渓流釣り40(世附川日陰沢)

3:30に自宅を出発する。今日は半月になっている。4:50に浅瀬に着くと先行車は3台。5:01に沢割りボードの日陰沢にマークして一人で出発する。雨は降っていないはずなのに、堰堤の瀑布の水量は平水以上の迫力が感じられるボリュームである。5:22芦沢橋、5:37山百合橋、5:54土沢入口、6:24に水の木橋を左折し、6:33大棚橋、7:02切通沢橋、7:06に通行止めのある広場のカーブミラーの下にある踏跡を下って7:08に切通沢に入渓する。

着替えをしながら朝食休憩する。気温20℃、水温16℃、平水、クリヤーだが、さすがに渓流の白泡立ちに勢いが感じられない。多分かなり減水しているのだろう。張り出した樹木の間から青空が見えるが、未だ日が差し込んできていないので渓流の中は薄暗い。今日もミミズの餌釣りで仕度はいらない。

7:32から遡行を始める。7:38に右岩壁の良淵。ヤマメがチョイ当たりしてすぐ逃げる。7:40に左岩壁の良淵では当たりが無く、7:44に小さな落ち込みの白泡立ちの底でチビメが釣れる。開きや淵尻では無く、落込みの白泡立ちの底でチビメが釣れると言うのは水流に勢いが無いと言うことだ。

7:54に小さな落ち込み。目印が上流へ動いたので合わせをくれたがバレ。7:55に倒木の良淵の落込みのソデで15cmの1匹目のイワナが釣れた。イワシのように細い。今日も20cm未満は採寸だけして写真を撮らずにすぐリリースにする。

8:03に左岩壁のナメ下の砂で埋まった元大淵。左の岩裏から慎重に近付き真ん中の流芯にそっとミミズを流したが、チビメの当たりが2回あっただけであった。逃げたヤマメは見えなかったので、石裏に貼り付いて出て来ないのだろう。左岸の河原に山トリカブトの群生があったが、小さな蕾しかなかった。

8:25に良落込みの丸い大淵。ここには魚影がありそうだったが、チビメが1回当たっただけであった。8:27に出合いを正面の日陰沢へ進む。8:38に大岩前の瀬。イワナがミミズをじっくり見ていたが喰わなかった。8:40に落差がある落ち込みでチビメが当たり、8:47に日陰沢橋の下の落込みでもチビメが当たる。

8:52にコンクリ堰堤。蜘蛛の巣が凄い。これだけ蜘蛛の巣が張っていれば釣り人はしばらく入渓していない。落ちていた倒木の枝で丹念に巣を払ってから前進し延べ竿を伸ばす。8:58に右側の排水口の前の泡立ちで16cmの1匹目のヤマメが釣れた。スケールに当てて採寸しすぐリリースする。

8:59に左の壁際に堆積した赤ザレを登って堰堤を高巻く。9:02~9:20までコーヒーとケーキでゆっくり休憩する。錘がBでは重すぎ勢いが弱い水流で流れ難い感じがしていたので、1号のガン玉に交換する。

9:20から釣りを再開する。浅い瀬に小さな段差の落込みが続いている。9:24に右岩壁の水深が深い良淵。淵尻には魚影が必ず見える良淵なので遠くから調べてみたが何故か今日は魚影が見えない。最初淵尻の流れ出し近くにミミズを落としたが反応が無く、次第に落とす位置を上流にし、最後に白泡立ちの落込みの底に沈めたらチビメが2回喰ってきたがバレ。

9:32から苔むした石に浅い小さな落ち込みが連続する。(写真1)水深が深そうな落ち込みだけを選別してミミズを落として進むがほとんど魚信がこない。9:35に倒木と石積みの良落込みでも魚信が無い。

9:46に小さな段差の落込みの下に広く浅く広がるプール。(写真2)白泡立ちの落込みの中でチビメの当たりが1回あっただけでガッカリする。9:52にも浅い白泡立ちの小さな落ち込みでチビメの当たりバレ。

9:56から連続するナメ滝。渓相はとても素晴らしいのだが、炎天下の強い日差しが渓流に差し込み始め、まだら模様のコントラストが強くなって何を撮影しているのか分かり難くなる。

10:03から勾配が厳しくなり連続する小さな落ち込みの水流に元気が出てくる。10:05に倒木の絡みが厳しい良落込み。(写真3)魚影が見えているので何とか竿を入れようとしているうちにヤマメに気付かれて消えてしまった。蜘蛛の巣のベトベトが竿やハリスに残っているせいか、提灯仕掛けを竿に巻き付けて差し込み逆に回しても仕掛けが垂れ下がらない。

10:10に樹木が張り出した落ち込み、10:23に双流の落ち込みと好場が続くが魚信が来ない。10:26に浅い瀬にミミズを落とそうとしたら空中のミミズ目がけてヤマメがジャンプした。喰い気のあるヤマメも居るのだ。

10:27に左から水量がある枝沢の出合いを過ぎると、10:28に左岩壁右大岩の水深がある良瀬。(写真4)白泡立ちの中から仕掛けを流すと開きで10:29にチビメが釣れる。右の大岩の石裏を狙って流れの筋を変えて仕掛けを流すと、10:32に石裏からヤマメがゆっくり姿を現し、ミミズを避けて白泡立ちの中に入って行った。

10:40に三流の落ち込み。10:42にチビメの当たりがあるがバレ。10:47に苔むした倒木の水深がある瀬。ヤマメが待機しているのが見えたので白泡立ちから仕掛けを流したがすぐに逃げてしまった。

10:48から右岸に少し広い小高い河原が続く。10:53に連続する落込みの下の水深がある大淵。(写真5)水深が深い開きの淵底にヤマメの魚影が見えるので、ヤマメに見付からずに白泡立ちまで近付けず、開きの下流から仕掛けを流したら、すぐにチビメがミミズを引っ張って走ったのですべての魚影が消えてしまった。

10:57に渓流が左に曲がり、10:59に段差がある良落込み。チビメが当たってきたが、バレ。11:08に曲がって落ちるナメ滝の二段の落ち込み。慎重に滝壺を狙ったが反応が無かった。右岸の河原はさらに広くなり高くなる。

11:14に小さなナメ滝の落ち込みでは反応が無く、その上流にもナメ滝の落ち込みが続いている。11:20に水深がある小さな落ち込み。ヤマメが2匹淵底に待機しているのが見えたが、ミミズをそっと落としたらすぐ逃げた。

11:25に苔むした倒木が堆積し小さな落ち込みが連続する。(写真6)落込みの中にチビメが走る姿がチラチラと見える。11:30からゴルジュになり連続する4滝の瀑布帯が始まる。

11:30に第一滝は3mの双流のナメ滝。滝壺は砂で埋まっている。左の岩盤を越す。11:36に双流の滝3m。(写真7)日陰沢では一番滝らしい滝である。左流でチビメの当たり、右流でチビメが釣れただけであった。11:46に右の岩盤を越す。11:48には双流の第三ナメ滝3m。瀬尻に待機するヤマメの姿が見えたので白泡立ちの中にミミズを落としたらすぐに逃げてしまった。11:52に小さな小滝の第四滝。ヤマメの反応が無かった。

11:54に左から水量がある枝沢の出合いを過ぎると、11:57に左岩壁に苔むした倒木の良落込みになる。(写真8)苔に覆われた渓相は素晴らしいのだが、水量が少ない水涸れでヤマメの姿が見えず、ミミズを流したらチビメがすぐに逃げて行った。

12:01に小さな落ち込みでチビメが当たり、バレ。12:04に小さな落ち込みではヤマメがミミズを見て逃げて行った。右岸の広い河原には大棚沢学術参考保護林の大きな看板が倒れ、佐久間東幹線No299/No300の電源開発の鉄塔道標が立っている。維持活動をしない看板は自然に朽ちる天然の木材だけにするべきだろう。

12:10に小さなナメ滝の落ち込み。(写真9)最後のヤマメの当たりがあり、針掛かりしたのだが、フッキングが少し甘く暴れているうちにバレてしまった。

12:16から連続落ち込みになるがヤマメの反応が無く、12:19から水深がある細流の落ち込みではヤマメがミミズを見て逃げてしまった。(写真10)

12:23に巨木の倒木を越し、12:25に二又分岐で納竿にして昼食休憩にする。右沢からは水量が少ないナメ滝が流れ落ちている。

12:49から沢通しに下山を開始する。12:55鉄塔道標、13:00連瀑帯、13:21に日陰沢橋に着き、着替えをする。13:34から林道を下る。13:40切通沢橋、14:03大棚橋、14:11水の木橋、14:38土沢、14:52山百合橋、15:07芦沢橋と順調に下り、15:30に浅瀬に着いた。

監視員のHa氏と少し話をしてから、16:08に浅瀬を出発し、17:58に自宅に着いた。

ミミズの餌釣りであっても、減水して水涸れになっているときにミミズが流れてくるのは怪しいとヤマメが疑い喰い付いて来ないことが良く分かった。

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野ボタンが咲いてる

猛暑が終わりが無いかのように続いている。季節感が全く狂ってしまったような猛暑が後2週間以上も続くらしい。

熱中症での死者がどんどん増えているが、我が家の室内鉢の花株が次々に弱り始めてきている。花株にとってもこの記録的な猛暑は耐えきれなくなってきているのだろう。

玄関に置いた野ボタンがとても元気で、連日10花以上も咲かせ続けている。今日は15花が開花していたが、多分この花数が一番の記録になりそうだ。

西日が樹木の影になり射し込まないのが野ボタンにとってはとても良いことなのだろう。これからしばらく毎日10花以上開花し続けて楽しませてくれそうだ。

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西丹沢一粒農園水路管理慰労会

西丹沢一粒農園のメンバーで分担し、2ケ月間行ってきた水路管理が今月末で終了するためメンバーが集まって慰労会を持った。

昨年は田植えをしたが、水路管理はYGLにお願いしたので稲作の苦労が何も分からなかったが、今年はメンバーが分担してやり抜いたので稲作の苦労の一端に初めて触れることができ、私にとっては大変な勉強になったのである。

堰止め板を基準に水位を測り、水張りを目視で調査し、オケラやモグラがせっせと地下道を掘ってできた水漏れを補修し、畦に生えた水草や野草を刈り取り、柔らかくなった畦を踏み固め、入水流量の調整を行うのは大変であったが、周辺の田圃でも水漏れがかなりあることに気が付き、1年生ながら皆さん良く頑張ったのではないかと思っている。

今日は野良作業をせず、直射日光を遮るためブルーシートを張り、その下の野草を刈り取ってから大テーブルを引きだしてきて会場を準備し、あとは缶ビールを飲みながらSoリーダーやFさんが調理してくれた料理を食べながら歓談したのである。

一粒農園でAi氏が収穫した小麦を石臼で挽いて粉を作り、これをFさんがお焼きにし、Soリーダーが畑からジャガイモ、キュウリ、タマネギ、カボチャ等の野菜を収獲してきて野菜サラダや蒸し野菜を作ってくれたので、お弁当を食べずに満腹になってしまった。

今後のスケジュールを話し合い、藁縄を編む練習をし、竹製千歯こきプロトの実地確認を行った。写真の木琴のような道具が自作した竹製千歯こきだが、藁がすぐに切れてしまい動作が不調であったが、Te氏の指摘で私の考え方が間違っていることが分かり、改良の方向が明確になったので良かった。テーパ部は単なるガイドで、竹歯の隙間で籾を茎から切り離すのである。

稲の刈り取り作業は10月の初旬の予定だとSoリーダーが言っていたので、改良版の千歯ブレードをフレームに取り付けて製品にし、小型の唐箕の試作を早急に進めなければならず忙しいことになりそうだ。

16:00過ぎに慰労会は散会になったが、とても楽しい一日であった。

01千歯こき実地確認10-8-29

渓流釣り39(世附川土沢上流)

3:28に自宅を出発する。今日も満月が明け方の道路を明るく照らしている。147号線の急坂を上り始めるとガスが出てきて辺り一面が白くなって行く。4:53に明神峠の駐車スペースに車を止めた時は真っ白に煙っていた。仕度をして5:03に出発する。

5:18一ノ沢橋を過ぎ、5:20にガスが晴れて明るくなってくる。空は今日も青空だ。5:29二ノ沢、5:39三ノ沢、5:48四ノ沢橋、5:55に四ノ沢橋から6ケ目のカーブミラーのある広場に「107/106林班界標」の標識がある。ここから熊笹の中の踏跡を下るのが入渓ルートなのだが、すごい急坂が真っ直ぐに落ち込んでいる。冬場はアイゼンが必要な傾斜だ。二又分岐を直進し、すぐ先を左に曲がり、右に曲がり直すと6:02に渓流である。

土沢径路の踏跡が対岸に明確に残っている。朝食を摂りながら着替えと支度を行う。今日もミミズの餌釣りなのだが、本流なので0.6号ハリス1.5mを吉村渓流8号のスレ針に巻き、ガン玉もBを付ける。気温19℃、水温16℃、平水、クリヤーである。

6:35から釣りを開始する。入渓ポイントの落込みのソデですぐにチビメが激しい勢いで目印を引っ張る。ミミズの垂らしが長いのでミミズが千切れるだけで針掛かりしない。6:45に右へ曲がると右岩壁に深い水深の瀬になる。際を流すと目印が動いて竿先が曲がり、ミミズを喰い千切った後はチビメが走り回る。

例年この時期は、自然産卵で孵った稚魚が7~8cmの幼魚にまで成長し、ミミズ餌を喰い始めるのだ。餌を喰われるのは良いが、針掛かりすると魚体を痛めないよう針外しに手間が掛るので、餌だけ取られ針掛かりしないよう研究し今の仕掛けになっている。

もう一つのポイントは魚の力関係である。大きな魚は力が強く上流にいて流れてくる餌を独占し、パスした餌を末席のチビメ達が食べているので、自然に流れてくる餌と同じ順番に仕掛けを落込みの白泡立ちの底に最初に入れる。そこまで淵尻のチビメに気が付かれないよう河原を進む。

6:52に落込みの高さが高くなり、ゴルジュに良落込みが連続する。(写真1)白泡立ちの底からソデ、開きと少しづつ水流が緩やかな場所へと仕掛けを落とす場所を移動させて行く。

6:55にその上の落込みの開きでまともな当たりが初めてあったが、バレ。7:00にゴルジュ帯を抜け樹木が張り出した瀬に渓相が変わる。

7:02に樹木が水面に張り出した双流の落込み。右流のソデの巻き戻しになる右側の大岩の裏に仕掛けを入れる。すぐに魚信があり15cmの1匹目のヒレピンヤマメが釣れる。計測はしたが写真を撮らずリリースする。今日は20cm以上の魚だけ写真を撮ることにしよう。左流は樹木の張り出しが低くうまく仕掛けが流れずに魚信が無かった。

7:16に左大石前の倒木に囲まれた水深がある瀬。仕掛けを沈めた途端にヤマメの当たりがあり石裏に入られてしまったようだ。ブルブルという魚信はあるのだが魚が浮いて来ない。渓流の中を渡渉してハリスを外しに行ったが途中でハリス切れ。0.6号ナイロンハリスは簡単に切れないはずなので傷が入っていたらしい。

0.6号ハリス80cmはたくさん仕掛け巻けに作ってあるのですぐに天井糸にチチワで取り付け、ガン玉Bだけ付ける。餌のミミズを付けても1分も掛らずに釣りを再開できる手返しの良さだ。

7:18に広く浅い落込みのプール。(写真2)手前は砂で埋まって浅くなっているがチビメしかいないので、右岸を進んで落込みの白泡立ちに仕掛けを振り込む。仕掛けが白泡立ちを抜けた所で目印が落込みに逆流する当たり。合わせが決まってガッチリ針掛かりし久しぶりに気持ちの良い引き味を楽しむ。23cmの2匹目のヒレピンヤマメであった。写真を撮ったが銀化してパーマークが薄くなりヤマメよりサクラマスのイメージであった。緩い流れの中で腹を見せ横たわっていたがすぐに元気を回復して逃げて行った。この落込みなら2匹目があると、落込みの場所を変えて仕掛けを落とし粘ったが、チビメが2回ミミズを食い千切っただけであった。

7:36に水深が浅い瀬の落ち込みでは魚信が無く、7:44に右岸から日陰沢が出合う岩盤の沢床の水深がある瀬。(写真3)少し下流の左に大きな岩がある前にヤマメ2匹並んで待機しているのが見える。仕掛けを流すとミミズを追いかけるのだが最後まで喰い付かない。粘ってみようと流し続けたら3回目に誘惑に負けて喰い付き18cmの3匹目のヒレピンヤマメが釣れた。生餌の威力はすごい。きれいなパーマークをしているがすぐリリースした。

7:50に右側の岩盤の際を流し、チビメが初めて針掛かりしたが、針が大きく口元から出ていたので魚体に触れずにリリースできた。7:58に日陰沢のナメ滝が落ち込む出合いの小さな瀬。水深が深いのでミミズを落とし込んでみたらすぐに21cmの4匹目のヒレピンヤマメが釣れた。下流の岩場に移動してしっかり写真を撮る。写真を撮ろうとするとヤマメがタモ網の中で暴れるので時間がかかり回復まで少し時間がかかるダメージを与えるが我慢してもらうしかない。

8:06にその上の水深が深い砂で埋まったトロ場。チビメが3回当たってきたが針掛かりしなかった。渓流にようやく日が差し込んできて明るくなる。8:10に瀬の流れ出しでチビメが針掛かりし、8:12に右巨岩の双流の落込み。砂で埋まって大淵が浅くなっており、右流でチビメ、左流の落込みでもチビメが釣れる。落込みのチビメは余りにメダカに近い大きさであったのでメジャーで測ってみたら7cmであった。

8:23に左流の中を直登して越す。落込みの高さが2mほどなら滑っても怪我をしないので、沢登りも少しづつ楽しむことにしている。落込みの上流には浅い小さな段差の瀬が続いている。

8:28に右岩壁の瀬でチビメが2回当たる。渓流が左に曲がりゴルジュになり、8:30に水深がある落込みでもチビメが2回当たる。8:33に浅い沈み石の瀬でもチビメが当たってくる。ミミズが毎回食い千切られる訳ではないが、しょっちゅうミミズを替えるのは水中での動きがフレッシュになり魚を誘う効果がある。

8:38に両岸が狭まり砂で埋まった元大淵の中に水深がある水流がゆっくり流れている。チビメがたくさんいるらしく、遡行しながら仕掛けを流して進むと目印がアチコチに動く。何回かは合わせをくれたがバレ、その他は合わせもくれない。

8:45に大岩の堆積した落込みになる。(写真4)白泡立ちの底に良型ヤマメが潜んでいる感じなので粘ってみたがチビメが釣れただけであった。8:53から左右に曲がりながら狭い岩盤の間を激流が白泡を立てて流れ下る。僅かな巻き戻しや石裏を狙って仕掛けを振り込む。魚信は来なかったが激流の中からヤマメを引き抜くのが私の渓流釣りの目標なのだ。

8:56に激流を抜け、緩やかな流れの石前の水深がある良瀬。仕掛けを流すと18cmの5匹目のヒレピンヤマメが釣れた。生餌ではバレが少ない。最近はヤマメが軟弱になり激流より緩やかな流れにしか住めないのだろうか。

9:00から段差がある良落込みが続く。9:04に右岩壁の良瀬でヤマメの反応が無く、9:12に小さな落込みのソデで18cmの6匹目のヒレピンヤマメが釣れる。メジャーで長さを計測しリリースするとダメージが少なく直ぐに元気に泳いで行く。針には返しが付いていないので口元より中に飲み込んだら迷わずにハリスを口元で切っている。口を開けてプライヤや針外しで口の中を掻き混ぜたりしない。

9:14に右岩壁のぶっつけ。チビメの当たり。9:20左岩壁の砂で埋まった元大淵の浅い瀬では反応が無く、9:25に倒木で埋まった大淵。倒木の下からヤマメが飛び出してきたが喰わなかった。

9:38にゴルジュに双流の落込みの水深が深い大淵。(写真5)これだけの良落込みなのに白泡立ちの底でヤマメの反応が無かった。真ん中を通れそうなので進んで見たがまだ深くて通らずであった。左の山道を高巻く。

9:48にその上の右岩壁の良淵。チビメの当たりだけであった。9:50~10:10までコーヒーとケーキでゆっくり休憩する。今日はこれまでの釣果ですでに大満足である。

10:14から釣りを再開する。幅の広い小さな段差の落込み。(写真6)落込みのすぐ下の石裏からヤマメが飛び出して針掛かりし、流れの中を走り回って引き味を堪能させてくれた。最近は大物を釣り上げていないので竿を立てる力加減が良く分からないのだ。釣果はレギュラーサイズの23cmの7匹目のヒレピンヤマメであった。(写真7)針を飲み込んでいたので仕掛けを切ってリリースした。

10:25にその上の瀬でチビメが釣れ、10:28に倒木の落ち込みを苦労をして越す。10:31に右側から四ノ沢が出合う。倒木を掻き分けて進むときに蜘蛛の巣がたくさん付いてしまったので、帽子、顔、眼鏡、上半身から蜘蛛の巣を取り除き、顔を渓流の水で洗う。ロッド、天井糸、ハリスも丁寧に清掃する。フライであったら完全に戦意を喪失する蜘蛛の巣付着だが、延べ竿の餌釣り仕掛けは単純なので復旧が速い。

10:35から左の本流へ進む。10:38に砂で埋まった元大淵ではチビメの当たりだけ、10:44に石垣堰堤になる。(写真8)滝壺ではチビメの当たりが1回あっただけであった。この石垣堰堤は自然の滝を抱え込んだ作りで、右側から斜めに流れが落ちているのが滝で、堰堤ではなく岩盤の段差が途中にあるのだ。落込み近くのザレを少し上って低すぎる踏跡を進むと、堰堤の高さより低い所を通り上に出られる。これまで左右の植林の伐採跡を苦労してかなり高くまで上って高巻いていたが、左右どちらを高巻いても15分掛っており、滝の上を越すルートは約4分とはるかに短時間で堰堤の上に進めた。

砂で埋まって浅くなった堰堤の影響がある瀬で11:00にチビメが釣れる。11:03に二又分岐になり左は一ノ沢、右が二、三ノ沢になる。右に進む。11:20に小さな段差の落込みの白泡立ちの中で20cmの8匹目のヒレピンヤマメが釣れ、11:31に小さな落ち込みでチビメが釣れる。

11:35に砂で埋まった元大淵ではチビメの当たりが2回だけで、11:41に右岩壁の落込みの開きで、19cmの9匹目のヒレピンヤマメが釣れた。11:45に倒木の良淵では白泡立ちの底でチビメが釣れ、11:56に大石の前の落ち込みでは、打ち返しのミミズ目がけてヤマメが空中を大ジャンプして飛んで来た。フライの打ち返しや、餌釣りの目印では何度か経験しているが、打ち返しのため空中を移動中のミミズ目がけてヤマメが飛んで来たのは初体験である。

12:02にゴルジュの落ち込みではチビメの当たり3回のみで、12:06に二ノ沢下流の大滝。(写真9)大岩が散乱して積み重なっているので少し高い所まで上らないと実態が分かりにくい滝である。右側の大岩の裏からヤマメが飛び出し喰い付いたがバレてしまった。

12:19に納竿にし、ロッドを縮めて沢通しに戻り、12:27に警笛鳴らせの注意標識がある植林の伐採地の下で昼食休憩をとりながら着替えと下山の支度をする。

12:53に植林帯の中の踏跡を上り始め、13:00に林道に出て、13:07に三ノ沢、13:20に二ノ沢、13:32に一ノ沢橋で面白い形をしたツリフネソウの写真を撮る。(写真10)炎天下の急な坂道をゆっくりと上り、13:58に駐車した車に着いた。

14:08に出発して、内山の西丹沢一粒農園に向かう。

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竹製千歯こきプロト

稲の小規模な脱穀には伝統農機具である千歯こきが便利なのだが、最近は入手が難しくなっているので竹製の歯を使ってプロトを作ってみた。実際の脱穀作業に使い、問題点を改良しながら実用できるレベルまで持って行きたいものだ。

写真1は竹に20cm間隔で油性ペンでマークを入れたところである。竹の節間隔をこれまで測定したことは無かったが、地面に近い方が短く、上に行くほど間隔が広がっていた。写真1の竹では、20cm~26cmまで次第に広がっていた。

写真2は油性ペンのマークに従ってノコギリで20cm単位に2ケ切断したところである。竹の節が固いと思いこれを先端に使うために基準に考えたのだが、竹の節は思いのほかいい加減な出来栄えで、左右に急激に傾いているので、基準にはならないことが分かった。側面も曲がっているのであまり正確な細工は出来ないことが分かった。

写真3はほぼ中央からナタで2分割した所である。

写真4は竹歯の表裏面である。直径が約4cmの竹であったので、竹製の歯は六等分した幅約2cmが適当な感じがしてナタで割り、斜めの傾斜面をノコギリで削り、ドリルで取り付け穴を開けた。竹をナタで割ると節の部分でかなり曲がってしまうので、側面、裏面にはカンナを掛けて直線や平面を出す必要がある。割った後の竹は、持ち手の部分が無いので、このカンナ掛け作業はかなり難しかった。竹用の専用器具がたくさんあるのは、細く小さくなった竹材を加工するために必要であることが良く分かった。

写真5は出来上がった竹歯12枚である。

写真6は竹歯を支持部材にネジ止めし、竹製千歯ユニットの完成である。

写真6は千歯部なので、実際の作業で脱穀に使うためにはかなり大きく堅固な支持フレームを作らなければならない。

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野菜の収獲

秋の長期予報が発表されたが、9月はこのままの高温陽気が続くらしい。秋梅雨が始まらないと冬物野菜の種蒔きができないので困ったことになりそうだ。

家庭菜園の夏野菜は、中玉トマトの葉が枯れ始めて終わりを迎えようとしている。キュウリやナスの葉も枯れ始めており、葉が元気なのはゴーヤだけになってしまった。ゴーヤの葉だけは溌剌としており、爽やかなグリーンカーテンとして機能している。

モロヘイヤ、大葉、ツルムラサキの葉物野菜も衰えを知らない。

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渓流釣り38(世附川四ノ沢)

3:34に自宅を出発する。西の空に輝く満月に向かって車を走らせ、明神峠の駐車スペースに5:14に到着する。晴れていた空は黒い雲に覆われポツポツと雨が落ちている。仕度をして5:24に出発し、道路を横切って階段を上り、山道を通り抜けて水の木幹線林道に出る。

5:39一ノ沢橋、5:54二ノ沢、6:04三ノ沢と順調に通過し、6:14に四ノ沢橋に到着する。朝食を摂りながら休憩し、着替えを行う。脇にある土の山には尺超えの巨大キノコが群生している。

今日は釣りの支度が無い。餌釣りをしばらくしてみようと考え、最初の沢に選んだのが延べ竿での餌釣り以外の釣法では太刀打ちできない四ノ沢なのだ。振り出しの5.3m硬調延べ竿には、天井糸1号60cmに0.6号ハリス80cm吉村渓流8号のスレ針とガン玉1号の錘が付けられ仕掛け巻きに巻かれている。1年ぶりだが多分使えるだろう。餌はミミズだ。

6:40に右岸の山道を歩き始め、6:43に堰堤を越し、6:45から水深が無く浅いトロ場のようになった瀬に仕掛けを落として見る。延べ竿を伸ばして行くと#9と#10の間でスッポリ抜けてしまった。とば口のひび割れを調べたが無かったので今日一日は注意しながら使えるだろう。

6:53に双流の良落込み。チビメの当たり、バレ。ミミズの垂らしを長くし、針を大きくしてあるので、チビメはミミズを食い千切るだけで針掛かりしないようになっている。

水深が浅い瀬が続いているが、7:00頃から樹木の張り出しや倒木が次第に増えてくる。(写真1)7:14に水深が浅い瀬。ヤマメがミミズをしっかり見て喰わずに逃げてしまった。

7:19に小さな落ち込み、7:34に小さな落込みの白泡立ちとチビメの当たりが頻繁に続く。7:40に大石と石裏前の緩やかな流れの瀬。(写真2)水深が浅いので錘が底を流れてもミミズは水面を流れている。ヤマメが水面のミミズに派手に飛び掛ってきたが外れている。フライでは何度も見慣れた風景だがミミズにヤマメが空振りのアタックをしたのは初めて見た。

7:53に左岩前の水深がある瀬。ミミズを流し込むと待機していたヤマメが逃げた。増水していないのにミミズが流れてくるのは怪しいと思ったのだろう。7:58に水深がある岩盤の落込み。白泡立ちの中でヤマメがガツンと一発当たって逃げた。

8:08に小さな瀬尻、8:11に小さな落ち込み、8:16に右岩壁に大岩の水深がある落込み、8:18に小さな落ち込みと、周囲より少し水深がある深場にミミズを流すとチビメが次々に当たってくる。針掛かりしなくても楽しい。

8:20に小さな落ち込みで初めてレギュラーサイズのヤマメの魚影を見る。ミミズを追いかけてきたが喰わなかった。8:26に大石の良落込み、8:35にも同じような大石の良落ち込みでチビメの当たりがある。

8:37から樹木の張り出しが厳しくなり、倒木や流木の堆積で遡行が難しくなる。(写真3)渓流の中を進めないので、堆積が疎な山裾の河原の中を進み渓流まで戻ることを繰り返すことになるが、藪が厳しい所には必ず蜘蛛の巣があり何重にも巣を張り巡らせている。延べ竿ではリリアンにチチワで天井糸を取り付けているので天井糸から下を外し、延べ竿を伸ばしながらロッドで蜘蛛の巣切りを行う。切り終わったらロッドの清掃を行い、仕掛けを付けて再び竿を伸ばして行くのである。

藪の中の移動では、竿を縮めて仕掛け巻きに仕掛けを巻き付ければ1本の50cmの短い棒になるので仕掛けを痛める心配も無く、樹木や倒木の枝が絡み合った藪では、短い仕掛けをロッドに巻き付けて枝の隙間から藪の中へ差し入れ、水面近くで巻き戻せば狙った水面に落とせるのである。渓流の藪の中では圧倒的に延べ竿を使った餌釣りが有利であると言える。

8:43に双流の落ち込みでビッビッビッといナメ当たりがあったが針掛かりせず、8:52に双大岩の落ち込みでズシーンという豪快な一発当たりがあったが針掛かりしなかった。水深が浅くても落込みの白泡立ちの中なので魚影は見えず想像だけが膨らんで行く。8:56に小さな落ち込みで初めてチビメが針掛かりして釣れた。ピンよりも小さな本当にメダカのようなチビメであった。

8:57に双流の落ち込みでチビメが3回続けてミミズの尻尾を食い千切る。針掛かりしなければ何回ミミズをかじられても楽しいだけだ。9:03に右大石の前の瀬。必ず石裏からヤマメが出てくると信じて流すと、予想通りヤマメが飛び出してきてミミズの周りを一周し慌てて逃げてしまった。その後もミミズを数回流してみたが、チビメが尻尾を食い千切るだけであった。

9:05~9:20まで少し広い河原でコーヒーとケーキで休憩する。上空には青空が広がっているが樹木がかぶさっているので渓流の中は全体的には薄暗い。ヤマメは釣れていないが、これだけチビメの当たりが続けばそれだけで十分に楽しい。

9:20から左岩壁の落込みで釣りを再開する。(写真4)白泡立ちの中にミミズを落とすと目印が横へ動いた。魚信が無くても目印の不自然な動きは明確な当たりなのだ。合わせをくれると久しぶりに延べ竿が曲がって19cmのヒレピンヤマメが釣れた。手応えも十分であった。写真を撮ってリリースする。

9:31には遠くから堰堤かと見間違えた大きな平らな岩の落込み。(写真5)右側の落込みの裏側に大きく凹んだ石裏に大物ヤマメが潜んでいるのは間違いない。水流の左側から石裏にぶつかるまで竿を差し込み、ぶつかった所で仕掛けを巻き下す。すぐに当たりがきたがチビメの当たりであった。

大きく樹木を迂回して上流へ進み、9:40に藪の中の小さな落ち込みでチビメの当たり、9:44には大岩の落ち込みで久しぶりにヤマメの反応が無く、9:48に小さな落ち込みでチビメの当たり、9:53に小さな段差の良落込みでもヤマメの反応が無く、9:59には小さな落込みの流れ出しに待機しているヤマメが白泡立ちにミミズが入った途端に白泡立ちに向かって走ったが当たりは来なかった。逃げ込んだらしい。

10:04に落差がある二段の良落込み。(写真6)下段の良淵では魚信が無かったが、上段では10:08にチビメの当たりがあった。

10:10に倒木の二つ石の小さな落ち込み。半分に日光が差し込み水面が反射して見えない。白泡立ちの中にミミズを落とすとすぐに目印が大きく動いて当たりが出る。元気の良いヤマメで落込みの中を走り回って倒木に絡まってしまった。そのままハリスを引っ張るとバレそうなので浅い落込みの中に入り大きな倒木ごと河原に引っ張り上げた。20cmの2匹目のヒレピンヤマメであった。息が上がっていたので写真を撮ってからタモ網の中で元気を回復させてからリリースした。

10:23にはすぐ上流の石の前の小さな瀬に待機するヤマメが見えたので、ミミズを流すとすぐに3匹目の16cmのヤマメが釣れた。これは大きさだけ測ってから写真を撮らずにすぐリリースする。

10:31に瀬にいるヤマメにうっかり気が付かれて逃げられ、10:46にナメ滝の二又分岐前の小さな落込み。(写真7)大石の間から覗くと瀬尻にヤマメが待機しているのが見えたので白泡立ちの中からミミズを流すとすぐに上流へ走って行き当たりがあった。手前側の上空には樹木が張り出していたので上流側へ引っ張って行き釣り上げた。21cmの4匹目のヒレピンヤマメであった。(写真8)写真を撮ってから十分に休ませてリリースする。

二又分岐の右流はナメ滝5m、左上流は四段連続のナメ滝であった。(写真9)左右流ともここが魚止めの感じがしたので納竿にし、下山の準備をする。途中の藪が深いのでザックからはみ出さないように注意して支度をし、11:06に右岸に見える踏み跡を通って沢通しの下山を開始する。

途中倒木が多く杣道が分断されており、左右両岸の杣道を歩いて下ったが、左岸にはしっかりした山道がありそうな感じがした。遡行する時には大変な藪沢で苦労をしたが、渓流から離れて山裾近くの植林の中の杣道を下ると意外に楽な下りで約45分で11:51に四ノ沢橋に戻った。

昼食を摂りながら着替えをして、12:20に明神峠に向けて林道を上り始める。浅瀬から水の木橋の標高差に匹敵する約200mをこれから上るのである。林道の周囲にはオレンジ色をした大きな花のフシグロセンノウ(写真10)が所々に咲き、赤紫色の面白い形をしたツリフネソウ、山ハギ、玉アジサイ、マツカゼソウと山野草が眼を楽しませてくれた。12:32三ノ沢、12:45二ノ沢、13:00一ノ沢と過ぎ、13:21に駐車した場所まで戻った。

13:33に出発して、内山の一粒農園の水路管理に向かったのである。

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