キュウリ・ズッキーニ・赤黄ピーマン苗植付

夏野菜苗の植付け3日目は、キュウリ、ズッキーニ、赤・黄カラーピーマン苗を植付けた。明日で苗の植付けは完了する予定である。その後一服休んでからオクラ、カブ、ラディッシュ、ニンジンの種蒔き、ジャガイモの芽欠き土寄せ、ゴボウの収穫へと続き、自宅家庭菜園の冬の葉物野菜を整理して、ゴーヤ、インゲン、バジル、モロヘイヤの種撒きをする予定で、かなり忙しい週になる。大葉とツルムラサキは、今年も庭に飛び散って自生してくる苗を採取すれば、十分な量の苗を確保できると期待している。

今朝は一昨日小玉スイカの苗を買わなかった農家に立ち寄る。一昨日現認したズッキーニの巨大な苗は売り切れていた。残り物をさらって展示している感じで、苗の品質はかなり劣悪で、枯れたり折れたりしているものばかりであった。今日も何も買わず決然とホームセンターに向かえば、私の加齢の心配は無いのだが、じっくり腰を落ち着け、少しでも良い苗をと選んで仕舞っていたのである。ボケが始まっているのかもしれない。キュウリ苗8ケ、ズッキーニ苗3ケ、カラーピーマン苗赤3ケ、黄2ケを購入して用田農園に着いた。

最初に地面の計測をしてから、支柱を立てて、ネットを張ったのだが工事がうまく出来なかった。先ず支柱の締め付けが甘く、手で押すとギシギシと大きく動いてしまうのである。測量用のロープで支柱をギリギリと締め上げて、ようやく支柱構造の揺れが収まったのだが、安価なキュウリ用ネットの張り方が分からず、無駄に時間を費やしてしまった。

結局時間切れで諦め、たるみが随所に残っている状態で中断したが、キュウリネットがこのままでは恥ずかしくて居られないので、早急に修正しようと思っている。

キュウリの苗の植付けは、地面寸法計測のデータから、8ケしかできないと考えていたのだが、実際には株間50cmで10株出来ることが分かったので、明日2株追加し、それからボカシ肥料の施肥を行おうと考えている。

支柱を立ててネットを張り、購入した8株のキュウリ苗を植付けたのが写真01である。植付け後水遣りし、化成肥料とオルトラン粒剤を散布してあるが、ボカシ肥料の埋め込みは行っていない。明日残りの2株を購入し植付けてからボカシ肥料の埋め込みを行う予定である。

01キュウリ苗の植付12-4-30 01キュウリ苗の植付けとネット張り

写真02は奥側にズッキーニの苗3株、手前側の左側にカラーピーマン黄苗2株、右側にカラーピーマンの赤苗3株を植付けた所である。後ろに見える巨大な葉はサラダゴボウの葉で、夏野菜の苗の植え付けが一段落した時に、掘り上げて見たいと考えているのである。

02ズッキーニ・赤黄ピーマン植付12-4-30 02ズッキーニと赤黄ピーマン苗の植付け

カラーピーマンは、家庭菜園を始めてから、10数年間に渡り、苗や種と生育に工夫を凝らしてきたのだが、一度も色付いたことが無いのである。枯れてトウガラシになり赤くなった以外のカラーピーマンを、何とか今年は食べたいものだと期待している。

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ナス・トマト苗の植付け

今日は用田農園でナス・トマト苗の植付けを行った。

日差しが厳しく、炎天下に購入した苗を長時間放置したくなかったので、すぐ近くにあるホームセンターで少しずつ購入して運搬しながら植付けを行った。

植付けたのは、中長ナス千両2号7株、水ナス3株、大玉トマトレッドオーレ5株、中玉トマトリトルサマーキッズ5株である。

01ナス・トマト苗の植付け12-4-29 01ナス・トマト苗の植付け

この区画は、ベテランのT氏から頂いたバーク堆肥を十分に混ぜ込み、消石灰を散布して鋤で土起こしをしてあるので、畑土がほくほくと柔らかい。

最初に雑草を丁寧に除去してから、植付け寸法を測って支柱を立て、支柱の根元にポットの苗を植え付ける。ビニタイで支柱に止めてから、周囲に溝を掘ってボカシ肥料をたっぷり埋め込み、覆土して鎮圧してから水遣りし、化成肥料とオルトラン粒剤を根元に散布した。

お隣の専業農家の人が作業の合間に私の作業を見に来て、私が今冬作ったボカシ肥料をチェックしてくれたが、初めてにしては立派な出来栄えで、野菜が喜んで生育するだろうと褒めてくれた。今回サトイモを黒マルチでカバーしてしまったので、その後の土寄せ等の作業を質問したら、親切に教えてくれたので助かった。有難いことである。

小さな支柱とアンドン用袋を用意してきたが、ここまで気温が高くなってくれば、多少の強風に吹かれても苗は枯れないと判断して適用しなかった。周囲を見渡してもアンドンを立てている人は僅かに1人だけなので、実はサボッただけなのである。アンドンを1ケ立てるには、25ℓの用土袋を半分にカットしたものと、小さな支柱が4本必要なので、今日植付けた20株だけでも支柱が80本要るのである。

今日までの分の支柱は準備したが、明日からもキュウリ、ズッキーニ、ピーマン、カラーピーマンとさらに30株ほどの苗を植付ける予定なので、とても支柱の数が足りないのである。

カボチャと小玉スイカの苗が、厳しい直射日光ですこし萎れているようだったので、たっぷり水遣りした。化成肥料とオルトラン粒剤散布をしていないので、ヨトウムシに茎を喰い切られる実被害が出る前に、明日にでも時間を都合して作業を行う予定である。

小玉スイカ・カボチャの植付け

寒い春が続いて来たが、ゴールデンウィーク初日の今日は思いっきり温かい春日。遊びに出かける人も多いが、野菜栽培にいそしむ人も多そうで、ホームセンターは凄い人出であった。

近所の農家が野菜の苗を販売しており、価格が安く、苗も元気だと評判が良いので最初にこの農家に行って見たが、目指す小玉スイカの苗は、売り切れが近いらしく、普通の人なら絶対買わない、枯れ始めたようなお粗末な苗しか残っていなかった。

私も普通のレベルの人なので、さすがにこの苗は買わず、平然とお粗末な苗を売ろうとする姿勢に疑問を感じで、他の元気そうな苗も買わずに近くのホームセンターに向かった。開店まで30分あったが、駐車場はほとんど車で埋まり、屋外に展示された苗にはさすがにお粗末な物は無く、慎重に小玉スイカとカボチャの苗を選んでいるうちに開店になった。

小玉スイカの苗紅小玉4株、カボチャの苗九重栗カボチャ3株と、トンネルマルチを押さえるダンポール10本を購入してから用田農園に向かった。

12日振りの用田農園は降雨と高温により、雑草が勢いよく繁茂していた。

何にはともあれ植付け予定地に繁茂した雑草を除去していると、ベテランのH氏が自転車で通り掛ったので、敷き藁を分けてもらいたいとお願いしたら、気持ち良く譲ってくれた。Hさん有難うございます。

雑草の除去を終えてから、鋤で土返しを十分に行い、その後トンネル支柱を立ててから、写真01のように小玉スイカ紅小玉の苗を植付け、敷き藁した。

01小玉スイカ植付け・敷きワラ12-4-28 01小玉スイカの植付けと敷き藁

トンネルマルチをしてから、ボカシ肥料を施肥してしていないことに気が付き、マルチをめくって敷き藁をずらし、写真02のように苗の周囲に溝を掘ってから、たっぷり自家製ボカシ肥料を施肥して埋め戻した。久しぶりに袋から取り出したボカシ肥料を眺めたが、臭いは全く無いし、サラサラで効果が高い肥料に間違い無いと自信を持って施肥することができた。Hさん、最後までボカシ肥料作りの面倒を見てもらい本当に有難う!

02ボカシ肥料を周囲にたっぷり12-4-28 02自製ボカシ肥料を周囲にたっぷり

最後にトンネルマルチシートを被せ、風でまくれないように畑土で端面を押さえて、写真03のように完成したのである。僅か2週間しか使わない予定のトンネルマルチであるが、用田農園の暴風に対処するためには、無くてはならない工夫なのである。

03トンネルマルチで完了12-4-28 03トンネルマルチで完了

小玉スイカに続いてカボチャの植付けと敷き藁を行った。昨年は強風に煽られて、ほとんど枯れてしまったのだが、今年はトンネルマルチで強風に対抗する積もりである。

写真04はカボチャ苗九重栗カボチャを3株植付けてから、周囲に溝を掘りボカシ肥料をたっぷり施肥してから、敷き藁したところである。

04カボチャ植付け・敷きワラ12-4-28 04カボチャの植付けと敷き藁

写真05はトンネルマルチをして植え付けを完了した所である。

05トンネルマルチで完了12-4-28 05トンネルマルチで完了

小玉スイカとカボチャは蔓がどんどん伸び出し、その受けに稲藁では足りないので、これからヨシズを準備しなければならないのだ。

ねぎ坊主の除去

3日間に渡って降り続いた春の長雨が、夕方の17:00にようやく止んだ。明日から始まるゴールデンウィーク中は、雨が降らないらしいので行楽客で賑わうことだろう。

気温が上がり日差しが長くなってくると、冬野菜達は子孫を残すために、花を咲かせ結実する作業に全エネルギーを費やすことになる。株全体に掛る負荷が大きいので、種を採取するのでなければ結実を避けなければならない。

ネギ類は、これから通年生育して欲しい野菜で、結実が不要であるので、ねぎ坊主の除去を行った。

写真01は#5畑の仮植えした長ネギに芽ばえたねぎ坊主である。用田農園でタマネギの収穫を終えた跡地に移植しようと思っており、しばらくこの場所で生育してもらう予定である。約15ケ程のねぎ坊主を除去した。

01長ネギのねぎ坊主12-4-27 01#5畑の長ネギのねぎ坊主

写真02は#2畑の九条葉ネギに芽ばえたねぎ坊主である。約15ケ程のねぎ坊主が芽ばえて来ていたが全て除去した。

02九条ネギのねぎ坊主12-4-27 02#2畑の九条葉ネギのねぎ坊主

写真03は#9畑のワケギに芽ばえたねぎ坊主である。九条葉ネギも混植されているので、全部ワケギかどうかは分からないが、約10ケ程のねぎ坊主を除去した。

03ワケギのねぎ坊主12-4-27 03#9畑のワケギのねぎ坊主

ネギ類のねぎ坊主の除去作業をしていると、ネギの生命力の力強さに圧倒される感じがした。

ハナミズキの開花

今日は朝から雨降りで、明日一杯2日間も降り続くらしい。この時期に雨がこれほど多いのも珍しく冷え冷えとしている。厳冬から続く冷春で、初夏が近付いていると言う感じが全くしないままに盛夏に突入すると、20数年ぶりの大凶作を心配しなければならないだろう。

写真01はようやく開花したハナミズキである。剪定が強過ぎることは分かっているのだが、樹木の下で夏野菜を栽培するため、どうしても生い茂る葉は困るのである。

01ハナミズキの開花12-4-26 01ハナミズキの開花

写真02はようやく開花し始めたシランである。紫花の方が先行しているが、白花も順調に蕾を膨らませてきている。

02シランの開花12-4-26 02シランの開花

写真03はカマシヤレイチェルニの開花である。夜間になると侵入してくる猫により球根を掘り上げられ荒らされてしまったが、何とか持ち直したようである。

03カマシヤレイチェルニの開花12-4-26 03カマシヤレイチェルニの開花

写真04はユリオプスデイジーの開花である。普通の冬であれば真冬でも花を咲かせ続けているのだが、今冬が余りにも厳しかったために、3月までは枯れたようになって冬眠していたようである。4月に入ってから葉が緑を取り戻し、蕾の数が急に増えて、最近になってようやく花が咲き始めたのである。

04ユリオプスデイジー12-4-26 04ユリオプスデイジーの開花

写真05はシャクヤクの生育である。背丈が高くなってきたので、支柱で支えてやらないと花茎が折れてしまうかもしれない。独り立ちが出来ないもやしっ子だが、仕方がないだろう。

05シャクヤクの生育12-4-26 05シャクヤクの生育

写真06はアマリリスの生育である。冬眠から目覚めてこれからグングン生育し始めそうである。

06アマリリスの生育12-4-26 06アマリリスの生育

渓流釣り10(中津川唐沢川中流)

今週末からゴールデンウィークが始まるので、その前に4月の納めの釣行を行った。

4:05に自宅を出発し、近くのGSで給油する。@146円と2週間前より4円下落しているが、ガソリン価格が下がる理由は無いので再び値上がりするだろう。宮ケ瀬湖の気温が10℃の中を走って、県道70号線の釣り人の駐車は5台と予想より少なく、5:23に唐沢林道入口前の広場に着く。

登山靴に履き替えて、5:30に唐沢林道へ進む。布川橋から布川の渓流を眺めると、山桜が渓流に映えて美しい。5:50に火打沢隧道を過ぎると、ヒヨドリの大集団に出遭う。自宅の野菜を喰い荒しているときは天敵であったが、今は丹沢の自然の中に溶け込んでおり何も感じない。ウグイスが鳴き技術を大幅に向上させ、とても上手になっている。

6:12に黒岩の道標、6:17に大月沢橋、6:28に物見沢分岐を過ぎ、6:31に物見沢分岐後の唐沢川第一堰堤の上流に入渓する。朝食を摂りながらウエーダーに着替え、仕掛けの準備をする。山ヒルの姿は見えない。気温14℃、水温11℃、平水である。温かい。

6:52から写真01の水深が浅く広いトロ場から釣りを開始する。中央にある石裏に仕掛けを落とすと一発で当たりがあり、力強い引き味で1匹目のヤマメ21cmが釣れた。パーマークが多い在来種のヒレピンヤマメである。写真を撮って直ぐリリースする。今日も全てリリースする予定である。

7:01にその先の落込みの白泡立ちからミミズを流すと、ヤマメが直ぐに当たって来たが、針掛かりが甘く、水面でバシャバシャ暴れたら、バレてしまった。

01水深が浅く広いトロ場12-4-25 01水深が浅く広いトロ場

7:13から写真02の三段の落込み。白泡立ちの流れの筋では当たりが無く、白泡の脇に沿ってミミズを流すと、ヤマメが追いかけてきて開きの位置で喰い付き針掛かりした。

02三段の落込みの広い瀬12-4-25 02三段の落込みの広い瀬

釣れたのは写真03の丸々太った2匹目のヤマメ22cmであった。このヤマメもパーマークが多い在来種のヒレピンであった。写真を撮ってすぐリリースする。良型ヤマメがいきなり連続して釣れたので、今日はこれで納竿しても良い楽勝ムードである。

03釣果ヤマメ22cm12-4-25 03釣果ヤマメ22cm

7:26に右岩壁前の速い流れの瀬。1回目はヤマメが追いかけてきたが追い付けず、2回目に瀬尻から流れ出す寸前に何とかミミズを咥えられ、3匹目のヤマメ15cmが釣れた。パーマークの多い在来種のヤマメで、小さいが素晴らしく美しいヤマメであった。

7:30に小さな段差の小さな落ち込み。落込みの白泡立ちにミミズを沈めると、4匹目のヤマメ15cmが釣れた。パーマークの多い在来種のヤマメであった。

7:32~7:40まで第二コンクリート堰堤。滝壺の水深が十分にあり、仕掛けを流す度にチビメが派手に目印を引っ張って竿先を曲げて楽しませてくれた。合計すると8回もチビメが当ったが、針掛かりはしなかった。

7:42から右側の植林の枝打ち材が積層したザレを慎重に登って堰堤を高巻き、7:45に堰堤の上に出る。堰堤が古いらしく直ぐに渓流が復活している。

7:57に水深が浅い瀬。ミミズを追いかけてきたヤマメが、喰い付かずに周りを回って戻って行った。

8:00に写真04の三流の白泡立ちの良落ち込み。白泡立ちからミミズを流すと、開きでヤマメが40cmほど水面から高くジャンプして目印のオレンジの毛糸を喰った。昔餌釣りしていた時には良く遭った出来事だが、昨年は出遭わなかった。5月からヤマメが沢底を見なくなったら、仕舞い込んであるドライフライを出して来て、ミミズと交換して水面を流してみよう。

8:07に浅い緩やかな瀬。ミミズを咥え瀬一杯を走り回って、5匹目のヤマメ17cmが釣れた。パーマークが多い在来種のヒレピンであった。

04三流の白泡立ちの良落込み12-4-25 04三流の白泡立ちの良落込み

8:13に瀬尻にヤマメが待機しているのが見えた落ち込み。ミミズを白泡立ちの中にポトンと落とすと、瀬尻から白泡立ち目掛けてヤマメが突っ込んで行ったが当たりは無かった。逃げているのである。

8:20から写真05の水深があり、底石が多い瀬。ミミズを流すと、おむすび形の石の裏からヤマメが飛び出すが喰わない。5匹以上は棲んでいそうで、順番を決め追いかけているようである。10回ほど流して諦めかけたら、最後に8:24に6匹目のヤマメ16cmが針掛かりして釣れた。大きな魚に無理強いされ、一番小さなヤマメが追い出されて喰い付いたのだろう。

05水深があり底石が多い瀬12-4-25 05水深があり底石が多い瀬

小唐沢橋の先に、高い石垣堰堤が立ちふさがっているのが見えたので、8:38に右側のザレを登って林道に出て、小唐沢橋を渡り、右岸の山道を進んで石垣堰堤を高巻き、8:43に再入渓する。9:00まで熱いコーヒーとケーキで休憩する。

9:05から写真06の双流の激しい白泡立ちの落込み。中央の石の前の底で魚信があったが、手前の大石の石裏から竿を伸ばしていたので手元に引き寄せられず、バレてしまった。残念。何度失敗しても、仕掛けを落とす前に抜き方を考えない相変わらずの素人である。

06双流の激しい白泡立ちの落込み12-4-25 06双流の激しい白泡立ちの落込み

9:07から水深が浅い広大な大トロ場。魚に見付からないよう、しゃがんで竿を出しながら進んだが魚信は無かった。9:20から写真07の大石の前の二段の落込み。ヤマメが何度もミミズを追いかけて走ったが、最後まで喰い付かなかった。

07大石の前の二段の落込み12-4-25 07大石の前の二段の落込み

9:30から幅の広い落差の小さな落ち込みが続く。白泡立ちからミミズを流すと、チビメが必ず当たってくるほど魚影が濃い。9:35に広い瀬の流れ出し。7匹目の17cmのヤマメが針掛かりして釣れた。パーマークの多い在来種のヒレピンヤマメである。

9:42に双流の良落ち込み。白泡立ちの中に粘って仕掛けを落とし続けたら、9:48にバシャと当たりがあったがすぐにバレてしまった。

9:50から両岩壁が迫ってゴルジュになり、写真08のように五段に曲がって落ちるナメ滝。水深が深く両岸とも岩盤なので通らずだが、粘って仕掛けを落として探ってみたが、魚信は来なかった。

9:55から右側の岩盤を登り、高い所にある安全な山道に出る。ここからは渓流の渓相を見ながら適宜渓流まで降りて竿を出して釣ることになる。10:22に絶好の良落ち込みではチビメの当たりしか無かった。

08五段に曲がって落ちるナメ滝12-4-25 08五段に曲がって落ちるナメ滝

10:28に写真09の右岸からナメ滝で小唐沢が出合う。小唐沢は見た所勾配がかなり急なので遡行するのは難しそうだ。唐沢の上流部は勾配が厳しくないので、しばらくはこのまま遡行できそうだが、10:36に納竿にし、しばらく休憩する。

10:50から左岸の高い所にある河原の中の山道を戻り、11:07に小唐沢橋の上で、昼食を摂りながら着替えをして休憩する。

09ナメ滝で出合う小唐沢12-4-25 09ナメ滝で出合う小唐沢

11:30から林道を下山する。スミレ、ヤマキケマン、キブシ、ヤマブキ等の花が咲き競い、新緑の緑が心の底から洗うように心を新鮮にしてくれる。写真10は林道脇に群生しているキイチゴの白い花である。

子供のカモシカがほぼ垂直な岩盤を静かに下って目の前を駆け抜けたのに驚き、資材を運ぶヘリコプターの作業を目前でじっくり鑑賞し、12:52に駐車した車に戻った。

10林道脇に群生するキイチゴの花12-4-25 10林道脇に群生するキイチゴの花

13:02に出発したが、塩水橋には15台もの釣り人の車が溢れ、途中ダンプカーの10台編成コンボイと遭遇してスレ違いに難行苦労し、へとへとになって14:36に自宅に着いた。

山本周五郎 正雪記

山本周五郎の「正雪記」を読了した。昭和32年の作品である。

江戸幕府が三代将軍まで過ぎ、関ヶ原の合戦、大阪の陣、大名の取り潰し等で、巷に溢れる数多の浪人群による社会不安の芽を摘み取るために、松平伊豆守信綱が由井正雪による東西呼応謀反計画事件をねつ造し、これを口実にして浪人を徹底的に弾圧排除した事件についての物語である。

謀反計画が未遂に終わり、阻止された事件としては、余りにも膨大な数の参画者たちの名前や親族名、処刑の時期や場所が正確に記録に残され過ぎていることから、作者は史実では無く当局者によるねつ造の臭いを強く感じて、かなりの労力を費やして事件の内容を調査したようである。

歴史書では無く、時代小説であるのでどこまでが史実なのは不明であるが、正雪が幼い頃、工事現場で見かけた浪人が日雇い賃の支払いを拒否され、「侍だって人間に変りは無い、侍だって妻子を喰わせなければならない、浪人して扶持に離れれば、たとえ人足をしても侍だって生きて行かなければならない、そうじゃないだろうか」と訴える光景を見て、世の中の不合理なものに目覚めて行く過程を作者は描きたかったのだろう。

山本周五郎は登場人物の性格描写がいつも丁寧であるので、時間を掛けながら作品の中に気持ちが入り込み、小説の世界に没頭してしまうのである。感銘を受けた作品であった。

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