ソバかき

昨夜から両側の奥歯が痛み出し、食事を摂ることができなくなってしまったので、近所の歯科医院に掛け込み緊急処置をしてもらった。両側の奥歯の歯茎が侵されて痩せ細り、3本の奥歯がグラグラと動いているらしい。歯の表面を削り噛み合わせを直してもらったら、強く噛み締めても痛みが無くなり、固いタクアンをバリバリと噛んでも痛まなくなった。

緊急的な処置をしてもらい、安心して食べ物を食べられるようになったが、来週からは本格的な治療をしなければならいようだ。動物は歯が衰えて食事ができなくなると死ぬので、私の寿命もそろそろ限界に近付いて来ているのかもしれない。

歯科医院から戻り、気持ちが安心したので、一昨年に収獲したソバ殻を引き出して、久しぶりにコーヒーミルで約30分ソバ粉に挽いてソバかきにして味わった。

ソバ粉にしてしまえば半年も保てないのに、ソバ殻のまま冷暗所に保管しておけば、2年経過しても味に何の変化も無く賞味できるのは不思議な気がする。

01ソバかき11-11-30

ダイコン、ニンジン、小松菜、ハクサイと有り余っている野菜と一緒に妻に煮込んでもらうと、大変なご馳走があっという間に出来上がったのである。1年ぶりに食べたソバかきはとても美味しかった。

ソバは痩せた荒れ地に種だけ蒔けば、何の手入れをしなくても70日後には自動的に収獲出来る簡便な穀物である。アワやヒエも痩せ地に育つのである。広大な休耕田や耕作放棄畑を放置しながら、TPP反対を声高に唱える農協の姿勢は明らかに間違っていると思う。

農業機械を購入し、軽油を使って動かすから固定費負担が増えて格段に規模の大きい米国との競争に負けるのである。定年退職した私のような人が、人件費ゼロで種蒔きし、固定費ゼロの手鎌で刈り取り収獲すれば、海外産の農産物に負ける訳が無いのだと思う。

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ブロッコリーの間引きと植替え

ブロッコリーが大きく葉を伸ばし、狭い間隔の隣の株とぶつかりだしてきたので、間引きをし、間引いた株は植え替えた。

写真01はブロッコリー畑の小さな株や、株間が狭い株を間引いてから、雑草を除去し、化成肥料を施肥してから、土寄せを行ったものである。

化成肥料は畑土の上から散布するだけだと、風に飛ばされて失くなってしまい、効果が長続きしないのである。即効性の化成肥料を土に埋めれば、緩効性の肥料として長期間効果を発揮し続けてくれるのである。

01ブロッコリー間引・施肥・土寄せ11-11-29 01ブロッコリーの間引き・施肥・土寄せ

写真02は間引いたブロッコリーを別の場所に植替え、たっぷり水遣りしてから化成肥料を施肥し、土寄せを行ったものである。葉はしばらく萎れてしまうが、すぐに元気を回復してピンシャンとなることは、自宅の家庭菜園の16株の植替えで実績があり、心配していない。

02ブロッコリー植替・施肥・土寄せ11-11-29 02ブロッコリーの植替え・施肥・土寄せ

写真03はサラダゴボウに化成肥料を施肥し、土寄せを行ったものである。お正月の料理にゴボウをたくさん使いたいと寒い季節に無理して栽培しているのだが、種蒔きから2ケ月経過した時点での葉の生育は、夏季とほとんど変わりがなく順調である。

夏季はこれから収穫までの1ケ月でグングン大きな葉に生育し、根も太く長くなったのだが、12月の寒さにあっては厳しいことになるだろう。年内は暖冬と言う長期予報が当たることを祈るしかない。

03ゴボウに施肥と土寄せ11-11-29 03ゴボウの施肥と土寄せ

下の左写真は奥から2列目の大きな小松菜の収穫前、右写真はその小松菜の収獲後である。ここまで大きな葉茎になってしまうと、茎を食べるのは歯が弱っている私には辛いので、ダイコン葉と小松菜の茎を一緒にしてミックスジュースにしてもらい朝、昼、晩の3杯/日飲んでいる。

手前側の小松菜でも市販されている小松菜よりかなり大きいのである。

04収獲前の小松菜11-11-29 05収獲後の小松菜11-11-29

野菜を山盛りにして食べる毎日なので、胃腸の調子だけは現在絶好調である。

タマネギの生育

1週間ぶりに用田農園に出掛けた。大ベテランのS氏からタクアンの作り方をじっくり教えてもらったが、私が栽培した青首ダイコンではなく、細長い練馬ダイコンでなければ美味しいタクアンは漬けられないようだ。

最初にタマネギの生育を見回ったが、その後に茎を喰い切られた株はなく、全体的に元気に生育している。ベテランのT氏からも良く生育していると認知してもらえて良かった。

01タマネギの生育11-11-28

その後野菜の収獲をする。

下の左写真はカブの収獲で22ケ、右写真はダイコン2ケ、ニンジン3ケの収獲である。ニンジンは一度抜いてあるので生育しないが、ダイコンは畑に放置して保管して置くとどんどん生育して巨大になって行く。

02カブの収穫11-11-28 03ダイコン・ニンジンの収穫11-11-28

キャベツの跡地に消石灰を散布してから土起こしをして石灰を混ぜ込み、トウガラシの赤い実を摘んで収獲し、ゴボウの雑草を整理した。

雑草は至る所から繁茂してくるので、毎日でも雑草の刈り取りを行う必要があるのである。

西丹沢水系からデータBOXを回収

11月6日にヤマメ発眼卵の放流を行った西丹沢水系からデータBOXの回収を行った。東丹沢では放流場所がかなり源流域であったので、11月19日の強雨による増水の影響を受けなかったが、西丹沢では本流に近い場所であったため、4グループともに増水による濁流でデータBOXを流されたり、砂が入ってしまう被害を受けた。自然の破壊力は恐ろしいほど強大であることを改めて実感した。

9:00にいつものオアシス広場に集合になっていたが、普段は待ち合わせ時間よりかなり早く来ているメンバーが交通渋滞でなかなか集まらなかった。丹沢湖マラソンと紅葉見物の車で大井松田からはノロノロ運転が続いていたのである。

T氏から酒匂川漁協が来年から世附川全域を禁漁区に指定する話を聞いた。荒廃した世附川が復活するには永い歳月が必要なことは分かっていたが、私が世附川で渓流釣りをする機会が二度と来ないのは寂しい気もするが、気持ちの整理が付いて良かったと思っている。

9:05に放流と同じ4グループに分かれて出発する。9:25に駐車場所に車を停め、9:30に出発する。確かに今日は紅葉が一番の盛りで、じっくり鑑賞していると林道を歩くスピードがどんどん遅くなってしまうが急ぐ必要もないだろう。林道を歩いている途中で、秋の山の幸を採集にきた顔見知りのS氏と出合う。色々な楽しみ方を知っている人は羨ましい。

10:40に入渓場所に着き、休憩しながらウエーダーに着替え、10:47に入渓する。平水の穏やかな流れで、水温10℃と少し冷たい。10:50にデータBOX#1を設置した目印のリボンが見付かったが、データBOXは消失していた。

下の左写真は今日の設置場所、右写真が3週間前に設置した時の写真である。設置した時に上方に見える角ばった黒い岩が流れてきて、設置した石と周辺の5ケのガッチリした石組を全て押し流していたのである。

01#1データBOXの設置場所11-11-27 02#1データBOXを設置した時11-11-6

11月19日の降雨はそれほどの雨量ではないと思っていたが、上の左右の写真を見較べて見ると、かなりの濁流が石をたくさん押し流し、渓相を変えてしまったことが分かる。

11:10にデータBOX#2の設置場所の目印のリボンが見付かり、すぐにBOXを石に縛り付けた緑色のビニールコートの針金が見えた。

下の左写真はデータBOX#2の設置場所、右写真が引き上げたデータBOX#2である。小石が半分ほど詰まっているだけで、稚魚の姿も死卵も見えなかった。

大きな石を流してしまう濁流には川底の小石が巻き上げられて混じっており、散弾銃のようにBOXに小石が打ち込まれて稚魚を追いだしてしまったのだろう。脱出用の穴が無ければ小石が侵入してくることも無いので私は脱出穴は無い方が良いと思っているのだが、永年の経験により開けられた穴なので、簡単に塞ぐことにはならないだろう。

03#2データBOXの設置場所11-11-27 04#2データBOX11-11-27

11:40にデータBOX#3の設置場所の目印のリボンが見付かり、すぐにBOXを石に縛り付けた緑色のビニールコートの針金が見えた。

下の左写真はデータBOX#3の設置場所、右写真が引き上げたデータBOX#3である。小石が3ケ入っているだけで、稚魚の姿も死卵も見えなかった。濁流に洗われれば抱卵稚魚はBOXの中でもみくちゃにされ、穴が明いて居れば流失してしまうだろう。

昼食を食べながら、ウエーダーを着替え、12:05に脱渓して林道を戻る。

05#3データBOXの設置場所11-11-27 06#3データBOX11-11-27

林道や渓流は紅葉がとても美しかった。

07紅葉そのⅠ11-11-27 08紅葉そのⅡ11-11-27

13:25に駐車場所に戻り、13:55にオアシス広場でY代表に報告する。Y氏やT氏からBOXの流失、砂や小石のBOX内堆積、稚魚の流失が他の3グループからも報告されているという話があった。

14:17に広場を出発したが、途中で大渋滞になり、自宅には17:34にようやく戻った。

ブロッコリーにヒヨ鳥食害防護ネットを張る

神奈川県農民の最大の敵であるヒヨ鳥の季節が迫って来た。ヒヨ鳥は丹沢山塊に営巣があり、餌が乏しくなる冬になると集団で里に降りてきて、農作物を荒らし回る県指定の害鳥である。

用田農園は今冬が初めての経験になるので未だ分からないが、家庭菜園ではここ5年来食害に悩まされ続けている。厳冬期の1月~2月が要警戒の季節で、突然集団で飛来し、ブロッコリーをあっという間に丸裸に食べ尽くすのである。

カラスや川鵜と同等の知能を有しているらしく、この所2~3羽の偵察隊がしきりに飛来しては、仲間どうしで情報交換を始めているのが気になっていた。今のうちに防護ネットを偵察隊に見せ付けて、襲撃対象から外してもらおうと慌てて防護ネットを張ったのである。食害から実用的な防護をするより、データベースから外してもらうためのネット張りなので隙間だらけの仕上がりである。

下の左写真は#2畑、右写真は#4畑のブロッコリー防護ネットである。

01#2畑ブロッコリー防護ネット11-11-26 02#4畑ブロッコリー防護ネット11-11-26

下の左写真は#5畑、右写真は#6畑のブロッコリー防護ネットである。

03#5畑ブロッコリー防護ネット11-11-26 04#6畑ブロッコリー防護ネット11-11-26

電線や街路樹にとまって調査しているヒヨ鳥の偵察隊が、我が家のブロッコリー畑は襲撃対象にならずとデータベースにインプットしてくれることを願っている。

防護ネットの張り付け作業をしている最中に弱った子供のトカゲを見付けた。写真を撮るために手で摘んで容器に移したが動きが遅くなっていた。変温動物なので今の気温では動けないのかもしれないので、無事に冬越しすることを願って陽だまりに放した。

05子供のトカゲ11-11-26

ラズベリーが実ってる

今年の冬は、原発を次々に停止させ効率の悪い旧式火力発電所を再稼働させ石油を焚いてるせいではないだろうが、とても温かくなっている。

写真01のラズベリーは春と秋の二季咲きなのだが、秋の方がはるかに長く今でもたくさんの実を付けている。12月が近いこの時期に次々に実を付けることはこれまでなかったことである。もともと寒冷地の果樹なので、この気温なら年末まで実を付け続けるかもしれない。

写真01の手前側の大きな鞘はモロヘイヤの実である。真夏の野菜のモロヘイヤなのに、採種用に残してある鞘が緑色のまま何時まで経っても枯れないのである。大きな鞘が茶色に枯れたら採種してすぐにでも整理したいのだがこちらも年末まで掛ってしまうこもしれない。

01ラズベリーとモロヘイヤ11-11-25 01ラズベリーとモロヘイヤ

写真02のキンカンは少しづつ枝が成長しているのだが、やはり花がたくさん咲いても落果が多い状況に変わりはない。少しづつではあるが、落果が減ってきてはいるので、気長に見守るしかないだろう。

02キンカン11-11-25 02キンカン

写真03は今年は大不作のヒメユズである。強剪定を続けていたので、実を付けなくなっても不思議ではない。今年はゆっくり休養してもらいたいと思っている。

03ヒメユズ11-11-25 03ヒメユズ

写真04は今年地植えにしたシークワーサである。夏季にはもっと大きく生育すると期待していたのだが、意外に成長しなかった。これからの冬越しが問題になるが、年内は暖冬が続くのでこのままで様子を見守り、来年になったら用田農園で教えてもらったアンドンで周囲を囲ってやろうと考えている。

04シークワーサ11-11-25 04シークワーサ

井上靖「氷壁」

井上靖の「氷壁」を読了した。

登場人物が少なく、それぞれの人物の心理描写が丁寧に書き込まれているので、読む方もじっくりと丁寧に読み込むようになり、飛ばし読みが出来ないのである。

登攀中にナイロンザイルが切断して墜落死した事故をめぐって議論が起こると言う構図は単純な設定で、ストーリーには捻りが無いのだが、それぞれの人物の描写がさすがに大作家の力量で書き込まれているので、存分に読書を楽しむことができた。

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