小型スティックルアーの製作(ルアーの自作45)

標準サイズの長さ32mmのスティックルアーがヤマメに有効であったので、源流用に大きさが小さい小型のスティックルアーを製作した。

写真1は小型スティックルアーの設計メモである。長さが32mmの標準サイズと曲げの高さを同じにして長さを25mmに短くしたので、かなり強い曲げになっている。

厚さ1.5mmの銅板から、幅4mmの銅板を金ノコで削り出し、幅100mmの素材を4分割したので、長さは少し短くなっている。

写真2は上面図、写真3は側面図である。設計メモの寸法で曲げたものは一番下のルアーである。

最初にメモ通りに1ケ曲げてみたら、余りにも曲げが強すぎるように感じたので、取りあえず風呂桶の中でスイムテストを行ってみたのである。良くウォブリングして泳ぐが、時々全く動かなくなってしまうときがある。

そこで曲げの角度を緩やかにし、下から2番目のルアーはラインアイの3mmの寸法を2mmに、一番高い5mmの寸法を4mmにしてみたのである。

このルアーは曲げの感じがスムースになったので、私としては自信を持って風呂桶でスイムテストを行ってみたが、良くウォブリングするときもあるが、全く棒に引かれるときも有り、有意差が感じられなかったのである。

そこで下から3番目のルアーはラインアイの寸法を2mm、一番高い寸法を3mmにしてみたのである。最後の一番上のルアーは一番高い寸法を2mmにしたかったのだが、取りあえず真っ直ぐなもので確認した方が良いだろうと、途中から気が変わって曲げたものを伸ばしたものである。

スイムテストで4個を比較して見ると、何も曲げが入っていない一番上のものが、引く速度をかなり遅くしても、棒にはならずに必ず小さく尾を振るウォブリングをする一番優れたルアーになったのである。尾の振り幅やピッチも一番良い感じに見えたのである。

この実験結果は予想外で、私には信じられない結果であった。たまたまラインアイやフックアイの穴の開け位置のバランスの狂いが作用して良い動きになってしまっているだけだろうと考えて、全部のルアーを万力で掴んで曲げ戻したのが写真4である。

穴を明けた位置にはバラツキがあるし、戻した平面にもバラツキがあり凸凹しているのだが、この4ケのルアーのスイムテストは素晴らしいものであった。かなりのスロー引きでも尾をしっかり振ったウォブリングを4ケとも見事に見せてくれたのである。

私は流体力学の研究者ではないので、何故平面の方が良く泳ぐのかは分からないし、理論的な裏付けを必要ともしていない。

今回はこの銅板に色付けをして源流で使ってみるが、さらに長さが20mmのものを作りたいと考えているので、そのときにも曲げ角度の確認を行いたいと考えている。

スプーンはお椀のように叩き出すのが大変なので、最近は平面的に曲げただけで容易に作れるプリスプーンやハスルアーを作っているが、四角い平板がプリプリ、ヒラヒラ泳ぐかもしれないと想像するだけでも、次の自作の楽しみが増している。

自作は何が起きるか分からないのも楽しみである。

01小型スティックルアーの設計メモ09-5-31 02曲げ強さを変える09-5-31 03曲げ角度の変化09-5-31 04伸ばしたルアー09-5-31

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