東丹沢渓流の漁協と年券

10年間通い続けた西丹沢酒匂川水系の世附川が、台風9号による崩落と復旧工事で数年間は入山禁止になってしまったので、来年の渓流釣りのホームグランドを東丹沢の相模川水系に移さざるを得なくなった。

起点となる湖も、丹沢湖から宮が瀬湖や津久井湖へ変わる。

世附が失くなると、渓流釣り人達は、神奈川県内では相模川水系に移らざるを得ないので混雑が予想されるが、仕方が無いだろう。

相模川水系には、上流から道志村漁協(山梨県)、津久井漁協、中津川漁協、相模川第1漁協、相模川漁協、厚木観光漁協、相模川第2漁協とたくさんの漁協があり、これまで酒匂川漁協の年券だけ購入すれば済んだのが、大変なことになりそうだと心配になり、昨日のData Box回収の時に、ベテランのメンバーに聞いてみた。

ベテラン達の説明によると、漁協はたくさんあっても、遊漁券は相模川水系ならどこでも釣りができる共通券で、日釣り券だけでなく、年券も共通券だという。

また年券の更新が4月なので、3月の解禁に合わせて購入してしまうと、1ケ月で有効期限が切れてしまうことも教えてもらった。

世附川には遡行が危険な所はほとんど無かったが、相模川水系の源流域は、かなり急峻な渓流が多く、単独で釣り上るのはかなり危険で、5月以降は山ヒルが増え、源流域への入渓は難しくなるらしい。

来年の解禁までの期間に、ネットで色々調べ、下見に行き、準備を進めようと考えている。

Data Boxの回収

3週間前にヤマメの発眼卵放流で設置しておいたData Boxを回収した。今回は大雨による増水が無かったため、孵化率が98.5%と好成績であった。このデータをバラ撒きした発眼卵にも適用し、放流した7,000粒の発眼卵から、6,900匹の稚魚が孵化したと推定するのだ。

丹沢湖マラソンが開催されており、マラソンランナーが1車線を使い、車は片側交互交通であったので、大混雑していた。

待ち合わせ場所のオアシス広場に、1時間前に着く予定で自宅を出発したが、246号線が籠場から大渋滞で進まず、予定時刻直前の到着になってしまった。皆さん遅刻してくると思っていたら、抜け道を使ってほとんど定刻に7名のメンバーが集合した。

放流したグループ毎にData Boxを回収することになり、私はルアーマンK氏と組んで回収作業に出発した。丹沢湖畔は燃えるような紅葉が見事で、渋滞していても気にならない。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA          西丹沢水系の燃える紅葉

駐車場所に車を停めて、着替えをする。今日はマラソンの関係者がほとんどなので、ウエーダーを着たグループはかなりの不審者と見られているようで、すぐに出発する。

放流の時よりも水量が少し減水しているが、渓相に大きな変化は見られない。11月23日に50mmを越える降雨があったのだが、影響は無かったようだ。

林道と山道を約35分歩き、渓流に入渓して約15分ほど沢通しに遡行した所で、K氏がBox設置場所を示す目印のリボンを見付け、早速#1のData Boxの引き上げ作業に取り掛かる。石組を除けて現れたData Boxには砂が全く堆積しておらず、期待が持てる。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA          Data Box#1の回収作業

Data Boxを開けると、元気な抱卵稚魚が中でピチピチと尾を振っており、死卵は5ケしかない。Boxに残っていた抱卵稚魚の数は少ないが、元気さからみて、早く孵化した稚魚は脱出口から外へ泳ぎ出したようだ。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA          Data Box #1

Data Boxをきれいに洗い、固定に使った針金や目印のリボンを回収して、上流へ向かう。約10分ほど遡行すると、見覚えのある右岩壁の段差の高い落ち込み近くに目印のリボンを見付け、#2のData Boxの引き上げ作業に取り掛かる。石組を除けると、分厚い落ち葉が堆積していたので、少し心配になったが、砂は全く堆積していなかった。

Data Boxを開けると、元気な抱卵稚魚がたくさん残っていて、ピチピチと跳ねていた。死卵は1ケしかない。ヤッタ!という笑顔がK氏の顔に溢れている。私も嬉しくなる。

昨年は砂に半分以上埋まったData Boxに残っていた多くの死卵を悲しい気持ちで数えたのだ。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA          Data Box #2

Data Boxをきれいに洗い、固定に使った針金や目印のリボンを回収して、さらに上流へ向かう。渓相が狭いゴルジュになり、安全のために水深が深い大淵の中を進む。ヤマメが居れば走って逃げる姿が見えるはずだが、全くヤマメの気配が感じられない。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA          水深が深い大淵を遡行する

約10分ほど遡行した所にある連続落込みの左岩壁に目印のリボンを見付ける。一番自信を持って設置した場所なので良く憶えていた。早速#3のData Boxの引き上げ作業に取り掛かる。大岩の裏の水通しの良い場所で、石組を除けると砂は全く堆積していなかった。 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA          Data Box#3の回収作業

Data Boxを開けると、数匹しか抱卵稚魚が残っていなかったが、ピチピチと元気に跳ねていた。死卵は3ケであった。状況から判断して、大部分の抱卵稚魚は脱出口から外へ泳ぎ出したのだろう。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA          Data Box #3

これでData Boxの回収は終了だが、3ケとも全く砂が堆積しておらず、死卵が合計9ケであったので9/600で98.5%の孵化率という夢のような好成績であった。

Data Boxをきれいに洗い、固定に使った針金や目印のリボンを回収して、沢通しに戻る。倒木や流木で渓相はかなり荒れているが、良落込みが連続している。ヤマメの魚影を注意深く探しながら戻ったのだが、1匹も見付けられなかった。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA          倒木で荒れた渓流

途中にかなり大きなミツマタの群生があり、花芽が芽吹き始めていた。3月の解禁時にはすっかり葉が落ちた枯れ枝に手鞠のような黄色の花がたくさん咲き、釣り人の眼を楽しませてくれるのだ。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA          ミツマタの群生

美味しそうなキノコの群生も見られた。シメジかナメコか分からないが、食べて見たいと言う誘惑に駆られるキノコである。妻から絶対に持ち帰るなと厳命されているので写真を撮るだけにした。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA          美味しそうなキノコ

12:00に駐車場所に戻り、着替えをして、すぐに出発する。丹沢湖マラソンのランナーの隣を注意深く走って、12:30にオアシス広場に戻った。Ya氏のグループが既に戻っていたので死卵の数を報告する。胸を張って1,3,5個と報告したのだが、Ya氏のグループは0,1,1個であった。上には上があるものだ。

一番遅く戻ってきたTu氏のグループも好成績であった。天候に恵まれるとこういうことがあるが、死卵の数が極めて少ないときは、検卵でチェックして除けなければいけない卵が混ざっているのが原因で、Boxの設置技術は関係無いと教えてもらう。新しい知識である。

話を続けていると、丹沢湖マラソン終了の14:00が近付き、道路に車が連なりだしたので、慌てて13:55に解散となる。道路は混雑しており、約2時間掛って自宅にようやく戻った。

籾摺り

西丹沢一粒農園で収獲した稲籾の籾摺りを行った。

今年は約36Kgの稲籾を収獲し、昨年収獲して籾摺り出来なかった3Kgと合わせて39Kgの稲籾を約2時間で籾摺り完了した。機械の威力は凄い!

YGLのSa代表が籾摺り機を動かしてやると言うので、8:30にYGLに到着し、稲籾や用具を渓流を5回往復して事務所の前まで運搬して待機する。

Sa代表は、寄養魚組合から成魚を水槽に入れて何回か往復して運び、各プールへの放流に大忙しである。キッズアングラー教室の時は私も放流作業を手伝うが、今日はボーと見守るだけで動かない。自分でも気が利かないと思う。

10:30に顔見知りのYg氏が現れる。毎週必ずYGLで渓流釣りを楽しんでいるらしい。Sa代表がようやく用事を終え一段落したので、軽トラに乗って一緒にキャンプ場跡地へ向かい、籾摺り機を廃屋から搬出する。

手前側の籾摺り機を最初に動かして見ることにし、ガラくたの中をコロが片側に付いているので、かなり重く約50Kgほどあったが何とか廃屋から引っ張り出して、気合で軽トラの荷台に乗せ、事務所の前まで運ぶ。

錆びが回り、私の眼にはとても動きそうな気がしなかったが、CRC KURE556を要所に噴射して錆びを溶かし、清掃を終えて電源をONする。即事務所のブレーカが落ちてしまった。

その後ネジを外して、各部分を取り外し、清掃や錆び除りを行ったのだが、結局電源を入れてもモーターは回転しなかった。

11:00に諦め、2台目の籾摺り機の搬出にキャンプ場跡地の廃屋に向かう。#2号機は小振りで、約30Kgほどであったので、簡単に軽トラの荷台に乗せて事務所の前まで運ぶ。

#2号機は老朽化がさらに激しく、一見して動きそうな気配がしない代物であったが、なんとか時間を掛けて磨け上げ、手回しでは軽く動くようにチューンアップすることができた。

万全を期して11:30に電源をONしたが、事務所のブレーカは落ちなかったが、モーターも全く回転しなかった。

ここで、YGLの籾摺り機を諦め、係員のKさんの実家のお父さんが所有する籾摺り機を使わしてもらえるよう電話でお願いし、気持ち良く引き受けて頂いたのである。

早速Kさんの実家を訪問し、顔見知りのお父さんに12:15から籾摺り機を操作してもらうことになった。

写真1は籾摺り機の右側前方からの写真である。上方のホッパーから稲籾を落とすと、内部で籾摺りを行い、手前の青色の丸い筒からは籾殻がすごい勢いで噴射され、奥側の凸曲した青色の筒からは籾摺りされた玄米が排出されてくるのである。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA          籾摺り機右側前方からの写真

下の写真は籾摺り機の左側後方からの写真である。籾摺りされた玄米は右側の後方の金網の中を通って下に落ちるのだが、金網の下に落ちなかった玄米は、再び籾摺り部へと戻って行くようになってなっている。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA          籾摺り機左側後方からの写真

これだけの稲籾を約2時間で処理してしまうのだから、機械の威力は素晴らしいものである。

昨年は稲籾を夫婦2人分の2合を摺り鉢と杵で摺るのが大変で、毎月1度しか玄米を食べられなかったのだが、これだけ玄米にしてもらへば、毎週1度は玄米ご飯を食べられそうだ。

 

シェーバー買い替え

永らく愛用していたBraun製シェーバーの網刃が壊れたので、補修品を買おうと近くの量販店に行ってみた。

網刃の補修品は約6,000円とかなり高価で、網刃価格以下の日本製シェーバーがたくさん展示されていたので色々調べてみたが、やはり髭剃りに関しては未だに日本メーカー製は力不足であると実感したのである。

私は50年ほど前から電気シェーバーを使っているので、半世紀に渡って電気シェーバーで髭を剃り続けているのだが、最初の20年間はPhilips製を使っていた。

当時の日本の家電メーカー製シェーバーの品質は余りにもお粗末で、何回か購入してみたことがあるが、とても使える代物ではなかったのである。

その後Braun製が日本に上陸してからは、深剃りが利くのですっかり気に入り、約30年間に渡ってBraun製のシェーバーを愛用続けてきたのである。

今回は久しぶりにPhilips製に回帰して使って見ることにした。

音が静かで物足りない感じがするが、しっかり髭は摺れており、機能的には問題なかった。

渓流釣り43(寄YGL)

今年の2月以来、9ケ月振りに紅葉が美しい寄YGLでの渓流フライ釣りを楽しんだ。

L字までの上流区間では、Sa代表の懸命の作業により、台風9号で荒廃した渓流が以前の美しい渓相へ修復されていたが、人の手が入っていない下流域のゴルジュ区間が、ほとんど台風に損なわれなかったことを現認出来たのが今日の最大の喜びであった。

以前からYGLの下流域は、土沢に匹敵するゴルジュの素晴らしく美しい渓相と思っていたのだが、土沢が台風9号の豪雨で荒れ果ててしまった今は、YGLの下流域にしか苔むした岩盤のゴルジュの渓相が残っていないのではないかと思うのである。

#18のドライ(パラダンBrown、ソラックスダンOlive)で3匹、#14のウエット(MSCマラブーBrown、ウーリーバガーGrayOlive、アイアンマラブーFl.Yellow、オレンジパートリッジ、アイアンマラブーFl.FireOrange)で5匹の合計8匹のニジマスをタモ網の中に収めることができた。

引き味の良い30cmのニジマスばかりであったので写真は撮らなかったが、とても幸せな一日であった。

かなり朝の気温が下がってきているので、ゆっくりと8:05に自宅を出発し、9:38にYGLの駐車場に到着した。途中の峠の気温は9℃であった。

ウエットフライのMSCマラブー#14Brownを結んで、9:55にYGLの事務所に顔を出すと、Sa代表が冷燻の小屋作りに精を出していたので見学させてもらう。1Fの奥が煙を出す囲炉裏で、煙は長い煙突の中を進んで2Fの燻製室を充満する仕掛けになっている。利用者が素材を持ち込み生ハムを自分で作ることを想定している。

今日は釣りを楽しむよりも、渓流の変貌をしっかり見極めることが目的である。L字より下流は台風後放置したまま手付かずで、かなり荒れているはずなので十分注意するようにとKさんから忠告を受けて10:05に渓流を下り始める。

今が中津川の渓流は紅葉の真っ最中で、事務所の前の#1プールの紅葉が美しい。植林が少なく落葉樹が多いので赤や黄色の色彩が鮮やかで、常緑樹も緑の色彩を加える役割を果たしている。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA          #1プールの紅葉

大岩のある#2プールから落ち込み、中継の#3、#4プールを経て#5の大プールになる。中継のプールが1つ失くなっているが、大きな変化は見られない。左岸側に移ってしまった流れを、ユンボで砂の堆積を掻き出して、右岩壁に沿って流れる元の渓相に修復したらしい。

#5プール下流の小さなプールの流れ出しを右岸に渡渉すると、左岩壁に沿って段差が高い落込みの#6の水深がある大プール、竹が張り出し水深が浅い#7、#8のプールへと続く。

左岩壁には大増水による爪跡が残されているはずなのだが、少なくとも表面上は何の変化も見られない。フライキャスティングの技術を磨くのに適した渓相は変わっていない。

中継の小さなプールが1つ失くなり、白泡を立てる浅い落込みが長く続いてから、左岩壁の水深が深い#9の大プールになる。この左岩壁にも苔が付いて緑に覆われており、淵底には魚影がたくさん群れている。台風で目茶苦茶に破壊され荒れてしまったという話がウソであるような不思議な気持ちになる。

凄い労力を掛け、ここまで荒れた渓流を元通りに修復したYGLのSa代表の執念と情熱に感銘を受ける。やはり彼は丹沢の仙人なのだろう。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA          #9プールの紅葉

浅く砂で埋まった#9プールの長い淵尻に続いて、#10、#11、#12の浅いプールがあり、落差がある流れ出しになる。双流に分かれていた右岸側の流れは失くなり、左岸への渡渉路も消失していた。車はここまでしか入って来れず、この下流域への放流はバケツで運ぶしかない。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA          L字上流側の紅葉

流れ出しの白泡立ちの勢いのある水流の中を慎重に渡渉して、左岸に渡る。ここで渓流は直角に曲がり上空が開ける、通称L字である。県道710号線が高い所に見え紅葉が美しい。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA          L字下流側の紅葉

今日はかなり増水しており、右岸に付けられた山道への渡渉が難しいので、そのまま左岸を進み、左岩壁の連続落込み帯の中を石に摑まりながら右岸へ渡渉する。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA          連続落ち込み帯の紅葉

左岩壁から滝が落ちる良淵の下流の渡渉も増水で難しく、涸沢を登って山道に出てゴルジュの入口を左岸に渡渉する。ゴルジュ入口右岸の巨大な岩盤は無傷で健在であった。ここも直角に曲がっているので濁流に流された流木や大岩が激しく衝突したはずだが、何も痕跡が残っていなかった。大淵の底には魚影が群れ、中層には小さなハヤがたくさん走り回っていた。自然の回復力は凄い!

OLYMPUS DIGITAL CAMERA          ゴルジュ入口の魚が群れる大淵

入口の大淵を右岸に渡渉し、狭いゴルジュの岩壁の間を下って行く。岩壁は苔に覆われ何事も無かったかのような穏やかな景観である。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA          ゴルジュの連続落ち込み

連続落込みの下流で左岸に渡渉し、一番狭い右岸から滝が落ち込む大淵の上を右岸に渡渉すれば、最下流の管理釣り場の終点になるのだが、右岸への渡渉ポイントの水流が増水で激しい勢いになっており、踏ん張り切れる自信が持てず、ここで下るのを諦めて戻ることにした。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA          岩盤の苔が保持されていたゴルジュ中核部

下の写真は渡渉ポイントから終点まで見通したものであるが、特に変化は示す風景は見えなかったので、YGLの管理釣り場は全域が、台風被害から完全に修復されたと言える。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA          最下流部の紅葉

11:00からゴルジュ入口の魚影が濃い大淵で久しぶりのウエットフライキャスティングを開始する。フライラインの変化で当たりを取るのだが、すっかり忘れてしまい、当たりが分からない。打ち直しの時に手応えがあり、バシャバシャと魚信があったが、すぐにバレてしまった。

滝が落ちる右岩壁の良淵、L字のぶっつけの大淵とラインを流すが魚信が分からない。午前中に1匹だけでも釣ろうと、マーカーを付けないウエットフライを練習した#3のプールに移ってキャスティングを始める。

このプールの魚は活性が高く、すぐにラインが大きく動く当たりがきたが、バレる。3回連続してバラしているうちに、次第にラインの当たりが分かるようになり、4回目の当たりで11:47に少し小ぶりの25cmのニジマス1匹目がタモ網の中に収まったのである。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA          魚の活性が高かった#3プール

すぐに午前中の釣りは納竿にして、休憩室で昼食を摂りながら、Tk氏の釣行書を読む。内容の濃い労作で、これだけのものをまとめて刊行するのは大変な手間であったと思う。2月まで掛けじっくり読ませてもらう。

12:20から午後の釣りを#1プールで再開する。水温は14℃である。ウエットフライはMSCマラブー#14Oliveに替えてある。渡渉路からの落ち込みの白泡立ちの中に魚影がたくさん定位しているのが見えるのを狙うが全く反応しない。

12:36にフライが失くなっているのに気が付き、ウーリーバガー#14GrayOliveを付ける。Oliveよりも薄い色のマラブーであるが、反応しない。

下流から上流へキャストして、魚影の上を太いラインを通過させるのがダメだとようやく思い出す。気が付くのが遅くなったが、渡渉路から下流へダウンに流したら一発で喰い付いてきて、12:45に30cmを少し越える立派な2匹目のニジマスがタモ網に収まった。

ウエットフライを使ってラインの変化で当たりを取る場合はアップに流してはいけないのだ。

12:50に#1プールを下流に向かって流すと、2回針掛かりしてきたがバレが続く。このプールのニジマスはスレていて針を外すのがうまくなっている。

12:57に#2のプールに移り、ウエットフライをアイアンマラブー#14Fl.Yellowに替える。BodyをSalmo WebのBright Sealで巻き、TailにマラブーFl.Yellowを長く伸ばしたフライである。1回バレた後、13:10に30cmのニジマス3匹目がタモ網に収まった。続いて13:13にも針掛かりしたがバレてしまった。

下流に釣り人の姿が見えたので、少し間隔を空けようと渡渉路の下流の#6のプールから釣り下るが、反応が無い。ウエットフライをMSCマラブー#14Fl.FireOrangeに替えてみたが淵底の魚影は反応して来なかった。

#9の大淵で魚のライズが始まったので、13:50にドライに替えることにし、ソラックスダン#18Oliveにフライを替える。マーカーを使わないとウエットとドライは同じ仕掛けなのでフライを替えるだけで済み簡単である。ラインはほとんど水面に落とさない。

ハヤがピッタリとフライに寄り添いながら一緒に流れて行くが、淵底の魚影は浮いて来ない。困った時は#3のプールである。山道を戻って行くと釣り人は#5にいて#3が空いていたので、14:00からキャスティングを開始する。

14:05に大口を開けて喰い付いたが合わせが早過ぎてバレる。遅合わせをしなければいけないのだ。14:10にすぐに当たりがある。今度は一呼吸遅らせて合わせるとしっかり針掛かりして30cmを越えるニジマス4匹目がタモ網に収まった。

14:20から#2のプールでは当たりがなく、14:23から#1のプール。ここでは思い切ってラインを伸ばし対岸付近を流すとすぐに当たりがある。合わせのタイミングを遅らせるとガッチリ針掛かりし、広いプールの中を走り回ってジャンプを繰り返し楽しませてくれたのは、30cmを越す立派な5匹目のニジマスであった。

14:30には手前側の流れの筋で喰い付いたが、ファイトする前にバレてしまった。14:38にフライが失くなっているのに気が付く。ティペットが切れたのではなく結び目から解けている。しっかり締め込まないと緩んでしまうらしい。ティペットを切り、パラダン#18Brownを結ぶ。

渡渉路からの小さな段差の落ち込みの白泡立ちの魚影を狙う。ラインをほとんど水面に落とさないようにし、白泡立ちの隙間の水面にフライだけをポトンと落として狭いエリアを少しだけ流す。久しぶりに源流釣りをやってる気分でいると、14:45にニジマスが喰い付いたのである。小ぶりの25cmの6匹目のニジマスであった。

ここまで順調だと、エルクヘヤカディスで白泡立ちの中を狙って見ようという気になり、少し大きめのエルクヘヤカディス#16Yellowを結んで流してみたが反応が無かった。

それでは魚の活性が高い#3のプールではどうかと移動し、15:00からキャスティングを始める。ここの落ち込みは落差があるので、激しい白泡立ちの上を浮かせるのは#16では無理があり、白泡立ちの隙間を狙って流す。

期待した通り、1キャストごとにバシャと当たりがあるのだが、合わせが決まらない。10回ほど連続して当たりが続いたのだが、ついに針掛かりさせられなかった。少なくともニジマスで無いことだけは確実で、多分ヤマメに早合わせが出来ていないのだろう。悔しい!

口直しに、ウエットフライのオレンジパートリッジ#12にフライを替えて流すと、ラインが大きく動いて手応え十分なファイトを楽しませてくれてから、15:13に今日一番の35cmの7匹目のニジマスがタモ網の中に収まった。

ニンフも試してみようと、ゴールドリブドヘヤーズイヤーニンフ#14に替えてみたが反応が全く無く、BodyをSalmo WebのBright Sealで巻き、TailにマラブーFl.FireOrangeを長く伸ばした、アイアンマラブー#14Fl.FireOrangeで30cmの8匹目のニジマスを釣り上げて15:40に納竿にしたのである。

少し休憩室で温まりながら熱いコーヒーをKさんからご馳走してもらい、16:15に駐車場を出発して17:45に自宅に着いた。

久しぶりに渓流釣りをしたが、とても楽しい1日を過ごすことができた。来年2月まで毎週通うことになりそうである。

 

強い雨が降る

昨日の朝から降り出した雨が、昼前に一時止んだが、夕方から再び降り始め、未明から明け方までかなり激しい雨降りになってしまった。

国交省のリアルタイム雨量を調べると、箒沢での24時間雨量が51mmになっている。この累計雨量は、ヤマメの発眼卵放流にとってはかなりヤバイ多大な雨量である。

私の経験では、西丹沢の源流域では、24時間雨量が30mm程度までなら、翌日の渓流には何も変化が無く、増水や濁りの影響も全く無いのだが、50mmを越すと明らかに増水の影響が色濃く残っているのである。渓流にダメージを与えると言うことである。

昨年は、私とK氏のグループが設置したヤマメ発眼卵のデータBOXが、大雨による大増水で砂に埋もれてしまいほとんど生存無しの大失敗をしたので、今年はなんとしてもリベンジしたかったのである。

50mmという雨量は、正しい場所にしっかりしたセッティングを行えば何の問題も起こらない程度の雨量かもしれないが、経験2年の素人に近い私としては、肝が縮みあがるほどのインパクトのある降雨であったのである。

今週末に予定されている、データBOXの引き上げ作業を楽しみにしていたのだが、今は恐ろしさが半分以上を占めている。

冬野菜の生育

先週コンテナから地植えにした冬の葉物野菜が順調に生育している。直接地面に種蒔きした、ニンジン、ハクサイは生育が遅れていたが、ここに来てようやく生育が進みだしたようだ。

ダイコンの葉が良く生育している。サザンカを丸裸に近くまで超強剪定し、日当たりを良くしたのと、間引いたときに堆肥を追肥したのが効果を上げているようだ。根はまだまだ生育していないが、これからが楽しみである。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA          ダイコンの生育

ニンジンを種蒔きした場所は東向きの壁際で、雨樋や庇からの雨滴が落ちるので偏った感じになって生育していたが、ようやく葉が大きく生育を始め出した。そろそろ間引きをするタイミングだが、根菜類は植え替え出来ないと言うKさんのアドバイスに逆らい、間引いた苗も空いてる場所に分散して植え替える積もりである。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA          ニンジンの生育

直接地面に種蒔きした3種の冬野菜の中で、一番生育が遅れていたハクサイがこのところようやく生育を始め出したようだ。モロヘイヤを少し引っ張り過ぎ種蒔きのタイミングが遅れ過ぎたと反省している。ハクサイは根菜類では無いので、来年はコンテナに早めに種蒔きして苗を育てようと思っている。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA          ハクサイの生育

春菊・小松菜は2ケ所に苗を植え替えたが、下の写真はカイドウの樹の周りの畑のものである。小松菜がとくに元気を葉を広げている。小松菜は梅の樹の畑でも同じように元気一杯に葉を大きくしている。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA          春菊・小松菜の生育

ホウレンソウ・水菜も2ケ所に苗を植え替えたが、下の写真はツワブキの前の畑のものである。水菜の生育が早く、旺盛である。ホウレンソウは畝間隔を詰め過ぎたと心配していたが、特に生育に問題は起きていないようだ。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA          ホウレンソウ・水菜の生育

ブロッコリーは4株づつ点に植え替えて間引こうと考えていたが、ほとんど全部の苗が順調に生育してきている。いくらなんでも200株を越すブロッコリーは植え付ける場所があっても食べきれないので時期を見て間引いてしまおうと考えている。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA          ブロッコリーの生育

ニンニク・ニラも順調に生育しているが、ワケギはイノシシに掘り上げられてから日が経ち過ぎたのか一向に元気を回復する気配が見えず萎れたままである。1株を除いて枯れる寸前の様子に見える。西丹沢一粒農園に残っていた元気なワケギを掘り上げて回収してくるしかないだろう。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA          ニンニク・ニラの生育

ラッキョウも日当たりが余りのも悪い場所に植え替えたためか萎れていたので、5日ほど前に南面のハクサイ畑の縁どりに再植替えを行った。効果はすぐに表れ、少しづつ葉が元気に直立し始めてきている。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA          ラッキョウの生育

日当たりの悪い北面のミョウガ畑に取り残されているタマネギである。冬の期間には直射日光が全く差し込まないので野菜の生育には不適であるが、少しづつ葉が太くなってきている感じはするが、このひ弱さではタマネギとしての結球は望めそうもない。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA          タマネギの生育

レタスだけはコンテナに苗を再移植した。ようやくレタスの種類の違いが分かるまで苗が生育してきた。これから再々植替えと間引きを行い、1コンテナの株数を14株→6株にまで減らして生育させる積もりである。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA          レタスの生育

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