメは逃げてしまった。

13:28に中州で二又に分かれた渓流を右に進む。流れの流速が速く、ミノーを順引きで泳がせるためには超高速リトリーブになるので諦めて、エッグシェルスプーン3.0gゴールドホログラムシート貼り赤ストライプ(長さ32mm×幅12mm×厚さ1mmの銅板製)に替える。

13:38に小さな落込みの大石の裏の巻き戻しで、ヒレピンの17cmの13匹目のヤマメが釣れる。13:46に中州の分岐の合流に出て、上流は浅い瀬が続いている。両側から張り出した樹木の新緑が若々しく美しい。雨はほとんど止んでいるようで渓流が明るくなってきている。

13:53に瀬で待機している2匹のヤマメを見付ける。流れの真中の沈み石の前にいるので、左、右と流れの筋にスプーンをキラキラ輝かせて流して誘ったが無視して反応しない。すぐに一枚ブレードスピナー3.3g赤ブレードに替えて同じ筋を流したら消えてしまった。

13:55にスティックルアー2.0g赤/金カラーにルアーを替える。14:01に中州で二又に分かれた水流の左側を進む。左岩壁の水深がある落込みには魚影があるはずだが魚信は来ない。14:08に林道の広場が左手に見えてくる。14:12に右から枝沢が出合う良淵と、その上の右岩壁の良落込みでは魚信が無い。

14:15に広場前の最後の砂で埋まって浅くなった大淵。(写真8)大石の後ろから十分なロングキャストで落込みの泡立ち近くまでルアーを飛ばしてゆっくりリトリーブしてくると、大淵の真中でヤマメが喰い付いてきて、14:18に尾が丸い26cmの14匹目のヤマメが釣れた。(写真9)時間をかけて写真を撮ってからリリースし、左岸の砂地を進んで落込みの白泡立ちに魚影が無いことを確認して14:28に納竿にした。

広場の壁には間伐材が積まれていて登れないので、しばらく下流へ下ってから間伐材の無いザレを登り、14:31に林道脇の大きな広場に出てケーキとコーヒーで栄養を補給しながら着替えをする。

空には青空が広がり、日差しが明るく差し込んでいるのに、小雨が降り続いている妙な天気になっている。雨合羽は脱いで傘もささずに14:48に下山を始める。途中で雨が止み、林道にはヤブデマリ、ウツギ、ガクウツギといった白い花が賑やかに咲いている。注意して見ると所々にキイチゴの黄色の実が実りだしてきている。(写真10)来週に食べられそうな樹木をチェックし、サンショの葉を摘んで春の香味を味わいながら、16:30に漁協の事務所に戻った。

今日は皆さん笑顔で帰られましたがどうでしたかと監視員のI氏に質問されたが、もちろん私も満面の笑顔で答えたのである。17:08に浅瀬を出発して19:01に自宅に着いた。

増水して濁りが入ってきたときには、ルアーが良いことを実釣で確認できたが、激流に対応するにはもう少し重い3g~5gのルアーを作って用意しておかないと歯が立たないことが分かった。雨降りにはドライを無理して頑張るよりルアーにしたほうが楽しめるのである。

01広く濁った瀬09-5-29 02ヒレピンヤマメ18cm09-5-29 03水の木橋下の大淵09-5-29 04成魚放流ヤマメ25cm09-5-29 05新緑下の連続落込み09-5-29 06ゴルジュの大淵09-5-29 07小堰堤下流に好瀬が続く09-5-29 08広場前の大淵09-5-29 09成魚放流ヤマメ26cm09-5-29 10キイチゴ09-5-29

果樹に小さな実が

果樹に小さな実が実り始めている。

写真1のグミは実が赤く色着き出してきていてもうすぐ収穫期を迎えるのだが、今年も実の着き方が不良で淋しくなっている。ヤマブキの繁殖が旺盛なので花を咲かせ実を実らせる段階で負けてしまっている。来年はヤマブキの剪定をもっと早めに強く行えば、グミの収穫が増えるかもしれない。

写真2のフサスグリも植えられている場所が悪く、生育が芳しくない。寒冷地の果樹なのに夏場に西日が19:00過ぎまで当たり続ける場所なので、遮光をもっとしっかりしてやらないといけないのだ。毎年同じことを言っているので、今年はしっかり周りをヨシズで保護してやろう。

写真3の禅寺丸は今年は淋しい花の付き方であったが、実は更に減ってしまい5ケ程度しか確認できないていない。葉の下に少しは隠れているだろうが、期待はできないだろう。柿の実は隔年に不作になるが避けられない。

写真4のブルーベリーは普通のできである。大風が吹いたりして落果しなければ、例年通りの収穫が望めそうである。

写真5は姫ユズの実で、今年は大豊作になっている。千個には届かないがざっと目検討で800個くらいの小果がビッシリ付いている。全部の実が大きくなったらしっかり枝を支えないと折れてしまう恐れがある。夏前までに支柱を直しておこう。

01グミの実09-5-27 02フサスグリの実09-5-27 03カキの実09-5-27 04ブルーベリーの実09-5-27 05姫ユズの実09-5-27

渓流釣り26(世附川大又沢下流)

3:03に自宅を出発し、途中でガソリンを給油して、4:46に浅瀬に着いたら先行車が7台の盛況であった。最近は平日でも週末並みの賑いの日がある。

ゆっくり支度をして5:00前に漁協の事務所に顔を出し、監視員のI氏に自作したスティックルアーを見てもらう。今回のルアーは長さを32mmにしてあったが、渓流で使うには長さを24mm以下に短くしないとダメらしい。I氏が巻いた#8の巨大なカディスが24mm、#10のカディスが20mmなので長さとしてはこれが基準になるようだ。幅が4mmは面白そうだという感想であった。

本谷、大又とも源流の沢には沢割りボードにマークが付けられているので、フライキャスティングの練習が存分に出来、チビメの魚影が濃い、栗の木堰堤から上流の大又沢最下流にマークして5:21に出発する。明るい林道をゆっくり歩いて5:40に入渓して朝食を食べながら支度をする。

気温15℃、水温13℃、平水、クリヤー。平水ではあるが、法行沢の取水を止めているため、渓流の浅い瀬には元気のある白泡が見え、石にも水藻が付いていない。黄色のメイフライが飛んでいるがかなり大きい。#12位の大きさだが、手持ちのフライは小さなものしかなくソラックスダン#16yellowbodyを結ぶ。

6:07からキャスティングを開始する。浅い瀬だが小さな段差の落込みでもしっかり白泡を立てている。(写真1)上空は開けているが、渓流が曲がっていて河原の芦がバックキャストの障害になり、昨年は芦にフライを一杯絡め取られたのだ。今年はタワーキャストぎみにバックが高くなっているので芦は気にならない。

チビメがフライに面白いように飛び付く。ラインを3mほど出して、8m先にフライを落として流すと、パシャ、パシャとチビメが飛び付く。水流に勢いがあり水面がよれて乱れる適水勢になっているので、魚から釣り人が見え難く、8mでも魚が逃げないのだ。

6:26に右岩壁の水深があるトロの大淵。トロ場の止水になると水面が鏡面のようになり、10m離れないと魚は逃げる。かなり遠くのヤマメがゾロゾロと逃げて行くのが見えたのでキャストをせずにパスする。トロ場の魚を釣るのは難しいのだ。

6:34に適水勢の瀬。フライが流れて行くとヤマメが落ち込みに逃げ込むのが見える。水面には茶色のメイフライが飛んでいる。色や大きさが異なるフライには警戒して逃げるのだろう。6:40にソラックスダン#16brownbodyにフライを替える。クリンチノットの輪の中にティペットを入れ戻し難くて困っていたが、先週からピンセットを使うようになってすごく楽になる。年寄りは道具を使って目と指先の衰えをカバーするしかないのだ。

6:48に左から流れ込みの白泡立ちの向こう側のソデ。(写真2)クロスストリームは魚に見られ難いので思い切って近付き、白泡との境目を狙ってフライを流すとヤマメが大口を開けて浮かび上がってきたが、合わせが早すぎてバレる。反転するまで待ちきれなかった。

浅い水深の瀬でチビメが良く飛び付いてくるが、これまでは全部バレていたのだが、6:58に浅い瀬(写真3)で初めてチビメが針掛かりする。12cmくらいのサイズであったが、順調に生育すれば来年には20cmまで大きくなれるだろう。

7:07に林道の前の淵で、渓流が180°曲がる。浅い瀬ではチビメの魚信が絶えることなく続いている。いつもはバレても時刻までメモしているのだが、今回はチビメの当たりが多すぎるので省略する。この辺りからは樹木が両側から張り出してきて、左右両側の河原の中を渡渉しながら進んで行くので、色々なキャストの練習が出来る。

源流での6mキャストから8mキャストにラインが2m伸びているので、ミスキャストがかなり増えている。ラインとリーダーが真っ直ぐ伸びずに弛んでしまい狙った場所よりはるかに手前にフライが着水してしまうのだ。ラインが長く伸びるに従ってミスキャストが増えているのが自分でも良く分かる。練習しないと下手になるとは良く耳にする話だが、源流の藪沢ばかり釣行しているとキャスティングはうまくならないのが実感として分かる。

7:18に日が正面から差し込みだしパラシュートのマーカーが見えなくなる。7:28にノイバラの白い花が満開できれいだ。(写真4)7:38に適水勢の瀬の石の前で狙ったヤマメが飛び付いてきたがバレる。オレンジ色のパラシュートが見難いので、7:43にエルクヘアカディス#14flashabou twist green bodyにフライを替える。

7:50に左岩壁の瀬。本来は大淵であったのだが、砂で埋まってしまい水が溜まらないので瀬になっているのだ。黄色の大きなメイフライが飛んでいるが、瀬の上に群れているのは、茶色の小さなミッジだ。瀬では魚影が見えず、落込みは倒木でガードされているので手が出せずにパスする。

8:02に右岩壁の良落込み。落込みのソデにフライが入るとヤマメが飛び出してきたが合わせのタイミングが悪くバレる。力を入れて大合わせをしてしまったのでラインが絡み合い解けなくなる。5Xの下でティペットを切り、7Xのティペットを40cm結び直して、フラッタリングカディス#14のフライを結ぶ。監視員I氏が巻いたフライである。エルクヘアを使うフライはフロータントよりジェルの方が浮力が長持ちするので、ジェルを丁寧に塗りつける。

8:25にキャスティングを再開する。8:30から水面がよれた適水勢の瀬が広がってきている。(写真5)ヤマメの活性があがり、フライに対して飛び付く勢いが凄くなってきた。8:31、8:35、8:36と狭いエリアで続いて18cmくらいのヤマメが飛び付いてきたが、最後のヤマメは空中をかなり高く飛んで掛かってきたので良く見えたが、フライとは離れていた。餌取りが下手なヤマメは結構いるのである。

8:47に大岩の前の瀬でヤマメが飛び付いたがバレ、8:50に右岩壁の長大なトロ場ではヤマメがゾロゾロと集団で逃げて行く。9:04に左岩壁の落込みの瀬ではヤマメがライズしていたが、フライには反応が無かった。

9:13に適水勢の瀬。チビメが5回続けて当たってきたが、餌として食べようとしているのではなく、口でつついて遊んでいるように見えた。9:23から左岩壁の大トロ場。(写真6)左岸側が広い砂地になっているので、膝を付きながらいざって進み、絶好の位置からフライをキャストして落とす。フライが水面に落ちると、一斉にヤマメが逃げ出して消えてしまった。ラインはほとんど水面にかかっていなかったのだが、スレたヤマメには通用しなかった。

9:30に右岩壁の落込みの瀬、9:40に双流の落込み、9:47に水深がある良落込みと、好渓相のハイライト区間に入るが魚の反応が無い。9:49に左岩壁の長い大トロ場。(写真7)左岸が砂地になっているので、膝を付いて進み、キャストすると魚影が少し上流へ逃げる。3回膝を付きながら進んでキャストしたがその都度少しだけ逃げて、おいでおいでをされ、すっかり遊ばれてしまった。

9:55に笹子沢出合いで、10:05までコーヒーとケーキで休憩する。休憩後はザックを置いて堰堤の下まで往復する。10:11から正面に笹子堰堤の瀑布が迫る大トロ場。(写真8)大きな落石の陰になるのでヤマメには気が付かれずにキャストできる。あまり距離を伸ばさずに8mキャストをすると、小ぶりのヤマメが寄ってきて喰い付いたが、反転に少しだけ合わせが早すぎたらしくバレてしまった。バシャバシャとヤマメが暴れた瞬間に全部の魚影が消えてしまった。

腰までの深い水深の中を堰堤の下まで進んでから、10:31に引き返し、10:35に右岸の斜めのガレの踏跡を登って、10:38に林道の笹子沢橋上流の広場に出る。少し林道を歩いて堰堤を越し、10:41に堰堤上流に再入渓する。気温24℃、水温16℃。浅い瀬が続いている。

10:46に流木にフライが絡まりティペット切れ。フライは流木に刺さっていたのを見付けて回収できた。7Xのティペットを40cm結び直して、パラティルト#12peacock bodyを結び、11:00に再開する。浅い瀬にはチビメの魚影が濃く、頻繁に飛び付いてくるが、全てバレる。あまり合わせて針掛かりさせようという気持ちが無いので、弱く小さな合わせに変わっている。

11:19に右岩壁の枝沢が出合うトロ場。ヤマメが気付いて早めに逃げ出したので、トロ場にはフライを落とさず、逃げ込んだ落込みのソデに狙いを絞ってフライを落としてみたが反応は無かった。大きなイトトンボが5匹河原の石に止まっている。写真を撮ろうと近付いたら逃げてしまった。

11:33に小さな落込み。(写真9)フライが水面に流れると、18cmくらいのヤマメが豪快なジャンプをして飛び掛ったが、狙いが少し外れていて失敗する。何でこんなバカな餌取りをするのか信じられない気持ちである。この後チビメの当たりが数回続いて、11:46~12:10まで昼食休憩する。気温26℃、水温17℃。かなり暑くなってきている。

午後からは自作のスティックルアーの試運転をしようと、ルアーの支度をしたが、フライロッドの根本の2ピースが固着してしまいザックに収納できなくなってしまった。無理に捩じるとひび割れ破損するので、そのまま持ち帰りしばらく放置しておくのが良いのだ。フライロッドをこの場に残し、帰りに回収するため林道近くに運んで、林道から見付け易いように大きな目印を付けて渓流に戻る。

スティックルアー2gを付けて、12:25からルアーキャスティングを開始する。スティックルアーの動きは悪くはないようだが、幅が狭くスリムなのであまり目立たない。12:36に右岩壁の水深がある大淵。ルアーを落込みの泡立ちから引くと、開きのヤマメが落込みの中に逃げ込む。

12:41に左岩壁の淵。岩壁の凹んだ裏に魚影がたくさん隠れているのが分かる。そのすぐ前にルアーを通すが追いかけてこない。12:49に極小スプーン2cm1gゴールドホロ赤ストライプにルアーを替える。12:58に浅い砂地の瀬を長く引くと、チビメが追いかけてきたが、最後まで飛び付かなかった。

13:03に水深がある瀬。ヤマメが追いかけてきたが、途中で戻って行く。13:10にAR-Sスピナー2.0gにルアーを替える。これだけが購入品のスピナーである。13:15に浅い瀬の石裏からヤマメが飛び出してきて逃げて行った。これだけ水が少なくなってもブレードが良く回転し、キラキラと輝いて魅力に溢れるルアーだ。

13:20にシンキングミノー3.5cm1.4g赤/黄カラーにルアーを替える。小さな段差の浅い水深の瀬が続いている。ミノーを上流へキャストし、泳がせながら進んで行くが、チビメの反応が無い。13:40に左岩壁の砂で埋まった瀬。ヤマメの魚影が見えるが、ミノーに反応しない。逃げず、追わずでゴミの扱いだ。13:45にスティックルアー2.0gに替えて流すとすぐにヤマメが逃げた。

13:55に浅い瀬で初めてヤマメがスティックルアーを見に近寄ってきたが、すぐに逃げてしまった。13:58に強捩じり二枚ブレードスピナー1.9gに替える。浅い水深の瀬でもブレードがよく回転しているが、チビメの反応が無い。

14:05に右岩壁の砂で埋まった瀬。落込みの中をゆっくり横切らせてみたがヤマメの反応は無かった。14:10に極小スプーン2cm1.0g白/赤カラーに替える。少し水深がある瀬が続いているがチビメの反応も無い。監視員のI氏が14:15頃見回りに来て声を掛けてきた。水量が少なくルアーでは無理なのでフライに戻せというが、フライロッドは途中に置いてきてしまったので戻せないのだ。

14:36に極小スプーン2cm1.0gゴールドホロ貼りにルアーを替える。浅い瀬の石裏のヤマメが逃げ出し、小さな段差の落込みで初めてヤマメがルアーに当たってきたがバレる。

法行沢の手前で14:50に納竿し、林道に14:53に法行橋の下流側に出る。着替えをしないで林道を下り、途中の目印はすぐに発見できたのでフライロッドを回収し、スイカズラの白い花を写真に撮る。(写真10)15:50に浅瀬の事務所に戻った。

少し休憩してから、I氏の好意でフライキャスティングの練習をする。ラインに勢いが無いので10mまで伸ばせないのだが、ロッドの弾力を使っていないことが原因であるという。手首をこね、手首が折れているのを直せば良いというアドバイスを受け、最初にリールの側面がひらひらしないように修正する。カーブを投げるような手首の捩じりがなくなるとラインに勢いが出てきた。次にグリップをインデックスフィンガーに変えて手首を折れ難くするとロッドのしなりが感じられるようになりラインが空中で真っ直ぐに伸びるようになったのである。ロッドの振り幅が信じられないくらい小さくてもラインには勢いがあるのでおじぎをしないのだ。キャスティング練習に励んでなんとか勢いがあるラインを維持しよう。

17:05に浅瀬を出発して、カインズホームでステンレス線材#22、#24を購入し、上州屋秦野店で#10、#12のスプーン用フックを購入し、19:12に自宅に着いた。

今日は大又沢の下流部でフライキャスティングの練習を重ね、浅瀬でもI氏の指導でロッドの振り方を基礎から教えてもらい、ロッドがしなりラインに勢いを付ける感覚を味わうことが出来て良かったと思っている。Iさんありがとう。

01浅い瀬にチビメの魚影が濃い09-5-26 02流れ込みのソデからヤマメが飛び付く09-5-26 03浅い瀬でチビメが釣れる09-5-26 04ノイバラの花09-5-26 05適水勢の瀬でヤマメが飛び付く09-5-26 06左岩壁の大トロ場09-5-26 07左岩壁の大トロ場09-5-26 08笹子沢堰堤下流の大トロ場09-5-26 09小さな落込みでヤマメがジャンプ09-5-26 10スイカズラの花09-5-26

スティックルアーの製作(ルアーの自作44)

釣具店にズラリと細長い板のようなルアーが並んでいる。XスティックとかぐるぐるXという名前のスティックルアーだという。

内部や構造に少し仕掛けがあって、真っ直ぐな丸棒や板切れのような形をしているがグルグルと回転するらしい。一方向に回転を続けるとラインが捩じれて癖が付きトラブルになるので、ある程度巻いたら逆方向に回転して捩じれを解消するらしい。

この展示を見ていて私もスティックルアーを作って見ることにした。

厚さ1.5mmの銅板を幅4mmにカットし、32mmの長さにした。ブランクの素材の幅が100mmなので半端な長さだが、3分割して3ケ取れるのである。

両端に穴を明けて、取り合えずプリスプーンと同じに曲げて風呂桶で泳がせてみた。棒のように引かれるときと、プリプリとウォブリングして尻を振るときが1:2位の比率で起きる。

もう少し曲げを強くしてみたら、見事にプリプリの泳ぎが確実に起きるようになった。写真1にその構造を示す。

色付けは一番無難な赤金にし、マニュキュアで塗装してから表面をウレタンで2回ディッピングしてカバーした。(写真2)塗装やコーティングをし、フックやリングを全てセットすると丁度2.0gになった。

大きさを普通の自作スプーンと同じように、24mm、20mmと小さなバリエーションまで展開し、色付けを赤、黄、白、黒、緑のラッカー塗装品とゴールドホログラムシートの貼り付けを用意すれば、夏場の水涸れの源流でもドライフライと同じように使えそうな感じがしている。

釣りはフライの方が面白いのだが、フライを巻くよりもルアーを作るほうがはるかに面白いので困っている。

01スティックルアーの設計メモ09-5-25 02スティックルアー09-5-25

ラディッシュの収穫

今朝まで4日間も雨が断続的に降り続ける、梅雨のような天気が続いていたが、午後からはようやく雲が無くなり快晴の青空が広がってきている。

4月17日に種蒔きしたラディッシュの収穫を行った。暖かいせいか大きめの根が収穫できて良かった。(写真1、写真2)

イチゴの収穫も隔日に行っているのだが、敷きワラをしていないので、実が痛んでしまうことが多く、あまり美味しいと感じるまで完熟した実は数個づつしか収穫できていない。(写真3)

基本的な作業を実行していないと、最後に来て失敗するのだということを噛み締めて味わっている。

01収穫前のラディッシュ09-5-25 02収穫したラディッシュ09-5-25 03イチゴの収穫09-5-25

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