ボカシ肥料に加水・切り返し

昨日の朝から降り始めた雨は、終日降り続いて累加雨量が48mmに達した。年末・年始に雨が降ることは、これまでにも度々あったが、スコールのような土砂降りの雨が降り続いたのは、湘南藤沢に暮らして68年の生涯で初めての経験である。

原発を止め、化石燃料をドンドン燃やした影響で、日本古来の自然循環体系の毀損が促進され、地球が壊れ始めている気配を、私はひしひしと感じるのである。

写真01はボカシ肥料の表面に析出した白カビである。ボカシ肥料床の周辺は、温かい湯気が立ち上り、かなりの活気に包まれており、気温14℃、土湿100%、地温54~57℃、ph5.3~5.8で、小さな虫が一杯飛び回っているのである。

用田農園周辺の畑が、厳しい寒波に襲われ、静かな死の世界になっているのに、ボカシ肥料の周辺だけは命が躍動しているのである。

01ボカシ肥料表面に白カビ12-12-31 01ボカシ肥料表面に白カビ

ジョウロで水を20ℓほど加水しながら、シャベルで切り返しを続ける。ボカシ肥料床の内部は写真02のように白カビが繁茂し、発酵による湯気をもうもうと立てており、子供の頃に田舎で嗅いだ強烈な腐敗臭が、鼻をへし曲げる。加水・切り返し後の土温は、35~42℃と18~20℃ほど下がっていた。

明日の元日だけは、子供達が来宅するので用田農園に来ないが、2日からは毎日用田農園にきて、切り返しや加水をして、発酵の管理をしなければと思っている。

02内部にも白カビが一杯12-12-31 02内部にも白カビが一杯

写真03はセロリ19ケ(累計66ケ)の収獲である。防虫シートだけでは、氷点下4℃を下回る早朝の放射冷却の寒さに負け、セロリの株全体が萎れていたのだが、穴の明いたビニールの保温シートを二重に被せてみたら、急速に元気を復活し始めたのである。

今回収獲した19ケの内では、萎れていたのは僅かに1ケだけで、残りの18ケはピンピンとして元気溌剌であった。

03セロリの収獲12-12-31 03セロリの収獲

ボカシ肥料を切り返す

昨夜からの雨は累加雨量10mmで上がっていたが、今朝は雲が厚かったので放射冷却が無く、気温4℃と温かかった。

用田農園のボカシ肥料は白い蒸気を吹き上げるほど発熱していた。

早速測定する。気温4℃、土湿100%、Ph6.2~6.5、土温28~40℃であった。一番高い土温が40℃になっていたので、初めての切り返しを行う。

もうもうたる湯気の中で、厳しい腐敗臭を一杯に嗅ぎながら、しっかりと切り返しを何回も繰り返し、大きなダマを手で握り潰した。

切り返し後の土温は、26~30℃と少し下がったが、肥料床全体から、発酵反応に湧き立ち、活性化している勢いが感じられた。この調子なら今年はボカシ肥料作りに失敗することは無いだろう。

コンポストの野菜が畑土に

今日も氷点下の厳寒の中、用田農園を訪れると、車を停めた所から15mほどの先のボカシ肥料を作っているブルーシートの所から、ユラユラとカゲロウが立ち上っているのが認められた。ボカシ肥料をセットしてから4日目のことである。

早速測定セットを使って測定すると、気温3℃、土湿100%、土温13℃~28℃、ph6.4~6.5と言うデータであった。手でボカシ肥料の上を触ってみるとかなり温かく、独特の腐敗臭が強烈に臭っており、発酵が順調に進んでいるようだ。

今日は2年間生ゴミを熟成させてきたコンポストの中身をシャベルで掻きだしてみると、写真01のように完全な畑土になっていた。もう少し未熟な状態を想定していたのだが、臭いが無く、手で触って見ても完全な畑土に熟成していた。

01コンポストの内部12-12-28 01コンポストの内部

写真02はコンポストの中身を畑に撒いた所である。我が家の生ゴミが初めて土に還るのを見届けて感無量な気持ちになったのである。僅かな分量にしかならないが、野菜クズが2年の歳月を経て畑土に還って循環して行くのはとても嬉しい気分であった。

02畑に撒いたコンポストの土12-12-28 02畑に撒いたコンポストの土

ボカシ肥料発酵せず

今朝の自宅2Fベランダで測定した最低気温は1℃であったが、太陽が明るく差し込む9:30に用田農園に着いた時の気温が1℃であったので、用田農園の冷え込みは氷点下をかなり下回っていたのだろうと思っている。

ボカシ肥料の測定をすると、地温は6~10℃と気温よりも温かいが、発酵している温度には至っていない。Phは6.0~6.5と酸性に傾いているので、酸化反応が進んでいるのは間違いない。

長ネギ23本(累計45本)、人参60ケ(累計94ケ)、白菜6ケ(累計23ケ)、キャベツ4ケ(累計8ケ)、芽キャベツ53ケ(累計399ケ)、水菜を大量に収穫した。

写真01は長ネギ23ケ(累計45ケ)の収穫である。土寄せをさぼったので白い部分が短くなり不良になってしまった。

01長ネギの収穫12-12-27 01長ネギの収穫

写真02はニンジン60ケ(累計94ケ)の収穫である。太さは十分なのだが長さが少し足りない感じである。強風で葉が打倒された影響が残っているのだろう。農業は奥行きが深いのである。

02人参の収穫12-12-27 02ニンジンの収穫

写真03は白菜6ケ(累計23ケ)の収穫である。防虫ネットのマルチングは厳寒の氷点下の気温が続いている状況では、効果が薄れてしまい惨憺たる状態になっている。外側の葉を数枚切り取れば、瑞々しい葉が現れるのでこの状態で畑に残しておいても良さそうである。

03白菜の収穫12-12-27 03白菜の収穫

写真04はキャベツ4ケ(累計8ケ)の収穫である。大きな外葉には氷が張っており、とても球を生育させる状況には無さそうである。巻きの密度が低く、カチッとした手応えが無い緩巻きの状態である。

04キャベツの収穫12-12-27 04キャベツの収穫

芽キャベツ53ケ(累計399ケ)を収穫し、水菜を大きなレジ袋に溢れるまで収穫した。ホウレンソウは元気だが、セロリは二重にマルチングしたのに、萎れて食べられない状態になっており、春菊は全株が茶色に枯れた状態が続いている。

ボカシ肥料の酸化が始まる

今朝の気温は0℃で、用田農園はバリバリに凍結していた。

ボカシ肥料床を慎重に計測すると、地温は気温と同じ4℃で、発酵が進んでいないようだが、phは6.5と酸化が進んでいた。独特の発酵臭がかなり激しく臭い始めており、発酵の工程が始まっているのは明らかなので、明日になれば一気に発熱しそうな雰囲気である。

長ネギ14本を収穫し、小松菜を収穫してから、セロリの萎れている枝を22ケ収穫した。セロリは防虫ネットでマルチングをしていたが、今年の厳しい寒さには歯が立たない感じなので、防虫ネットの上に穴空きの保温シートを追加し、根元にはヨシズの切れ端を敷き詰めておいた。

なんとか厳しい寒さに耐え抜いてもらいたいものである。

 

ボカシ肥料を切り返し

今朝の気温は氷点下2℃で、9:00に用田農園に着いた時の気温は1℃で、畑土はガチガチに凍り付いていた。

最初にロータンクに張った氷を棒で突き割ってから、ポリ容器で運んできた60ℓの水をロータンクに補給する。水栓をひねっても水が出て来なかったが、太陽に温められて約1時間後には水が通ってきた。

昨年作ったボカシ肥料20Kgを肥料床の上から追加して、良く切り返し、その後ジョーロで順次20ℓの水を加えながら4回ほど切り返しを行い、大きなダマは手で小さく砕いた。

写真01は切り返しを行った後のボカシ肥料床である。手で握ると水分が直ぐに滲みに出るほどの目指す湿り気になっている。

01ボカシ肥料を切り返し12-12-25 01切り返し後のボカシ肥料

写真02は発酵の進捗を計測するため測定器をボカシ肥料に差し込んだ所である。

地温は太陽が当たっているか否かにより、東~西まで3℃~6℃とバラついていたが、全ての地点で、土湿度100%、ph7.0と発酵は始まっていないが、準備が整ったことを示していた。

昨年は勉強不足で失敗を繰り返したが、今年は十分に学習して、通風、水遣り、畑土混ぜの3つのコツを習熟したので、明後日には蒸気を発して60℃の地温になっているだろうと期待している。

02発酵の進捗を計測12-12-25 02発酵の進捗を計測

ボカシ肥料作りを開始

今年も来夏に備えてボカシ肥料作りを開始した。

菜種の油粕を40Kg畑土の上に広げてみたら、とても奥行きが1.2mには収まりきらないので、二つ折りにしたブルーシートを広げて床の面積を二倍に広げることにした。

ブルーシートが低いと、シャベルで切り返す作業が難しいので、高く張り直した。

米糠45Kgを油粕の上に広げてから、ざっとシャベルで掻き混ぜ、真中に凹みを作って、水を注水しながらシャベルで掻き混ぜ続けた。

水はロータンクの100ℓだけでは足りずに、ポリ容器に残っていた20ℓの水を追加して何とか全体をほどほど湿らすことが出来た。

明日水をポリ容器に入れて50ℓほど運んで追加すれば、軽く握って水が落ちる目標の湿り加減にすることが出来るだろう。

01ボカシ肥料の作成開始12-12-24

油粕と米糠だけだと白っぽい色になるのだが、畑土がたくさん混じっているので、かなり黒っぽい色合いになっている。畑土は意識的に混ぜているのである。

作業を終えてから測定すると、気温7℃、土温9℃、土湿90%、Ph7.0であった。発酵が進めば、土温60℃、Ph3.0になるだろう。

昨年のボカシ肥料が1袋残っているので、明日一緒に混ぜてみようと思っている。

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