藁縄を編むⅣ

秋雨が降り続く中、昨日に続いて藪蚊の多い作業小屋の中で、はさ掛け用の藁縄を20.5m編んだ。これで藁縄の長さは累計41.5mになるので当面の使用量はまかなえるはずである。

6:30に自宅を出発した時は曇り空であったが、7:00に伊勢原に入ると雨が降り出した。7:50に内山の一粒農園に着いた。雨は小降りだが梅雨のように決して止まない降り方だ。

荷物を持って昨日整備した物置小屋の中の作業スペースに向かう。(写真1)トタン屋根がかなり深いので風が無ければ雨に濡れることはない。8:05から小屋の中の藪蚊の退治を始める。昨日は10分間で50匹ほど殺せたが、今日は相手が慣れてきて簡単には殺せない。同じ10分間ほど奮闘したが10匹ほどしか殺せなかった。今日も一日藪蚊に悩まされそうである。

8:15から雨の勢いが強くなり音を立てて降り始めるが、風が全く無いので物置小屋の作業には支障がなさそうだ。写真1の左端にある保冷庫の上のトレーに溜まった雨水に稲藁を浸し、切り株の台座の上で棒で叩いてなめす。

稲藁の準備が出来た所で、8:30から藁縄の編み上げ作業を開始する。藪蚊さえいなければ、雨が降る内山の田園の中での藁縄編みは至福の空間なのだが、藪蚊が飛び回って刺してくるのが興ざめである。

昼食休憩を挟んで、14:30まで藁縄を編み続け、20.5mの新たな藁縄を追加して、累計で41.5mの藁縄を編み上げたのである。少し休憩してからハサミではみ出した部分を整形し、15:30に今日の作業を終了した。(写真2)

雨は間欠的に強くなったり、弱くなったりを繰り返していたが、昨日起こしたばかりの私の田圃の稲は、午後から田圃に水が溜まり始めると次々に倒れて再び水に稲穂が浸かってしまっていた。収獲するのは無理そうな感じである。

写真3は秋雨に煙る内山の田園風景である。今日はさすがに近隣農家の誰も姿を見せなかった。

15:42に内山を出発し、途中大雨区間を通り、17:08に自宅に着いた。

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藁縄を編むⅢ

日曜日の一粒農園のはさ掛けに藁縄を使ったので、減耗した分を補充し、更に大きな面積の次の稲刈りに備えて、今日から3日間藁縄編みに精を出さなければならない。

6:40に自宅を出発するが、今日は一日快晴のはずが秦野から雨が降り出す。丹沢にも黒い分厚い雲が掛っていて暗い。8:15に内山の西丹沢一粒農園に着いた時には、雨は止んでいたが雲が分厚く何時雨が落ち始めてもおかしくない空模様であった。

作業小屋の中を整理して、トタン屋根の下に藁縄編みをする作業スペースを作る。床から檜材で105mm高くなっているので、強風で雨が吹き込んでも作業を続けられる。

作業場所は出来たが、藪蚊の大群が押し寄せて来たので、8:40~8:50までの10分間藪蚊を相手にバトルをする。50匹ほど殺したが全く減った感じがしない。今日は一日この藪蚊を相手にしながら作業を進めなければならない。

稲藁の保管庫の屋根の上に乗せたトレーに雨水が溜まっているので、このトレーに稲藁を3束5分間沈めてから、木槌で打って材料の準備は完了である。

未使用の藁縄が6m残っていたので、この終端に継ぎ足す形で9:00から藁縄編みの作業を始める。スピードは遅いが捩じりをしっかり加え、編み込みの締め上げを確実に行いながら作業を続けて行く。

お昼前にSoリーダーが来たが、すぐに畑の作業に向かって行った。

12:00のチャイムで午前中の作業を終え、昼食休憩を取る。3時間の作業で7mしか進んでいないのでかなりペースが遅い。何時の間にか空には青空が広がり真夏の強烈な太陽が差している。

12:25から午後の作業を再開し、15:14に腰が痛くなってきたので今日の作業を終了にする。午後は3時間弱で8mの藁縄を編み上げることができた。今日の藁縄の編み上げは15mで、ほぼ所定の長さを編むことが出来たのである。残った分と合わせると21mの藁縄が編み上げられたのである。

この後、ハミ出した藁をカットする整形をして15:40に今日の藁縄編み上げ作業は終了したのである。(写真1)

月、火曜日と2日間続いた大雨で、土砂災害にあった私の田圃の稲株が再び倒れているので起こすようにSoリーダーから指示があり、15:45~17:00まで倒れた稲を起こした。(写真2)

土砂災害で稲の茎が折れてしまい、地面から稲籾が浮き上らず枯れ始めている株が多数あり、これから先は生育するより籾がどんどん腐り始めそうなので、藁縄の編み上げ作業が終了したら、すぐに稲の刈り取りを始めようと考えているが、降雨で田圃の地面が再び水をかぶってしまうと刈り取りが難しくなるので、明日の雨量次第ということになる。

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秋のワラビも美味しかった

昨日、今日と2日間強い雨が降り続いた。2日間の累計雨量が私が住む藤沢で110mm、一粒農園のある足柄で200mm、YGLのある寄で170mmとかなりの雨量で、大雨警報に加え土砂災害警戒情報まで発令されたので、被害は免れなかったのだろうと心配している。

先日お茶畑の葉の上に繁茂している自然薯の蔓葉を刈り取り除去する作業を西丹沢一粒農園のメンバーで行ったが、近くにある野生種のお茶の樹がワラビに覆い尽くされ、ワラビの新芽がたくさん生えていたので、数本だけ採取して持ち帰った。

初春のワラビの新芽は珍味として採取する人が多いが、秋が深まってからは誰からも見向きもされず、シダ科の樹木に生育して葉を茂らせているのである。地中の地下茎から芽生える新芽は見た所は美味しそうな感じである。

夏以降はアクが強くなり食べられないと言う人もいるが、同じような地下茎から生え出すミョーガを春から秋まで採取し食べ続けてきた経験から、新芽が生えてくる季節により食べられなくなるはずがないと信じて今日食べてみたのである。

初春の時は灰にまぶしてアク抜きしたが、時間を掛けてアクを抜き過ぎ、野生の山菜の風味を全く失う苦い経験をしたのである。今回は秋のワラビを初めて食べるので、アクを抜き過ぎないよう水道水に2日間浸けただけで、サッと湯がいて、醤油も浸けずに、そのままじっくりと噛みしめて味わってみた。

新芽の茎はとても柔らかく、噛み続けると僅かな苦みと辛みがあるワラビの風味が口中に広がり、秋の野草の豊かな風味をじっくり堪能して味わうことができたのである。強烈な味ですべてを打ち負かしてしまう醤油を使わないと、野草が本来持っている微妙な味わいを感じ取ることが出来るのである。初春に灰でアクを抜き過ぎ、何の味わいも感じられなかった時よりはるかに深く山菜の風味を味わうことが出来た。

心配した強いアクの渋みで口が曲がることは無く、秋でもワラビの新芽はとても美味しかった!

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西丹沢一粒農園稲刈り(Ⅰ)

台風12号がそれ、朝から涼しく快晴の絶好の稲刈り日和の中で、西丹沢一粒農園の最初の稲刈りを行った。今日の稲刈りの田圃は、Ai氏、Te氏、Fさんの田圃で私とSoリーダ-はサポートである。稲の刈り取り体験をするため参加した、I氏、Taさんの2名を加え7名での稲刈りである。

写真1は稲刈り作業を始める前の内山の田園風景である。隣接するYGLの田圃はすべて刈り取りが終わり、単管の支柱にはさ掛けされている。周辺の農家の田圃の刈り取りもほとんど終わり、残っている稲は少ない。

10:00から作業小屋で作業の工程を打ち合わせ、体験参加の二人と自己紹介をし合い、10:20から稲の刈り取り作業を開始する。(写真2)

昨年の出来栄えは苗1株が平均して8~10株に分けつして増えていたが、今年は明らかに豊作で10株を越える分けつが普通に見られ、20株を越える大きな塊がとても多かった感じである。昨年より3割程度の増収ではないかと感じている。

写真3はFさんの田圃から刈り取った23株に分けつした稲束を手にした私である。結局Te氏の田圃の25株が今年のベスト記録になったようだ。1株の稲穂には約130粒の籾が付いているので、1粒のタネが僅か5ケ月で3,000粒に増えたのである。ご飯の1合が約3,000粒だと言われているので凄い増殖率である。アジアで稲作が多くの人の命を支え続けている理由を実感できる。

刈り取りが進んだ11:00から、はさ掛け用の支柱の組み立てを始める。(写真4)支柱や干し竿となる竹材は、昨年の冬にYGLで伐採して保管して置いたものである。端面を斜めにカットし、私が作った重いゲンノウの効果もあり、支柱となる竹材は地面にしっかりと喰い込んでいる。結び付けるのは私が編んだ藁縄である。思い切り体重を掛けて引き絞っても切れる感じがしない強さがある藁縄であった。

指の皮膚が摺り切れ血が出るまで、キリキリと締め上げながら作り上げた藁縄であったが、これほどまでの強度があるとは思っていなかったので正直な所驚いたのである。こんなに素晴らしく強い縄が僅かな時間を掛けて編み上げるだけで作り出せるのは驚きであった。使い終わればそのまま肥料として土に還って行く。姿や形を変えて稲を利用していた先人の知恵は素晴らしい。

写真5ははさ掛け作業で、切り出した竹の干し竿に丁度一杯の収獲であった。12:10に予定した刈り取り作業を終え、一番の豊作であったFさんのはさ掛けの前での記念撮影する。(写真6)

物置小屋に戻り昼食を摂りながら歓談する。畦道に咲く彼岸花は、猛暑の影響で未だ咲き始めたばかりであるが、それでも赤く美しい。もうしばらくすれば内山の田圃全体が真っ赤に染まることだろう。(写真7)

写真8は刈り取り作業後の内山の田園風景である。刈り取った稲束のはさ掛けが3つ増えている。後は手前の私とSoリーダーの田圃だけしか残っていない。

昼食後に、稲の刈り取り体験に来られた二人は、西畑の和綿、あずき畑、東畑のソバ畑、中央畑と見学し、Fさんの畑でゴボウを収獲してから、14:30に内山を出発して高松山のお茶畑に向かった。

お茶畑は自然薯の葉で覆われ、茶葉に日が当たらなくなっていたので、自然薯の除去を行った。蔓がお茶の枝に絡み付いているので手間がかかる作業であった。お茶畑の下にある在来種のお茶の樹はワラビの葉に覆われて森になっていた。(写真9)

やぶきた茶は自然薯の葉に少し覆われただけでも元気が無くなり茶色になっていたのだが、野生化した在来種のお茶の生命力は素晴らしく、ワラビの枝をかき分けてみると、色艶の良い美味しそうなお茶の葉が元気に生育していたので驚いたのである。これまで毎年のようにこの状態を乗り越えて来たのだから驚くには当たらないのだろうが、ワラビの葉をグリーンカーテンにして歴史的な猛暑を心地の良い夏としてやり過ごしたお茶は凄い。

ワラビの新芽がたくさん生えていたので少し採取し、炭焼き小屋を見学してから体験者と別れ、竹炭を作る話がある竹林に向かったが、竹林がたくさんある場所は分かったが、候補地の場所は分からなかった。

17:00に渋沢駅で散会し、18:40に自宅に着いた。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       

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募金箱の製作

先日西丹沢一粒農園で藁縄を編んでいるときに、Soリーダーから募金箱の製作を依頼されていたので、今日作ってみた。

合板を使わずに、丹沢産の檜柱材の端材を斧で割りながら組み立ててみたが、斧で割った柱材には基準となる平面が無いので箱の形にすることは困難であった。

底板に杉の板材を使ってみると、基準面が正しく出ているので、檜柱材を斧やノコギリ、ノミで加工して箱として組み立てるために必要な直角や平行を出すことができ、一日で何とか募金箱の形を作ることができた。

投入口はお賽銭箱のイメージで割り竹を使ってみた。幅16cm×奥行き11cm×高さ13cmで重さは200gである。数年経過したら味わいが出てくると考え無塗装である。

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ゴーヤとキュウリのネット整理

昨日から雨が降り続き、猛暑が去って肌寒い秋の陽気に空気が完全に入れ替わった。涼しくなり良く眠れるようになったので、猛暑で溜まった疲れが少しづつ溶けて消えて行くような安らかな気持ちになっている。

写真1は東側のゴーヤのネットと中玉トマトである。夏の暑さに適したゴーヤは、気温が下がると結実した実が黄色くなってしまい、大きく生育しないので刈り取ることにした。葉も黄色くなり枯れ始めている。

写真2は南側のキュウリのネットである。キュウリの葉が枯れ始め、隙間が目立ち始めてきている。

今日はこの二つのネットを整理し、冬支度に入ることにした。

ゴーヤを整理し始めると、手前側の中玉トマトが葉が元気で枝の伸長も良いのだが、花が咲いても実が全く実っていないことに気が付き、思い切ってトマトも一緒に整理することにした。

トマトの枝を整理し始めると、写真3の約10cmもある大きな青虫がたくさん取り付いているのに気が付いた。枝を刈り取りながら数えたら、緑色の大きな虫が8匹で、茶色の大きな虫が1匹取り付いていた。

写真4はゴーヤの葉の整理で見付け収獲したゴーヤの実である。葉が茂りすぎて一番大きいな実ですら分からず、たくさんの実が黄色く弾けていた。ゴーヤの種を十分すぎる量収獲でき、来年の種蒔きには何も支障がない。

写真5はゴーヤとトマトを整理し終えた東側の風景である。ニラの元気が目立つので少しづつ刈り取って食べてみよう。

写真6はキュウリの前のバジルである。バジルは種の採取はコンテナの株からたくさん採れるので、虫除けに植えた株は根元から引き抜いてすべての葉を収獲した。小さな葉もあり数は数えられないが、約2,000枚以上のバジルの葉の収獲があった。大葉とは違った良い香りに包まれ、収獲作業はとても楽しめたのである。

写真7は涼しくなってから急激に花穂を伸ばし始めた大葉である。狭い通路が塞がれ通行出来なくなってしまった。このままシソの実が付けば来年のシソの実の佃煮はたっぷり作ることが出来そうだ。

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ツルムラサキの先端を食す(その2)

台風の影響もあり、前線の動きが活発で朝から雨が降り続き、気温が昨日から約10℃も下がって肌寒い秋の陽気の一日になった。

雨は夕刻からはかなりの強雨が降り続いており、国交省のリアルタイム雨量では12時間で水の木が178mm、丹沢湖が163mm、寄が153mm、足柄が128mmとかなりの豪雨が降っているので、土砂災害が再発しないか心配している。

昨日YGLのSa代表との話の中で、シイタケの夏眠を覚ますために、ほだ木を水に浸けたり叩いたりという人工的刺激操作をせず、自然に放置しておいても季節が来ればシイタケが生えてくるということであったので、何も操作をしないことにした。

Kuさんから聞いたツルムラサキの食べ方は、ご近所のツルムラサキ好きから聞いた話と一致し、全く読まなかった古い種袋にも記述があったので、早速今朝先端部分を採取して食べてみた。(写真)

前回は、蔓の部分を細かく切り分けなかったので食べ難く、くちゃくちゃ噛んでいるうちに土臭さが口中に充満して美味しくないと思ったが、今回はKuさんから蔓の部分を細かく切り刻むように教えてもらっていたので、とても食べ易く、マイルドなツルムラサキの食味を堪能することができた。

土臭さが大幅に減り、えぐいアク味が好きな私には少し上品すぎる味になってしまったが、とても美味しく食べることができた。

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