ボカシ肥料の切り返し

今朝も氷点下3℃と酷寒が続いているが、用田農園では北風が吹いていなかったので、温かく感じた。

気温5℃、地温0℃である。

南側:肥料温度50℃、肥料湿度100%、肥料酸度Ph5.0、中央部:肥料温度57℃、肥料湿度100%、肥料酸度Ph4.0、北側:肥料温度55℃、肥料湿度100%、肥料酸度Ph5.0である。

01ボカシ肥料の発酵続く12-1-31 01ボカシ肥料の発酵が続く

順調に発酵が続いているので、帰ろうと車に戻った所にベテランH氏が通りかかり、発酵で生じたガスを抜くため毎日切り返しをすることを教えてくれた。ガスの方が空気より重いので、ガス抜きをしないと空気が入らず発酵が停止してしまうらしい。

天井のポリカーボネート波板を外して、写真02のようにシャベルでボカシ肥料を掻き混ぜると、もうもうとした湯気が立ち上り、お酢が腐ったような酸味が強い猛烈な悪臭が襲ってきた。これが発酵で生じたガスなのだろう。ボカシ肥料の内部には白カビのような発酵物質がたくさん出来ていた。

悪臭に耐えながら、シャベルで切り返しを続ける。

02ボカシ肥料の切り返し12-1-31 02ボカシ肥料の切り返し

切り返し作業は約15分ほどで終わり、再び天井のポリカーボネート波板をセットし終えたのが写真03である。毎日切り返し作業をやるとなると、天井波板のセットに余り時間を掛けたくないので、明日は少し太い紐を持って来て簡単に縛れるように改良しよう。

切り返しを終えてから再度ボカシ肥料の測定を行う。南側:肥料温度45℃、肥料湿度100%、肥料酸度Ph4.3、中央部:肥料温度47℃、肥料湿度100%、肥料酸度Ph5.0、北側:肥料温度41℃、肥料湿度100%、肥料酸度Ph5.0であった。

ガスが抜かれて新しい空気がたくさん混ぜ込まれたので、新しい発酵が再び元気よく始まり、明日の朝までに肥料温度が55℃に戻り、肥料酸度がPh4.0に戻っていれば大成功で、この作業を毎日繰り返しながら発酵物質を増やして行けば良いことになる。

03切り返しを終えたボカシ肥料12-1-31 03切り返しを終えたボカシ肥料

10:30を過ぎて、快晴の太陽が畑土の凍結を緩ませたので、残っていたホウレンソウを収穫した。写真04は自宅に持ち帰り、泥を洗い落としたホウレンソウである。

04ホウレンソウの収穫12-1-31 04ホウレンソウの収穫

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乾燥小松菜

大量に収穫した小松菜の茎部分は青汁にして毎日飲用しているが、葉の部分は水分が少なくうまくジュースになってくれないので天日に干して乾燥野菜にした。

1月12日から130枚の小松菜の葉を、5ケのザルと干し網に広げて干し始めたのだが、水分が抜けて来るに従いザルに干したものは、風に吹かれて飛散してしまうため、写真01のような干し網の中に重ねて干し、風と天日の両方で乾燥させた。

01干し網で干す12-1-30 01干し網の中で重ねて干す

写真02は18日経過して、パリパリに干し上がった乾燥小松菜である。

02乾燥小松菜12-1-30 02干し上がった乾燥小松菜

海苔と同じようにパリパリになっているので、ビニール袋に保存し、必要な都度水で戻して使う予定だが、切り干しダイコンや干しシイタケほどには減容量化がなされず、保管スペースが必要なので、妻からはあまり歓迎されていない。

ボカシ肥料の発酵続く

新しい寒気が大陸から張り出してきて、今週一杯はさらに厳しい寒さが続くらしい。ボカシ肥料の測定を終えてから、ホウレンソウの収穫作業を予定していたが、余りにも北風の寒さが厳しく、野良作業を諦めて退散した。

気温2℃、地温氷点下1℃であるが、北風の寒さが厳しく、指先が痺れるように傷む。

肥料床の表面に素手で触れるとどこもポカポカと温かく、肥料床全体が発熱しているようだ。

南側:肥料温度52℃、肥料湿度100%、肥料酸度Ph4.5、中央部:肥料温度55℃、肥料湿度100%、肥料酸度Ph4.2、北側:肥料温度53℃、肥料湿度100%、肥料酸度Ph4.8である。

01ボカシ肥料の発酵続く12-1-30

肥料温度が全体的に50数℃に均されてきて、肥料酸度もPh4.5付近に均されてきている。

順調に発酵が進んでおり、湿度が100%であるので、水を加えたり、掻き混ぜたりせずに、しばらくはこのまま放置して様子を見守ることにする。

ボカシ肥料の発酵続く

厳しい寒さが続いているが、寒さに負けずにボカシ肥料は今日も発酵を続けていた。

9:30の用田農園の気温2℃、地温0℃で北風が冷たく指先が痺れる。湯気は見えないが、肥料の上に掌を当てるとホンワカとかなり温かい。

南側:肥料温度45℃、肥料湿度100%、肥料酸度Ph4.0、中央部:肥料温度53℃、肥料湿度100%、肥料酸度Ph4.5、北側:肥料温度40℃、肥料湿度100%、肥料酸度Ph5.3である。

01ボカシ肥料発酵続く12-1-29

これからは毎日これらのデータを測定するが、データのある中央部だけで肥料温度の変化を見ると、1日目5℃、2日目11℃、3日目39℃、4日目53℃と着実に上昇しているのだが、肥料酸度は2日目Ph5.0、3日目Ph3.0、4日目Ph4.5と変動しており、明日にならないと良く分からない。

酸度だけ見ると、中央部はすでに発酵のピークを過ぎているとも考えられ、明日冷え始めるかどうかが一番の問題である。

昨年12月16日にボカシ肥料作りに着手した時から、湿度や酸度を測定しておけば、もう少し発酵の工程を把握することができたと後悔している。

ボカシ肥料の発酵

今日も寒い日が続いている。自宅の今朝の気温は氷点下1℃であった。

朝8:00前に富士山麓を震源とする地震に2回続けて揺すられた。噴火とは関係ないらしいが緊急地震速報が鳴らないうちに2連発で揺すられるのは気持ちが悪いものだ。

農作業は無いのだが、ボカシ肥料の発酵を確認するために今日も用田農園にやってきた。9:30の気温が3℃、地温0℃である。

温度計をボカシ肥料床に差し込むとみるみる上昇して行く。南側で36℃、中央で39℃、北側で16℃とかなり温かくなっている。気温、地温から見て待ち望んでいた発酵が始まったようだ。

01ボカシ肥料発酵12-1-28

中央部分の肥料湿度は昨日と同じ100%、酸度はPh3.0と目盛が振り切れる強酸性を示していた。昨日の酸度はPh5.0であったので、酸化反応が進んでアミノ酸をはじめとする各種の有機酸がたくさん出来始めているようだ。

発酵の定義が、酵素により有機化合物を分解してアルコール、有機酸、炭酸ガスを生じる作用とあるので、反応熱を出しながら有機酸が出来て強酸性に傾いて行くのは、発酵が進んでいることを明確に示している。

これまでは数日で発酵反応が終わって冷温停止に戻ってしまい、白カビ状の発酵物質が僅かしか生成されなかったが、今回はこれから永く発酵が続いて白カビ状の発酵物質がたくさん生成されることを期待している。

長ネギの収穫と整理

厳しい寒さが続いている。今朝の自宅の2Fベランダの気温は氷点下3℃と今冬一番の寒さを示していた。日本海側の積雪は3mを越して大災害になっているらしい。

毎日来なくても良いのに毎日用田農園に来るのは、ボカシ肥料の発酵発熱を確かめたいのである気温6℃、地温1℃だが、霜柱がバリバリに凍っている。

写真01にように温度計を差し込み肥料内部の温度を測定すると、日が当っている南側が15℃、中央が10℃、北側が3℃であった。肥料の内部温度も日差しに影響されているだけで、発酵による発熱が感じられない。最後のトライも外気温の余りの寒さに失敗したのかもしれない。

今日初めて湿度とPhを計測すると、湿度100%、Ph5.0で強酸性になっていた。

01ボカシ肥料発酵せず12-1-27 01ボカシ肥料は発酵しない

次に長ネギを全て引き抜き収穫する。写真02のように17本収穫して累計では24本の収穫である。3本だけがスーパー販売サイズで、残りの14本は直径4cmの大満足サイズであった。長ネギの植え方から土寄せまで親切に教えてくれたベテランT氏に感謝しなければならない。

02長ネギの収穫12-1-27 02長ネギの収穫

長ネギを全て収穫してしまったので、手前に植え付けられ霜柱の氷に根が囲まれ弱り切ってしまったワケギの球根を全て掘り越して、自宅の家庭菜園に植え直すことにした。自宅の温かい畑土のなかで元気を取り戻してくれるだろう。

長ネギの跡地に石灰を撒いてから、堆肥とともにじっくりと土返しをしながらスキ込んだ。(写真03)長ネギの苗を植付けたのが昨年の4月で、9ケ月間も掛けてじっくり畑土の養分を吸い上げ生育したので、畑土は疲労困憊しており、疲れをしばらく癒してもらいたいと思っている。

収穫直後の長ネギ畑はPh6.8、湿度20%であったのが、石灰と堆肥をスキ込んだ後にはPh7.0、湿度10%に変わっていた。

03長ネギ跡地の整備12-1-27 03長ネギ跡地を整備

写真04のホウレンソウの収穫と、写真が手ブレしてしまった芽キャベツ86ケ(累計324ケ)の収穫を行った。

04ホウレンソウの収穫12-1-27 04ホウレンソウの収穫

興味があったので、畑のPhを測定してみた。

ニンニク畑Ph7.0、ブロッコリー畑Ph6.8、芽キャベツ畑Ph7.0と全ての栽培中の野菜畑のPhがほぼ中性に保たれていたのは予想外であった。

これからは野菜の収獲整理後に、無条件に消石灰をセッセと散布することを止め、Phを測定し酸性が強くなった畑土だけに消石灰を散布するなどの個別の対応が必要かも知れない。

堆肥をスキ込む

日本列島全体が、北のシベリアから張り出してきた強烈な寒気団にスッポリと覆われて凍えている。日本海側の豪雪とは較べるべくもないが、神奈川県の藤沢市でも久々に骨身に応える寒い日が続いている。気象庁の予報によれば、この寒気団は腰を据えて日本列島に居座り動かないので、2月~4月にかけても平年より寒い日が続くらしい。

原発がほぼ全て停止し、代替に旧型の石油をジャンジャン燃やす火力発電を再開しているのに、暖冬にならずに厳しい寒さになるのは、どうした理由なのか誰も説明してくれない。おかしな話である。

原発の安全性が科学的な裏付けの無い神話であったことが、事故の発生により暴露されたが、化石燃料をジャブジャブ使っても地球温暖化に全く影響が無いという話が、近く暴露されるのでは無いかと疑っている。嘘で塗り固めた話は、バレてから突然に理路整然と語られるものである。

昨年の苦い経験から、園芸本通りに無理して苗を植え付けても、枯れて仕舞い新しい苗を植え直すだけなので、今年は植え直した時期に初めて植えれば良いだろうと思っている。

今年はともかく用田農園のベテラン達の作付の状況を十分に確認して調査し、用田農園で作付が一番遅くなるまでとことん我慢し、苗がホームセンターから一斉に失くなる5月のゴールデンウィーク明けまで、ジャガイモ以外は何も植付けず頑張ろうと思っている。多分私にはそこまでの忍耐心は現実には無いだろう。

用田農園に向かう途中にある神社の横に駐車して、写真01の東丹沢大山の冠雪した山脈を眺める。素晴らしい雪景色が目の前に展開しているのである。大山の麓まで見通せるので、私の地元は東丹沢であるという感慨に浸る。今年はもっともっと東丹沢の渓流を探訪しよう。

01冠雪した東丹沢の山脈12-1-26 01冠雪した東丹沢の山脈

用田農園に着き直ぐに、ボカシ肥料床に向かう。気温3℃、地温0℃、肥料温度5℃で冷温停止である。写真02のように湯気が立たず発酵していない。ボリウムを増やした肥料であるが、厳しい寒さに発酵熱が打ち勝てないようだ。外気と遠い地面の近くから発酵が始まるらしいので、明日の朝の状況が楽しみである。

明日も発酵していなければ、多分気温が緩む3月になるまでは発酵しないだろうと思っている。米糠15Kg、油粕20Kgほどに増やした肥料ボリウムの発酵熱レベルでは酷寒の寒さに抗えないのだろう。

02ボカシ肥料発酵せず12-1-26 02ボカシ肥料発酵せず

ベテランのT氏から分けて頂いたバーク堆肥を空き地になっている畑地にスキ込んだ。完熟していない堆肥なので、なるべく早く畑土にスキ込み、土の微生物の力を借りて肥料として熟するようにするのが良いらしい。

私自身は有機栽培にあまり関心が無いのだが、用田農園のベテラン達はほぼ無料で素材を入手し肥料に加工出来る有機栽培に関心が向いているようだ。

03堆肥をスキ込む12-1-26 04堆肥をスキ込む12-1-26

有機肥料の腐敗臭は農村の臭いで、魚の腐敗臭である漁村の臭いとともに、私には懐かしく心が安らぐ芳香であって、決して不快な悪臭とは思わないので、有機農業に周囲が傾倒して行くことには何も抵抗感を持たないのである。

有機肥料の割合が増加するにつれて、虫が増えて殺虫剤の使用量が増大するだろうとは覚悟している。

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